前回、人生デザイン構築学校で学ぶと人生が変容する理由の前編として、中庸思考を学び、コーチからフィードフォワードを受けていくことが、人生の変容に欠かせない要素である、とお伝えしました。
後半では、そのフィードフォワードを受け取ると、人生がどのように変化していくのか、その具体的な内容をお伝えします。
例えば、前回記述した「同僚にイヤミを言われた」との事例の場合、この様に認知すると、普通はイライラしたり、悲しい、悔しいなどの感情が、あなたの心の中に沸き起こるかと思います。
その感情はあなたの中の一部なので、感情として大切につつも、コーチから「この出来事から感謝を見出すにはどうしたらいいか？」との視点で考えるヒントをもらうのです。
中庸思考で考えた場合、まず「事実」を確認していきます。あなたは今、「イヤミを言われた」と事実を捉えていますが、実はそれは事実ではありません。
事実とは「誰から見ても共通すること」です。なので実際に同僚が言った言葉が当てはまります。
もし、同僚が「いつまでに出来る？」と言ったのであれば、それが事実となります。
あなたは「いつまでに出来る？」と同僚に言われて、「もっと早くやってよ」と捉え、「イヤミを言われた」と認知したかもしれません。
「いつまでに出来る？」と言われたことと、「イヤミを言われた」と認知したことは、事実と大きく違っていることが分かるでしょうか。
ではこの「いつまでに出来る？」と言われたことは本当にイヤミなのでしょうか？もしかすると、ただ純粋に納期を知りたかったのかもしれません。もしくは、終わったタイミングで新たな仕事を頼みたいと思っていつ頃終わるのかを確認したのかもしれません。
私たちは一瞬のうちに出来事を自分が思い込んだ状況で認知し、そしてその認知によって感情を生み出しています。
今回のように事実として「いつまでに出来る？」と同僚が言った言葉を、自分は「イヤミを言われた」と認知したのだ、と分けて考えている人の方が稀です。
もし、「いつまでに出来る？」と言った同僚の言葉を、事実のまま受け取ることが出来たら、あなたのイライラも、悲しい感情も湧いてこないかもしれません。
もしくは、事実と認知の切り分けが出来たとしても、やはり「いつまでに出来る？」と言われたことで、イライラした！
となったのであれば、その出来事からあなたが受け取ったプラスを見にいきます。
あなたはイライラしながらも「早く仕上げないと！」と思い、試行錯誤しながら、時間短縮に繋がる方法を見出したとしたらどうでしょうか？
また、その時間短縮によって周りからのあなたの信頼度が上がった、などの恩恵を受け取っている可能性もあります。
同僚が「いつまでに出来る？」と言ってくれなかったら、あなたは時間短縮に繋がる方法を見出すこともなかったでしょうし、周りからの信頼度が上がることもなかったのです。
だとすると、「いつまでに出来る？」と同僚が言ってくれたことに「ありがとう」との気持ちになるのではないでしょうか？
この心の状態になると、同僚に対する感謝が生まれ、相手との関係性も良好になり、仕事に対する生産性も高まっていくことがお分かりになるかと思います。
週次での振り返りでは、この様に実際に自分の人生に起きた出来事に対して、コーチの視点を借りて、その出来事をニュートラルに見つめ、出来事に感謝を見出して中庸思考のトレーニングをしていくものです。
週次での振り返りを行うことで、日常生活の中で起きる小さな出来事に対し、中庸思考で考えるとどうなるのか？をトレーニングし、あなたの出来事の捉え方が少しずつ変わってきます。
仮に「イヤミを言う上司」と嫌っている上司がいたとしても、その人が実際には何と言ったのかを、今回の事例のように客観視することで、あなたの認知がニュートラルになり、上司が本来伝えた言葉をそのまま受け取れるようになっていきます。
今までは条件反射的に反応していた自分から、相手の意図や伝えたい本当のメッセージを受け取って、建設的に対峙できる自分に変容していくようになります。
嫌いな上司が、普通の上司となり、あなたと上司との関係性が改善されていくことに繋がるのです。
家族以上に時間を共に過ごす職場の人たちとの関係性が改善されることは、非常に大きな人生の変容となります。
そして、人生の一つの領域で課題が改善されていくと、家族、友人関係、など様々な領域でも同じように課題が解決されていくことが、この中庸思考の効果効用になります。
こうした積み重ねの結果、卒業時に「私の人生を変えてくれてありがとう」との変容をもたらすことになっていきます。
JDSは中庸思考トレーニングによって、人が無意識に持っているモノゴトの捉え方（認知）にフォーカスし、モノゴトの捉え方を変えることによって人生を変容させる唯一の学校です。
私自身も今回の事例にあるように、「イヤミを言う上司」が「大好きな上司」に変わる変容をとげ、人生が大きく変化していく体験をしています。
また、このように自分の内面を進化成長させてから、キャリア戦略、資産形成戦略を作り、実践していくので、可能性が拡大していきます。すると、キャリア、資産形成についても制約がなくなり、どんどん進歩が加速されていきます。
中庸思考で精神面を整え、ミッションに合致したキャリア戦略に沿って楽しく働き収入を増やしていく。
そして、楽しく働いて得た収入を資産形成戦略に基づき賢く増やていく。そうやって人生が加速度的に変容していくのです。
JDSに入学することで人生が変容する理由は偶然ではありません。人間行動学をはじめとする各種理論に基づいたカリキュラムに沿っているため、再現性があり、多くの人の人生に良い変化をもたらすことが可能なのです。
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人生デザイン構築学校では、個人が幸せな人生を自分自身でデザインできるようになるために、Dr.ディマティーニ開発の『価値観ミッケワーク』（正式名：バリュー・ディターミネーション）を行っています。このワークによって、これからの人生を幸せに生きるためのあなた自身の『最高の価値観』と『人生のミッション』が明らかになるのです。
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