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2016
06月03日

『何かを得ると幸せになる』との信念を手放す

これまで、中庸にいることの大切さをお伝えしてきました。
ですが、そこに居続けることは、簡単なことではありません。
中庸=本質=真実、ですが、私たちは、ここから離れ、自分の本質を見失いがちです。
どのような時に、自分の本質から離れてしまうのでしょうか。
一番の要因は、何かに「執着」を持っている時です。
執着心とは、ある信念の元に生まれます。
その信念とは、
『あるものに執着することによって、何か報酬を得ている』
というものです。
報酬とは、例えば、安心感や心地よさ、満足感、何かに対する忠誠心、未知のものに対する恐怖の回避、などです。
これら報酬を得ると、私たちは『幸せ』を感じる・・・と思い込んでいます。
これを、信念と呼びます。
信念、という響きは、日本語として良い響きがあり、良いイメージがありますが、英語で言うと、ビリーフ、思い込み、という意味もあります。
この言葉に、良い悪いの判断は含まれていません。
ただ、『信じていること』という意味です。
さらに、この信念は、ある幻想の上に形成されています。
その幻想とは、
『それらの報酬は、自分に今欠けていて
「獲得」しなければならないもの』
というものです。
太っている => 痩せたら幸せになれる
彼に愛されていない => 愛されたら幸せになれる
これらは、真実でしょうか。
これら安心感や心地よさ、満足感といったものは、私たちの本質に元々ある心の状態です。何かを得た結果得られる状態ではなく、私たちが元々、持っているものなのです。
それが真実です。
ただ、普段それを感じることができない。本質に在ることが普段ないからです。
それは、それらを外から獲得しなければ、自分の中に得ることができないという幻想を生みます。
さらに、それを得た後に得られると思っている心の状態=感情に執着していること、それがさらに、自分を益々本質=持っている状態から遠ざけます。
その「幸せな感情」を追い求めなければ、私たちは、私たちの本質、つまりそれが
ある状態にいることができるのに、外に求めるその行為自体が本質から離れることになってしまい、元々あった幸せな心の状態から、どんどん離れていってしまうのです。
なんとも、哀しい人間のサガです。
元々その状態にあるのに、わざわざないと思い込み、外に求め、それに執着する。
執着すると、益々求める心は増幅します。
手に入れた時の感覚・感情に中毒になり、ともすると、依存にもなります。
中庸にいるとき、自分の本質に戻ったとき、それらは、あるのです。自分の中に。
なので、何も要らなくなります。
幻想である信念を手放すことができます。
執着を手放すことができます。
私たちの本質は、それ自体完全です。
その状態で、幸せです。
外に向かうのではなく、自分の中庸に向かいましょう。
常に本質に居続けることに意識を向けましょう。
そこにいる選択をすれば、完全で幸せな状態にいることができます。
私たちは、その状態でいることを選択できるのです。
あなたは、まだ、外に報酬を求め続けますか?
それとも、自分の完全な本質に戻って
至福の喜びを感じますか?
今週も一週間、沢山の貢献をしましたね。
同僚に、会社に、ご家族に、パートナーに。
そのことを心から喜びましょう。
自分を誇りに思いましょう。
そして、貢献できたことに感謝することも忘れずに(^^)。

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