2019年6月16日
資産形成に必要不可欠な要素は、何だと思いますか?
稼ぐためのスキル、専門知識、貯めるための戦略、忍耐。
それに、増やすための知識、スキル…。どれも、重要です。
ですが、これらを得るよりも前に、持っていなければならないメンタルの要素があります。
目次
それは、
『自分は何をしたとしてもしなかったとしても、価値ある存在であり、愛に値する』
と根拠なく信じられる心の状態です。
これは、英語でSelf-wealth, 日本語で『自己価値感』『自己重要感』と表現されます。
これがあって初めて、資産形成が可能になります。これがないと、資産形成はできません。
その確率は、私がこれまで見てきたプロを含む様々な投資家を見てきた経験則ベースでは、殆ど全てのケースにおいて、と言っていいと思います。
なぜ、全てのケースで、そうなるのか。それは、私たちの外側に具現化する世界は、私たちの内側を反映するものだからです。
自分が信じている「自分の価値」に比例して、形成できる資産価値が決まります。
逆に、持っていてはいけないメンタル要素があります。その一つに、罪悪感です。
何かに罪悪感を感じていると、その気持ちが、自分への愛を削ぎ落としてしまいます。
なので、自分を愛する方法などを本やセミナーなどで学んで実行しても、罪悪感を持っている限り、その効果は半減してしまうのです。
なので、最初に罪悪感を消す必要があります。
罪悪感とは、過去にあなたが誰かに喜びよりも多くの苦痛をもたらしたとか、利益よりも損失をもたらしたとか、プラスよりもマイナスをもたらしたといった、あなたの「認識」の上に成り立っているものです。
そして、そのあなたの認識は、あなたが見えているものだけの上に形成されているものであって、「真実」とは限りません。
私たちには通常、上に挙げたワークなどで強制的に別の面を見ようとしない限り、物事の1面しか見えていません。
1面しか見えていないということは、真実ではない「幻想」を見ていることになります。
罪悪感は、この幻想の上に持ってしまっているものであり、真実を全て知ったら、「なーんだ、罪悪感持つ必要なかったんだ。」と思うことになります。
*だからと言って、好き放題やっていいと言うことではありません。
誠心誠意、周りの人を愛し尊重して生きることにベストを尽くし、それでも誰かにマイナス(と思われること)を与えてしまった時に、罪悪感は持つ必要はないと言うことです。
真実は、誰にとっても、ポジティブとネガティブは常にペアで同時に、同じ量だけやってきます。
これを、とにかく、頭に叩き込んでください。
あなたが何かをした結果、誰かが苦痛を受け取ったとしても、同時にその人が、起こっている正反対の喜びを受け取っていない、ということはあり得ないことを知ってください。
自分が苦しかった時のことを思い出してください。
誰かに苦痛を与えられたとき、必ず他の誰かがあなたに喜びをもたらしてくれたはずです。
そんなものはなかった、と思う場合、その一面が見えていないだけなので、探してください。
喜びを受け取っていたにもかかわらず、悲しみや苦痛があまりにも大きいと、それを認識することができません。
ですが、それは、私たちの顕在意識の外にある『反記憶』と言うものに、記憶されています。なので、探すと必ずそこにあったことに気づきます。
ポジティブ(とあなたが認識すること)とネガティブ(とあなたが認識すること)は、誰の元にも常に、ペアで、同時に、同じ量だけやってきます。
時間的に同時にやってくるものにプラスして(あなたに振られた時、親友が助けてくれた)、ネガティブが転じてポジティブになる(あなたに振られて、もっと良いパートナーに出会った)など時間軸を経てやってくるものもあります。
いずれにしても、もしあなたがネガティブをもたらさなかったら、ペアのポジティブももたらされていませんでした。(これについては、「試練は二度美味しい」を参照ください。)
なので、あなたが罪悪感を感じる必要は全くないのです。
相手はとっくの昔にそれに気づいて、むしろあなたに感謝しているかもしれません。
あなただけが未だに、「傷つけた」と思い込んで、悔やんでいる、
そしてあなたの人生、資産形成に制約をかけているとしたら・・・。
バカみたいですよね。
罪悪感を持って、自分の過去の行動を悔やむたびに、その感情は蓄積されてゆき、あなたは自分の価値をだんだんと過少評価するようになります。
少しずつ過小評価が大きくなっていくので、自分ではそれに気づきません。
子供の頃は、自分の価値は見えていたのに、罪悪感によってだんだん見えなくなってしまいます。
罪悪感は、あなたを「人に借りがある」という思いに縛り付け、あなたは、いつまで経っても支払いきれない借金を払い続けることになります。
このマインドの状態ーいつまでたっても支払い切れない借金を払い続けなければならないという思いに満たされているーでは、富は形成できません。
怖れにしても、同じことです。
罪悪感は、自分の過去の行為に対する幻想から持ってしまう気持ち、怖れは、将来に対する幻想から持ってしまう気持ち、その正体は、物事の片面しか見えていないことから持ってしまう真実とはかけ離れた認識、すなわち、幻想です。
過去にネガティブとポジティブ、同時にやってきていたなら将来も同じこと。
何か良くないこと、ネガティブなことが起きても、ポジティブが、必ず同時に、同じ量だけ、もたらされます。
これは、宇宙の普遍の法則なので、例外なく誰にでも当てはまります。将来に対する怖れ、不安、心配は、必要ないのです。
Self-welth(ウェルス=富)の量 は、self-worth(自己信頼感、自己価値感) の量に比例する。
先のワークの開発者、Dr.ディマティーニは、こう言っています。
私は、これまで多くの成功しているファンドマネージャーや投資家を見てきていますが、これは本当に真実であると思います。
自己信頼感、自己価値感を持たずして、富の形成をすることは、不可能とは言いませんが、かなり難しいです。
一時的にできても、すぐに失ってしまうでしょう。また、得たり失ったりを繰り返し、浮き沈みの激しい人生と資産状況になります。
あなたが何をしたか、しなかったかに関係なく、あなたは愛し愛される価値があります。
これも、Dr.ディマティーニの言葉です。あなた自身の行動に関係なく、あなたには価値があります。
そう言い切れる根拠は、また改めてお伝えします。
そして、あなたが思うあなたの価値の程度と、あなたが形成できる価値の量は比例します。
これをしっかり頭に入れ、富の形成を目指すなら、そのための土台 ー確固たる自己価値感ーをしっかりと持ち、全ての罪悪感を抹消しましょう。
資産形成はそれからです。
罪悪感を消すワーク
自己価値感を高めるワーク、罪悪感を抹消するワーク、様々なワークがありますが、本記事をお読みになっている皆さまに、罪悪感を抹消するワークをプレゼントします。
ワークを行って、あなたが生まれた時に持っていた、あなた自身の価値を微塵も疑わない状態を、しっかり取り戻してください。スキル知識は、そのあとでないと、入れても使いこなせず、無駄になります。
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