挫折した目標を幸せに行動できる目標に修正する3つのポイント

目標を立てても、1ヶ月も持たずに挫折してしまった、そんな経験はありませんか?
挫折をしたら、それにがっかりしたり、自分を責めたり、「中途半端に終わってしまった自分をダメなやつだ」とジャッジしたりして、落ち込み、そこで行動が止まってしまう・・・。
それを繰り返していると、生きれば生きるほど自己肯定感が下がっていきます。
今日は、そんな方への対処法をお届けします。

挫折をした時に陥る二つの思考

挫折をした時、私たちの思考と行動は、二つに分かれます。
一つめは、自分を「挫折したダメなやつだ」とジャッジして、落ち込んでそこで行動が止まる。
二つめは、挫折したことには意識を向けず、
これからどうしたら目標を最終的に達成できるのかを考え、当初の目標を修正して前進を続ける。
どちらに行くかが、今後の「人生の質」を変える分かれ目になります。
ここで、目標を立てる目的を考えてみましょう。

目標を立てる目的

目標を立てる目的は、目標を達成するためではありません。目標に向かうことで、人生の質を高める、より自分が豊かさと幸せを感じる人生にするために、立てるものです。
Aさん: 達成することが目的にすり替わってしまっていると、挫折した時に、挫折したこと、に意識のフォーカスが当たってしまいます。
Bさん: 達成することではなく、それに向かうことで人生の質を変えることが目的だとしっかり認識していると、挫折した時に、「向かい続ける」ことに意識を向けることができます。
Bさんの場合、向かい続けることが重要なのですから、ここからどうしたら続けられるのかを考えます。自分の生活や性格を考慮していなかったことに気づき、それらを考慮し、現実的に続けられる目標に修正し、そして新しい目標に対して行動をし続ける。
それが大切です。今回は、そんな目標修正のポイントを3つお伝えします。

目標修正の3つのポイント

1. 現実的に実現可能な、ハードルが高くないものを選ぶ。

私たちは、自分には何ができて、何ができないか、無意識下でわかっています。ですが、目標を立てる段になると、自分に関するその情報を無視して、「理想」に走ります。目標を立てる時に、こうなったらいいな、の理想のMAXを目標に設定しまうのです。
自分を「理想の形」に一気に変えようとすること、それが早期挫折の原因です。
目標には、行動目標成果目標という二つの形があります。
行動目標とは、「どんな行動をするのか」を目標とするもので、成果目標とは、「どんな成果をあげるのか」を目標とするものです。
例えば、TOEICで900点を取る、は成果目標、毎日1時間TOEICの勉強をする、は行動目標です。
習慣系の目標は、行動目標に入ります。自分の生活スタイルや性格、環境などを考慮し、理想に走らず、毎日今の自分が必ずやれる、今の自分にとってハードルの高くないものを選ぶことが重要です。
ハードルが高くない、は、さらに、出来るだけハードルを小さくする、とするともっと効果的です。
例えば、残業や接待などで、毎日帰宅時間が22時の人が、毎日1時間を勉強にあてるのは、現実的でしょうか。
1日15分であれば、寝る前に取れるかもしれません。朝5分、昼休みに5分、帰宅後5分、などと分けることもできるかもしれません。
また、新しいことは、一つにすることも、重要です。
例えば、『朝5時に起きて通勤前の2時間、英語の勉強をする。』という目標を立てて挫折したとしたら、分析してみてください。
1)朝5時に起きる、と
2)英語の勉強をする、
の両方が、今までやっていなかった新しいことになっていませんか?
今まで朝5時に起きていたけどネットサーフィンをしていた、瞑想をしていた、ヨガをしていた、のなら、その時間を英語の勉強に充てる、というのはOKです。
あるいは、今まで毎日夜2時間英語の勉強をしていた、それを朝に変える、これもOKです。
ですが、朝5時起きも、英語の勉強も、今までどちらもやっていなかった方が、この目標を設定すると、実現の可能性はかなり難しくなります。
どちらかはすでにやっていて、新しく取り入れることが一つであれば、やれる確率がグッと高まります。
理想を追わない。自分にとって、出来るだけハードルを小さくする、それが一つ目のポイントです。

