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2015
11月17日

夢-追うべきか、遠くに置いておくべきか

夢-追うべきか、遠くに置いておくべきか

前回は、目標を設定する前に行う3つのこと、をお伝えしました。
目標を設定する前に行う3つのこと
価値観と人生のミッションを出してから、ミッションを遂行できるような、より具体的で現実的な目標を設定すると、その目標は、自分が心の底でずっと温め続けてきた 『夢』そのものであることに、気づきます。
そこで起こる反応が、
『え?これ、できたら素晴らしいし、嬉しいけど、これ、目標にするんですか?』
心の中の声:(これは『夢』であって、目標ではないですぅ・・・。)
「夢とは、遠くに置いて、眺めるもの。」
そんな概念を、いつの間にか、私たちは持ってしまったかもしれません。
夢があるけど、現在全く違うことをしている社会人3年目の男性に聞かれたことがあります。
「夢は、夢としてそこに置いておいちゃ、いけないんですか?」
夢は諦めたけれども、時折、夢を現実化している自分を想像する。
そして、感慨に浸って、現実に帰ってくる。それじゃ、だめなのか?
それでも、いいです。いいと思います。
夢というものは、人生をより「意義のあるもの」と感じるためにある、と私は思っています。そして、人生の「意義」なんて、感じなくてもいいとも、思います。
意義や目的などなくても、生まれて、生きたいように生きて、命を全うして、天に召される。それだけで、尊いこと、価値あることです。
たとえ、それが、世の中で認められていない形、例えばニート、であっても、そう生きたいのなら、生きたいように生きていることが、尊く価値あることだと思います。(好きでニートをしているんじゃない、という声が聞こえてきそうですが、そう見えて、やっぱりそれは、本人が選択しているのです。)
でも、私たちは、時折立ち止まって、何のために、起きて、食べて、働いて、遊んで、寝てるのかなー、と思い巡らしてしまうことがあるんですよね。
それは、人間は、パスカルが言うように、「考える葦」だから。
植物は、ただ、芽を吹いて、伸びて、咲いて、散る。
何も考えていない。人生の意味なんて、考えない。
それだけで、美しい。
人間も、それでいいと思うんです。
何も成し遂げなくても、生きているだけで、美しいし、尊い。
ただ、哀しいかな、私たちは考える葦、なので、立ち止まって、あれやこれや考えてしまうのです。その時に、我が人生、こういう意義がある、意味がある、と思うと、元気が出て、「そうだ、そのために生きるのだ!」と気分良く、また歩き始めることができるのも、また、事実です。
諦めない方が、夢を実現するために行動している方が、自分の魂も躍動している感覚があり、毎日を「生きている甲斐」というものを感じながら、文字通り「生き生きと」生きることができる。毎日が、今日この日が、より輝きを放ち、その一瞬の繋がりである、人生も輝きを放つ。
ならば、夢、ミッション、飾っておかずに、それに生きましょう!  と思います。
どうせ生きるんだったら、黄金や七色に、輝いた方がいいじゃないですか。
その方が、面白いし、人生楽しい。
夢を幾つか叶えてきたこれまでの人生を振り返ると、叶えた時より、叶えるまで孤軍奮闘していた時の方が、明らかに、自分、輝いていたと思います。
そんな日々に思いを巡らせると、「そんな大それた夢、叶うのか」と考え、「叶わない確率4割」だから「やめとこ」と思い、結果、「安心」で「何もチャレンジしなくていい」
今の人生を続ける、そういう選択をしている方をみると、それは、単純に、勿体無いと思います。
なぜなら、プロセスを経験している時の方が、人生は楽しいから。
苦しみも含めて(^_−)。
なので、夢を諦めるか諦めないかの選択をするのに確認すべきポイントは、
夢が叶う確率が高いか高くないかではなく、「それ」に向かって歩いて行きたいかどうか。ただ、それだけです。
自分の最高の価値観、ミッションがわかって、いざ、そこにキャリア・ビジョン、究極の目標を設定しようとすると、あまりに壮大すぎて、尻込みをしてしまう、「やめておきたい」「夢のまま飾っておきたい」という「思い」が頭と心を占める、そんな状態になったら、考えてみて欲しいと思います。
それを達成できなかったとしたら、何がどうなりますか?
それに向かって投入した時間やエネルギーや、ともするとお金、が無駄になるから、勿体なかったと思うでしょうか?
本当に、無駄になりますか?
それらは、達成できなかったとしても、私たちの中に、「経験」や「知識」、しかも机上のではなく、ハンズオン知識(経験に裏付けされた知識)という、かけがえのない「資産」として蓄積され、生き続けます。
達成できなくても、達成できなかった、という事実が残るだけで、得るものこそあれ、何も失うものはなくないですか?
世間体? 親、親戚、家族に、「やっぱりだめだったじゃない」と言われるのが嫌?
そんなものは、言わせておけば良いのです。
あなたの、人生です。
今日のあなたの行動の、先にあるものは、あなたが背負うのです。
彼らではありません。
「叶った暁にうまくやっていけるのか?」
うまくやっていけるように、これから、準備をするのです。
戦略を立て、戦術を立てます。
ミッションが明確になったら、堂々と、何も心配せず、「考えない葦」になって、そこに自分の「目標旗」を立ててしまいましょう。
ここで、見落として頂きたくないのは、目標が、夢が、自分の価値観とミッションに合っているものなら、そこに至るまでの展開は、必ず、自分のちっぽけな「想像」を超えたものになるということです。良くも、悪くも。
最初から、それらが全部見えて、それらに万全の準備ができる、と思うのは、奢りというもの。それらに万全の準備ができないと歩き出せないというのは、自分の力を過信していることの裏返しです。
宇宙の計らいは、人智を超えます。
「ちょっと、待ってください、不安や怖れは、どうなるんですか?」
そうですね。打ち消してもしまいこんでも、見ないようにしても、だめですよね。奴らは、しぶといです。
消滅して貰わなければなりません。それも、自主消滅。
次回は、消滅させるための方法をお伝えします。
怖れや不安、未来への幻想、思い込み、そんなものは願い下げて、これからの人生を、「奇跡」溢れる、大どんでん返しにしちゃいましょう!

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