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2014
12月01日

2015年を迎えるにあたって 〜振り切られる勇気〜

2015年を迎えるにあたって 〜振り切られる勇気〜

今日から、いよいよ2014年最後の月、怒涛の12月を迎えますね。

12月は、締めくくりの月。

クリスマスパーティや忘年会など、「締めくくり行事」に多忙を極め、気がつくと、街からクリスマスのネオンが消え、門松が並び、もう仕事納め、除夜の鐘?? なんてことに、なりがちです。

スケジュールに追われ、今年を忘年会で一緒に振り返って、締めくくった気分になって、そのまま新年に突入していませんか?

そして、新年を迎えてから、おもむろに、新年の目標を立てる・・・。

ここで、提案があります。

今年は、新年を迎える前に、新年の生き方を決めてみませんか?

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何か新しいことを始めようとしたり、前進しようとしたりすると、必ず、試練が起こります。これはもう必至です。

前進するとは成長するということ、試練がないところに成長はありませんから、前進する時には、必ず試練がやってきます。

なので、試練に出会うことは、今の自分を超えようとしている、超えた新たな領域に踏み込もうとしているサインなのです。

その試練に出会った時、自分がどう反応するか、どう対応するか。

それによって、前進できるか、成長できるか、はたまたそれに負けて後退し、前進を放棄するか、が決まります。

そこで、重要になってくるのが、マインドセットです。

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マインドをセットするとは、平たく言うと、何かを始める際に、

起こり得る試練を想定して、それに対する準備をするということです

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それをしっかり確立して持っておくことで、少々想定と異なるバージョンで試練がやってきたとしても、慌てることなく、柔軟に対応することができるのです。

今日は、そのマインドセットのうちの一つをお伝えしたいと思います。

例えば、ネガティブな出来事があったらー。

あなたは、どう捉えますか?

「出来事は中立だから物事をネガティブに捉えず、中立だと思おう。」

「自分がそれに意味を与えているから、そこに何の感情もアタッチしないようにしよう。」

「何か感情が出てきているということは、自分が意味を与えていることだから、意味を与えないようにしよう。」

そう考えるでしょうか。

そして、前進を続けようとするでしょうか。

実は、その動きこそ、自分の成長を止めてしまっています。

自分をそのようにコントロールする必要は、全くなく、むしろそれは弊害になります。

ネガティブに受け取ったなら、四の五の言わずに、ネガティブに受け取れば良いのです。

むしろ、ネガティブに受け取った、方がいい。

なぜなら、

「物事をネガティブに受け取った」というあなたの反応をひっくるめて、

 それ自体がポジティブな出来事だからです。

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どういうことでしょうか。

考えてみてください。

ネガティブに受け取ったあと、あなたはどうなりますか。

落ち込む。

凹む。

しばらく立ち直れない。

目の前の仕事だけは、なんとかこなす。

飲み会断る。

早く帰って、ぼーっとする。

電車の中でも、ぼーっとして、大事な物を忘れたりする。

家族との会話も上の空。

「あー、自分ってイケてない。」

と思う。

ここで、「あ、いけない、物事は中立、意味を与えてはいけない。自分を責めてもいけない。」

「自己肯定をして、早く先に行かなければ」

と思うでしょうか。

それは、しなくて良いのです。

むしろ、してはイケナイ。

「自分、今、イケてない、状態にあるなー。落ち込んでるなー。」

終わり。

そして、そのまま、ほっとく。

何もしない。

自分を一人にする。

自分を放っておく。

自分をそうやって放っておくと、

お腹が空いたら、自然と立ち上がって、食卓にやってきます。

そして、ご飯を食べたら、エネルギーが湧いてきます。

そして、おもむろに自分の部屋に飛んで行って、何かを始めます。

次にはどうしたらもっと上手くやれるのか、閃いたのかもしれません。

あの技術が使えるから、習得しようと思って、ネットで調べ出したのかもしれません。

この動きが、自分を新たな場所に持って行ってくれます。

「行ききったら、戻ってくる。」

これが、自然の摂理だからです。

ネガティブに捉えたからこそ、この動きが出てきた。

ネガティブに捉えなかったら、新たな場所に行くこともなかったのです。

成長するためには、ネガティブに取ることこそ、必要だったのです。

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「試練と支援は同時に存在する」

ということの意味は、そういうことだと、今の私は理解しています。

変にコントロールして、ネガティブに捉えることをやめてしまっていたら、新たな場所に行くことも、自分を超えることも、成長することも、なかったのです。

振り子は、一方に振り切ったら、どこかで必ず、振り戻ってきます。

それが、自然の法則です。

行き切る前に止めようとすると、振り切ることができず、中庸に戻ってくることもできません。

私たちは、宇宙の闇に葬られても、そのまま宇宙の彼方に飛んでいくことはなく、

私たちが繋がっている紐は、宇宙の遥か彼方で誰かが持ってくれていて、

その手は決して、離されることはありません。

だから、変にコントロールしないで、

感じ切る、行き切る、ということが必要なんです。

行き切るからこそ、戻るネエルギーが湧いてきます。

行き切る=生き切る、です。

要は、自然のまま、自然の法則に身を委ねる。

大いなる自然の前に、自分のコントロールなんて、

巨人の前の赤子も同然。

太刀打ちできようがないのです。

それをなんとか太刀打ちしようとするから、

苦しくなります。

2015年、前進しようとすると、チャレンンジは必ずやってきます。

その時に、思い出してください。

”自然の法則に任せて、「振り切られる勇気」”

一杯いっぱいまで行ったら、来たときより一層勢いをつけて、

逆の方向に戻っていきます。

戻ったら、その時こそ、その勢いを借りて、一気に歩を進めます。

2014年の最後の月の最初の週、一日一日を自分にとって本当に大事なものに時間を費やし、

ますます、輝いて生きましょう!

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