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2019
02月23日

万人受けする効果的な話し方に欠かせないコツ

万人受けする効果的な話し方に欠かせないコツ

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。

部下や上司の前で説明する機会、客先の前でのプレゼンテーションと人の前で話す機会がたくさんあります。せっかくの機会、より多くの人に効果的に内容を伝えたいですよね。

実は、私たちが普段何気にしている話し方は、聞き手の半分にしか魅力的に伝わっていないことが分かっています。日常会話だとまだしも、ビジネスの場だとこの状況はぜひ改善したいところです。

万人に効果的に伝える話し方にはコツがあります。今回は、その話し方のコツについてお伝えします。

効果的な話し方をマスターするために欠かせないたった1つのポイント

私たち一人ひとりが心に響く言葉、話し方、影響される言葉は大きく2つに分けることができます。

例えば、「○○をすると、△△という効果を得られます!」と聞くと行動する人もいれば、「○○をしないと、△△という問題が起こります!」と聞くと行動する人もいます。

前者は、「目標を達成しよう」という話し方がより効果的に響き、後者は「問題を回避しよう」という話し方がより効果的に響きます。これはどちらが良い悪いというものではなく、私たちは先天的な思考のタイプに2通りがあり、そのため心に響く言葉が異なるのです。

このように私たちが影響される言葉には2通りある、ということを認識することが、効果的な話し方をマスターするために欠かせないポイントです。

万人受けする効果的な話し方のコツ

私たちが普段使っている言葉や話し方は、自分に響くタイプを使っています。自分と相手は同じという前提で話を始めるので、「分かりやすいだろうな」、「やる気を出して欲しいな」と思って語り掛けても、魅力的に感じる人もいれば、全く響かない人もいます。

その割合は半数ずつ存在する、と言われています。

万人受けする効果的な話し方をするためには、自分とは違う言葉で響く人がいるということを知り、その人たちに響く言葉を織り交ぜる必要があります。

万人受けする効果的な話し方の実践

効果的な話し方を実践するためのステップ
1.相手の行動と言葉を観察する。
2.どちらのタイプなのかを推測する。
3.自分と同じタイプなら普段通りの話し方をする。
4.自分と違うタイプなら、相手が使っている言葉を借りて話し掛ける。

ステップ4の自分と違うタイプの話し方は、話している本人には魅力的に感じられないものです。ですが、聞き手には、十分に魅力的に伝わっているので安心してください。

また、自分とは別のタイプの話し方をするのは慣れるまでは難しいかもしれません。その時は相手が普段話している話し方を真似るという意識で取り組んでみてください。

今回ご紹介した話し方のコツをマスターするためのポイントは、アメリカで開発されたNLP(神経言語プログラミング)の進化系にあたるLABプロファイル(言語と行動のプロファイル)の一部を活用しています。LABプロファイルをより詳細に知りたい方は『「影響言語」で人を動かす』を参照ください。

まとめ

自分に響いた言葉は万人に響くと思い、その言葉を使って万人に話しかけるのが一般的だと思います。ですが、実は私たちの思考は2つのパターンに分かれていて、響く言葉も2通りに分けられるのです。

自分には響かない言葉でも、その言葉だからこそ心に響く人もいます。この認識を持ち、意識的に2通りの話し方を織り交ぜることで万人に響く効果的な話し方をぜひ実践されてください。

投稿者澤田 りよ

ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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