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2022
12月20日

自己肯定感が上がる今年の振り返り方法

自己肯定感が上がる今年の振り返り方法

今年も残りわずかとなりましたが、あなたはもう振り返りをされたでしょうか?

「今年の振り返り」というと、何だか気が重い感じがするかもしれませんが、実は、振り返りの仕方によっては、あなたの自己肯定感を高めるものにもなっていきます。

今日は、自己肯定感が上がる今年の振り返りについてお伝えします。

できたこと、達成したことにフォーカスする

振り返りと聞くと、通常思い浮かべるものは「反省」との言葉ではないでしょうか?なぜか、私たちは「振り返り」 =(イコール) 「反省」と思うようになっています。

確かに、「反省」となると、自分が出来ていなかったことや、失敗したことに視点が向いてしまうので、これでは、自己肯定感が上がるどころか、振り返りをすればするほど下がっていきます。

ではどうしたらいいのでしょうか。答えは簡単、振り返りを行う際は「できたこと」「達成したこと」にフォーカスをしていくといいのです。

楽観的な振り返りに成長があるの?

自分に厳しい人や、長年企業で働いてきた方は、何かあると必ず「反省会」を行ってきているため、できたことにフォーカスするような楽観的な振り返りを行うことで、成長があるのかな?との疑問を感じるかもしれません。

ですが、私たちは自分が達成したことについては、あっという間に忘れてしまう習性があり、自分が達成した事実を実感していないことがほとんどです。

例えば、仕事をする中でタスクリストを使ってTodoを管理されている方も多いと思いますが、タスクリストは常に「やること」がリストに記載されていて、終わったものはチェックを入れて、消し去ってしまいますよね?

こうすると、常に「まだ終わっていないもの」が目に入るようになり、終わったTodoに目が向きません。
しかしながら、私たちは1日の中でも非常に多くのことを成し遂げています。

その事実を自分自身が認識するためにも、「できたこと」を振り返ることは非常に重要です。

そして、「できたこと」を認識した上で、「次にもっとよくなるには?」を考えることで、思考が未来に向かい、今回の経験を踏まえて、新たな視点を持って次の行動を選択していくことができます。

このサイクルを回していくことで、反省するよりも楽しく、幸せに成長していくことが可能なのです。

振り返りのステップ

では、早速振り返りのステップとその概要についてお伝えします。

完了したこと、達成したことを洗い出す

今年1月〜12月までに完了こと、達成したことを書き出しましょう。基準はあなたの独断なので、自分に優しく、1ヶ月あたり5個以上は出していきましょう。

1月のことなんて、すっかり忘れてしまって…。という場合には、スケジュール帳を見返してみたり、1月にあった比較的大きなイベントなどを振り返ってみると何個かは思い出せると思います。

正解はありませんので、大小問わず、自分基準でどんどん書き出していきましょう。

完了したこと、達成したことからあなたが得た無形の資産は何か?

その経験をしたことで、あなたが得た無形の資産を考えます。

例えば、あるプロジェクトのリーダーを任され、無事に完了したのであれば、

・リーダーシップの発揮の仕方
・メンバーへのサポート方法
・チーム外担当者との連携方法
・コミュニケーション力のアップ

など、今までは持っていなかった自分の無形の資産が培われていることに気づくと思います。これらの資産が養われたのは、その達成したことを、達成するために取ったプロセス、行動があったからです。

その意味では、結果としてゴールが達成できていなかったことからも、無形の資産は得ています。その事実を客観的に認識していきましょう。

それに貢献してくれた人は誰ですか?

あなたがその無形の資産を持つことになった背景には、必ず誰かの貢献があるものです。自分一人で何かを成し遂げることは、ほとんどありません。

・誰がいたからそれが達成できましたか?
・その方に感謝できることは何でしょうか?

それを書き出して、「◯◯さんありがとう」と心の中で感謝ビームを送りましょう。

この作業を繰り返していくと、心がじんわり暖かくなってきませんか? 私は毎年この振り返りを行い、自分を支えてくれた人たちがたくさんいることに気づき、感謝の涙を流すことが習慣になっています。

今年も、じっくりと感謝を味わい、幸せな時間を過ごしていきたいと思います。

自分の心の状態を確認する

ここまでくると、あなたの心の状態は感謝で満ち溢れています。
その心の状態で、改めて「できたこと、達成したこと」をじっくりと見つめてみましょう。

1年で達成してきたことの多さにびっくりするかもしれません。そして、その過程で身についたものを振り返った時、受け取っているものの多さに気づくかと思います。

この状態になった時、あなたの自己肯定感はどうでしょうか?

「思ったよりもやっていることが多かった」
「実は自分はこの1年ですごく成長していた」

ことに気づくかもしれません。

忙しい毎日の中で、できたこと、達成したことはあっという間に忘れ去り、常に「あれも」「これも」と思い、できなかったことにフォーカスしている状態では、自己肯定感が高まるはずがありません。

このように、じっくりと味わいながら、自分の軌跡を振り返る。すると、自然と自己肯定感は上がっていくものなのです。

そして、重要なことは、心が感謝の状態になると、より感謝できることを経験することになるということです。俗に言う、引き寄せの法則を学んで実行しているけど現実にならない、と言う方は、まずは自分の心の状態がどうなっているか?を見てみてください。

毎日起こることに対して、誰かを非難・批判している状態では、感謝できることは起こりません。まずは、非難・批判を辞めること。

その代わりに、今回紹介した方法で、自分の心の状態を「感謝で溢れた状態」にする。それが、思いを実現するためのファーストステップです。

まとめ

2022年も残りわずかですね。ぜひ少しでもいいので、今年の振り返りを行い、自分が何を達成し、何を受け取ったのかを確認しつつ、愛と感謝の「中庸」にいる自分を作り、そうしなければ見過ごしていた、人生にすでに実現している幸せを噛み締めてください。

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