前回は習慣化へ向けた意識の部分をお伝えしました。ただ、意識だけでは習慣にならないことも体験してきました。意識を向けてはみたけど、時間がなくてできない。ついつい忘れてしまう。わかっていても実際にどうしたらいいのか分からない。
今回は、実際に具体的にどう行動していけばいいかについて3つのコツをご紹介していきます。
1日が24時間は決まっています。その中で何かを増やそうとだけすると、その時間はどこから出てくるのでしょうか?
まずは、自分がなににどれだけ使っているのか、なにを辞めるのかを決めることが大事になります。何かを始める時、いつもと同じ時間の使い方をしていると、時間はそのまま流れていってしまいます。
①自分が何にどれくらい時間を使っているのかを確認する
②辞めることを決める
①で時間の使い方を確認するだけで、なんとなく使っている時間がたくさんあることに気づくと思います。気づいたら、辞めるだけなのですが、0にするものがあってもいいし、完全に辞めなくてもいいです。
0にする場合のものは、なんとなくやっているもので、価値を感じていないこと、楽しみでもないことです。ネットサーフィンをついついしてしまう。暇だからSNSを見てしまう。その場合は0にできるものです。何か目的や楽しみを持って見ている場合はいいのですが、そうでない場合は0にしてしまいましょう。
完全に0にしなくていいものは、好きだけど意味はなく時間を使ってしまうことです。例えば、YouTube。連動して次々出てくる動画を見ていたら、あっという間に3時間たっていた。なんてことありませんか?
今までダラダラとYouTubeをみていた時間が3時間あったとしたら、その時間を意識的に1時間や2時間にする。そうすると1〜2時間の時間は生み出すことができます。ここが大事です。好きで見ているものもあり、楽しみなことを無理に辞める必要はありません。
無意識に時間を使っていることを認識して、時間を自分でコントロールすることが大事になります。やりたいことへの時間をまず確保しましょう。
時間の使い方の確認をして、時間を作り出すことができたら、いつやるか、どれくらいやるのかを決めましょう。先に予定に入れてしまうことが大事です。
毎日のものであれば、朝の7時〜30分や、夜の22時から1時間など。予定として入れましょう。例えば、毎日の習慣でなくても、自分のやりたいことがある場合、その時間を先に予定としておさえてしまうことが大切になります。
そして、その予定はよほどのことがない場合、一つの予定として扱いましょう。人は、人との約束は大事にするのに、自分との約束はないがしろにしがちです。
自分との約束も友だちと遊ぶ約束をした時や仕事でのアポイントと同じです。
他の誰かに誘われても、よほどのことがない限り先に約束していることを優先しますよね。仕事の場合、めんどくさいから行きたくないからという理由で当日、行かない、やらない、なんてこともないと思います。自分との約束も同じ扱いです。
やると決めたらあとは行動するだけ。
ただ、それがどこか辛い・・・という人は、どこか完璧にやろうとしていたり、やらなければいけないと背負ってしまっているのかもしれません。
スタートは、習慣にしようと自分で思い、やりたいことをやるためのことだということを忘れずにいることが大事です。目的と手段が逆になっては、本末転倒です。
習慣化の意識の向け方については、こちらを参考にして見てください。
今まで続けられなかった理由が必ずあります。それは、なんだったでしょう?今まで続かない時のことを振り返えることは大事です。
どんなポイントでつまづきがあったのかを確認しましょう。
続けられない理由として、よくあることが、
・時間がない
・忘れてしまった
・めんどくさくなった
・辛くなった
・リズムが崩れてそのままやらなくなってしまった
それぞれ起こり得ることですよね。他にもやらなくなる理由は様々あると思います。そのやらなくなる理由をどうしたら防げるかを考え、はじめからこのやらなくなるを前提に行動計画を立てます。
忘れてしまう場合は、忘れないためにできることをしましょう。アラームをセットする。や、毎日手帳を見る人は手帳に書き込む。私は、筋トレをすることを習慣にする時、ヨガマットを引きぱなしにしていました。家に帰って、ヨガマット見ることでやることを思い出すためです。
辛くなってしまうという場合は、初心を思い起こすための仕掛けを作っておくことが大事です。部屋の中に目標の紙を貼ってみたり、携帯の待ち受けをゴールを思い起こさせるものに設定したり。ダイエットの場合、痩せたらこれを着るんだ!という洋服を決めることもありですね。
このように、自分が続けられなくなるポイントを知ることで、対策が立てられます。それでもできない時も起こってくると思います。それは都度修正していくことが大事です。
問題が一過性のものなのか、持続するものなのか、を見極めることも大事です。
時間がなくてできなかった。その時間がないのは、年度末のように一過性の今だけのものなのか、それともずっとその忙しさが続くのか、それでも行動計画の立て方や対策の立て方が変わります。
現状を把握して、自分にあった形をとることで続けていくことは可能です。一回、続けれなかったからと諦めずに、その方法ややり方、計画の立て方が違っただけです。
現状の把握と次、どうしたらできるかを考え行動を続けていくことで習慣は作られていきます。
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ミッションミッケデザイン研究所 研究員
人生デザインアカデミー協会認定コーチ