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2019
06月21日

あなたの存在が何をしたとしてもしなかったとしても、重要である理由

あなたの存在が何をしたとしてもしなかったとしても、重要である理由

2019年6月21日

人類は、全ての人が地球と宇宙の無限の力、全信頼の媒体です。
自分だけの存在ではありません。
地球の力が地球のコアから足の裏を通じてあなたの中に入り、
宇宙の力が宇宙の果てから頭上を通してあなたの中に入る。
その力は、自分の力を抜いた時に、あなたの中に流れてきます。
あなたが『中庸』にいる時に、あなたの中に流れてきます。
 
中庸にいない限り、それは決してあなたの中には流れてきません。
あなたのなかが、自我でいっぱいだと、それは入ってくることができません。
入る余地、場所がないので、物理的に入ることができません。
波長も異なるので、同調せず同期せず、反発してしまいます。
それ以前に、次元が違うので、同時に存在することができません。
 
「自分が」という「自分意識」がなくなり、
自分という存在が溶けてなくなるような感覚になったとき、
その力とあなたは一体になります。
その時、あなただけが媒体となれる力が選別されて、
その力が、あなたを通じて、この物質界に具現化されます。
あなただけしか媒体になれない力があるのです。
それは、音楽か、舞踏か、科学か、人の気持ちを理解する力か、
文章で表現することか、とにかくあなただけが感じることのできる世界。
それがなにかがわかれば、それに向けて自分の媒体力を磨くことができます。
磨いている時には、あなたは、自分の内側からパワーがみなぎるのを感じます。
 
同時に、天からも、地からも、あなたを超えた力が入ってくるのです。
その二つの力がお互いに助け合って、自分でも信じられないことを成し遂げている。自分て、こんなこと、できたのか?
と思うようなことをやっています。
それに、驚く必要はありません。
それを成し遂げたのは、実際、あなたではありません。
自分ではないなにかが、自分の身体を使って、それを行なっている。
偉大な作曲家や画家は、実際そのように言っていますね。
それは、もはや、自分ではない。
精神的リーダーの言う、明け渡す、
Surrenderとは、このことです。
それは、自分というこの個の存在に、大いなる力を『引き寄せ』ているのではありません。
逆です。
 
あなたという個の存在は、周りの万物森羅万象と一体化して、
溶けてなくなり、むしろあなた自身がなくなる感覚。
そうなったとき、あなたからは「自分が」なにかを成し遂げたいという気持ちが消えているので、もはや、成し遂げたことを自分がやったということに固執しない。
その結果、色々なものが手に入りますが、物質界のそれらは、もはやあなたにとって価値があるものではないので、それらにも固執しない。
ただ、人から見たら、運がよい、惹き寄せている、と映ります。
 
ですが、引き寄せたい、と思っている限り、それは起こりません。
ただ、ただ、その力を自分を通じて顕現すること。
そこからは、ただその精度を高めることだけが目指すものとなり、
そこだけに全神経が注がれる。
顕現することそのものに、神聖なるものを感じ、神聖なる力の一部になっていることに至福の喜びを感じます。
結果には執着しなくなります。
結果から解放され、制約から解放され、可能性に対し、自由になるのです。
その力は、エネルギーなので、それだけではカタチになりません。
誰かがそれをキャッチして、この物質界に具現化することが必要です。
 
そのエネルギーの、その領域の具現化を担う、それが、あなた。
その力をキャッチして、この世に具現化することができるのは、
〜の感性があり、〜のセンスがある自分だけ。
その感性、センスは、欠落感から得られた財産であり、
あなたが当たり前に持つもので、他の人は持っていないもの。
それがわかったとき、その無限の力を
カタチにすることに加われたことに、この上ない喜びと感謝を感じます。
あなたと言う存在を、どのように宇宙と地球の力、
それらをも超えた力に使ってもらうか。
それが、個人の人生のミッションです。
 
だから、あなたのできないことは、そのままで良く、
それができる人と比べて落胆する必要は全くないんです。
自我とは、そういった力、エネルギーから切り離された、
あなた自身の存在の力を大きくしたいという欲望。
それが元気な度合いと、宇宙と地球の力、それらをも超えた力に
自分を使ってもらっている度合いとは、トレードオフの関係にあり、
前者が大きければ、後者は起こりません。
 
あなた個人は、何者にもならなくていい。
むしろ、個の存在を大きくしたいという気持ちを綺麗サッパリ捨て去り、
大きな力に使ってもらうと思うことで(Surrender)
あなたの存在はこの世界でより重要なものとなります。
重要な存在になることを
願えば願うほど、それらは遠ざかる。
自己重要感、自己価値感が低いと、重要な存在になろうとする無意識の思いが強いので、それらの力に使ってもらう世界とは全く別の世界に生きることになります。
自己重要感、自己価値感が低いと、自我が強くなるのです。
自分自身は、意味ある存在、重要な存在じゃなくて良いのです。
 
自分は、何に使ってもらえるのか?
 
それを考えたその先に、あなたという存在がいかに世界に有益に使ってもらえるか?に対する沢山の答え、無限の可能性が、拡がっているのです。
自分が使われるとき、それは中庸にいて、プラスとマイナスの感情が対消滅し、愛と感謝の状態だけになったとき、自我が極力静まったとき。
それは、あなたがあなた自身の本来の姿であるときです。
何者かになろうとするのではなく、あなた自身でいさえすれば、あなたは大きな力の媒体となり、あなたの存在はこの世界で重要なものとなるのです。
 
今日は、ちょっと難しい、わけわからん、と思った方もいるかもしれません。
そのような方は、心の片隅に置いておいてもらえればと思います。

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