2. 行動目標は具体的にすぐに行動できるものにする

2番目のポイントは、行動目標の場合、考えずにすぐに行動できるように、なるべく具体的なものにすることです。
例えば、「毎日1時間TOEICの勉強をする」は、

  1. 毎日ニュース英語を3本聴く
  2. そこで出てきた知らない言い回しを3つ覚える
  3. 翌朝電車の中で、3つを覚えているかを確認する

とすると、どうでしょうか。ニュース英語も、どこどこのヘッドライン上から3つ、経済系3つ、など、選ぶために考えることをしなくて良いように、前もって決めておきます。

3. 達成した先の世界は自分にとって本当に魅力的かを考える

例えば、朝ジョギングするという目標を立てて挫折したとしたら、分析してみてください。
1)そのこと自体が好きなことですか?
2)目的は、自分の価値観に合致していますか?
そのこと自体が「割と好き」な場合はOKです。あまり好きではない場合は、目的を確認してください。「健康のため」「シェイプアップのため」「体力をつけるため」など出てくると思います。
これらの目的のもう一段先の目的を考えてみてください。
「健康のため」は、健康になって、どうしたいのですか? 仕事をバリバリやるため?、長生きして毎年夫と旅行に行きたいため?
「シェイプアップのため」は、スリムになって何をしたいのですか? もてたいため?、「仕事のシーンで颯爽としていたいため?
私たち人間は、自分にとって「やる意義がある」と思えるものにしか行動のモチベーションが生まれません。
目標そのものが、
そもそも自分にとって「意義」があるものなのか
それを達成すると、その達成した先には何が待っているのか
その新しい世界は、自分が本当に欲する世界なのか
これらが自分の中で明確にないと、私たちは行動ができません。
もしかしたら、あなたは、「これが習慣になると、こんないいことがあるよ」と誰かが言っていたから、それを取り入れようとしているかもしれません。
それだけでその習慣を目標にすると、「その人の言う『いいこと』とは、本当に自分にとって『いいこと』なのかを、無意識層で理解していないので、行動ができなくなります。
行動目標(習慣目標)に挫折したら、それを見直すチャンスです。
その目標が、本当に自分にとっての「幸せ」をもたらしてくれるものなのか、自分にとっての『意義』を改めてみてみましょう。
すると、その目標は自分には必要ないことがわかるかもしれません。その目標を達成した先の世界は、実は自分にとっては魅力を感じない世界であるかもしれません。
私たちの無意識は私たち(の顕在意識)より賢いので、自分のためにならない(自分に幸せをもたらさない)ものは行動しません。
修正後に新たに立てる目標は、
『この目標は、達成したら、自分が人生で成し遂げたいことに繋がっているのか』
『この目標は、達成したら、自分が『幸せ』と思う人生に繋がっているのか』
『この目標は、達成したら、自分が『成功』と思う人生に繋がっているのか』
それを考えてみます。
それがないと、いくらハードルを小さくしても、行動はできません。
(株)リンクアンドモチベーション取締役、
麻野耕司氏が上梓された『THE TEAM 5つの法則』では、このことを、「意義目標」と呼び、その重要さを解いています。
これが明確にあって、さらにハードルを小さく、そして具体的なものにすることができれば、行動目標をクリアする確率はグッと高まり、成果目標を達成する確率も高まります。
自分にとって何がどうあったら幸せなのか?
何がどうなったら成功と言えるのか?
それが、私たち個人が一人一人持つ、『最高の価値観』です。
最高の価値観を明確に知っている人が、目標をどんどん達成してより良い人生にしていっているのは、自律性が高いとか、意志が強いとか、そういったことが人より長けているのではなく、「意義」を感じていることを目標に設定しているからです。

まとめ

挫折をしたら、チャンスです。上記の3つの観点から、目標を修正設定してみてください。
最初に立てた目標を挫折したまま放置して過ごすか、修正して新たな目標に向かうか、最終的に自分が笑うのはどちらでしょう。
全ての行動が、自分を幸せにする方向に向かっていること、それが確信できた時、目標を達成する前、それに向かって歩んでいる最中から、私たちは幸せを感じます。
挫折をしたら、そのような毎日に転換するチャンスです。
ぜひ、上記を活用して、今の目標に向かう毎日を幸せに過ごしてくださいね。
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