今日は、設定した目標を必ず達成するための極意をお伝えしたいと思います。
目次
あまり自分のことを話したことはないのですが、高衣は目標を設定して達成し、キャリアアップをしてきた人生を歩んできました。
24歳までは、この仕事ずっとしていたくない!とモヤモヤ・イライラしていて、転職を試みるも、英語ができないからとことごとく落ち、落胆の日々を過ごしていました。
そのうちの一人の面接官から、これから勉強してまた来てください、留学したらどうですか?と言われました。そしてその時、咄嗟に出てきた言葉が、
「今から留学して帰ってきたら、30歳になってしまいます。」でした。
その時の返しが「So what?」だから何? でした。
私 「だから何って・・。人生終わっちゃうって言われていて・・」
面接官「なぜ?」
私 「なぜって、そのように言われていて・・・」
と答えて、確かに、30まで日本にいなかったら人生終わる、というのは、どこから来たんだろう。と思っていると、畳み掛けるように、
面接官「英語ができたら、うちは年齢は関係なく採用するよ」
と言われました。
そして、そのやりとりを経て、私の最初の目標である
『仕事で使える英語力を身につける』を設定しました。
そこから、3年で会議通訳になり、MBAを取得し、証券アナリスト資格を取って遅咲きのアナリストになり、ポートフォリオ・マネージャーになり、49歳でコーチに転身し、53歳で会社を2社経営するに至ったという経緯があります。
思えば、目標を立て、戦略を立て、実践し、達成してきた人生でした。さらに、全て、目標を立てた時には、普通より10年以上遅いタイミングでした。
さて、ここからは、『設定した目標を必ず達成するための極意』について見ていきましょう。
はじめに、目標を達成できるかどうかは、設定時に実はその8割が決まります。
なので、設定する前に時間をかけたかどうか、設定するときのプロセスをしっかり踏んだかどうかがポイントになります。
設定前にやることは、以下の二つです。
・なぜ、その目標なのか
・その目標を達成することでどういう人生を送りたいのか
目標の目的を明確に言語化します。
『目標の目的』、これを曖昧にしたまま、これを達成できたらいいな、という形でなんとなく目標を設定する方が多い印象があります。
目的が明確でない目標の場合、途中でなぜ自分はその目標に向かって頑張っているのかがわからなくなり、途中で脱落してしまう可能性が高まります。
なぜなら、目的がわからないということは、『その目的を達成したら自分は本当に幸せなのか』がわからないで始めていることを意味するためです。
これを達成したら、絶対に私は今送っている人生よりも毎日幸せに生きることができる、というポイントに確信が持てていたら、
・ 今の楽しみ(遊びなど誘惑)が霞んでみえ
・ 今の楽しみではなく「目標に向けた行動」を選択することができます。
目標に向かう道のりを、辛く感じないようにする、そのためにすることが、目的を言語化するというプロセスになります。
なので、その目的は、達成した暁には自分がより幸せを感じる人生になる目的である必要があります。
その目的が自分を幸せにするものかどうかは、どうすれば判断できるのでしょうか。それには、自分が「何がどうあったら、何がどうなっていたら幸せを感じる人かどうか?」を知っておくことが必要です。
その答えを、『人生の最終ビジョン』と呼びます。
例えば、私なら、自分だからこの仕事ができている、自分だけの貢献を世の中にできている、と感じる人生になったら幸せを感じます。それは、私が個人的に持つ才能や天才性を、仕事を通じて遺憾無く発揮できている状態です。
私の周りには、プライベートな友達ではなく、共に同じ方向を向いて歩く同士がいます。家族ではなく、仲間がいます。
そのビジョンに繋がる(目的)ために、この目標がある。
例えば、初期の私の場合だと、英語ができるようになったら(目標)、より女性が大きな責任を任される外資に転職ができ、才能や天才性をより発揮できる毎日になる(目的)。だから、そのために英語を勉強する。
なので、私が立てた最初の目標は、「英語をネイティブに間違えられるまでにする」でした。
今日のポイントは、
ここで、注意したいのは、そのビジョンが「理想」にならないようにすることです。よく、理想に向かって、という言葉を使いますが、私たちが「理想」として掲げるものは、実は、自分が「幸せを感じる生き方」ではなく、「人から評価される生き方」だったり、「人から羨ましがられる生き方」になっていることに、すり替わってしまっていることが多いです。
それをそのまま「人生で目指す最終ビジョン」にしてしまうと、達成しても幸せを感じません。世の中には、世間的に成功と言われる人生を送っていて、不幸せな方が沢山います。
その方向に向かって、何年も目標を立てて頑張るのは、頑張っている間も、辛く苦しいものになります。 本当に自分が幸せを感じる人生に向かっている道のりは、達成前から楽しく幸せを感じる道のりになります。
これは、人間行動学で明らかになっていることですが、実際に、人生デザイン構築学校®︎の受講生さん達が実証してくれています。
向かっている一歩目から楽しい。
人生は、何かを達成するまでが我慢で、達成して初めて幸せになる、といったものではなく(私たちはそう教えられてきましたが)、実はそれは違っていて、
誰でも、今この瞬間に、楽しく幸せに歩む人生にすることができるものなのです。
これから目標設定される場合には、参考にされてくださいね。
後編はこちら
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人生デザイン構築学校では、個人が幸せな人生を自分自身でデザインできるようになるために、Dr.ディマティーニ開発の『価値観ミッケワーク』(正式名:バリュー・ディターミネーション)を行っています。このワークによって、これからの人生を幸せに生きるためのあなた自身の『最高の価値観』と『人生のミッション』が明らかになるのです。
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