10月に入りましたね。2019年も残すところ、あと3ヶ月。今年の年初に立てた目標やビジョンに対する進捗はいかがでしょうか。
人生デザイン構築学校®︎でも、1ヶ月の振り返りと共に、今四半期、そして今年9ヶ月の振り返りを行い、2019年最後の四半期のビジョンと行動計画を練り直しました。
人生デザイン構築学校®︎で行っている”振り返り”では、反省はしません。
その代わり、以下を行います。
JDS式振り返りの4つのステップ
1.の達成したことは、事実を記載し、2.の進化成長したことでは、1に対して自分への<よくやった!>という賛辞を送ります。ここで、自分に厳しくなりがちな方は、
これが他人に向けてのものだったらどうコメントするだろうか?
選手をやる気にさせる素晴らしいコーチだったとしたら、どのように声をかけるだろうか?
を考えて、その言葉を自分にかけてください。
ただし、元々自分に過剰な自信を持っていたり、過大評価してしまう傾向がある方は、2は飛ばしてください。その傾向を助長してしまいます^^;
3.では、達成したことに関わってくれた人、助けてくれた人を一人残らず思い浮かべ、実際に感謝の言葉を書き出してください。
これは、どんなに長くやっていても、あの人を忘れていた!という人が出てくることも多いので、「誰か漏らしている人はいないかな?」と、慎重に考えて全員を書き出してください。
全て書き出せたと思ったら、もう一歩、踏み込みます。
ここに挙げるのは、実は感謝する出来事、良かったことや、ラッキーなシンクロニシティ、お世話になった人だけではありません。
試練となった出来事の中で、試練を与える役割を担ってくれた人、も入ります。これは、慣れないと、最初は難しく感じるかもしれません。
ですが、次の真実を理解すると、なぜ、「試練を与えてくれた人に感謝ができるか」を理解することができます。
私たちは、試練と支援の狭間でしか成長しません。
支援ばかりを受けていると、知らず識らず傲慢になっていきます。なんでも自分の力でやったと思い込んでしまうからです。
試練があって、それを「同じ量だけある支援」の助けを借りて乗り越えたところに、初めて、進化成長があります。
ここでの進化成長とは、物事を見る視点が増える、視座が高まる、ということです。
試練が与えてくれたメリットを認識できるということは、それまで持っていなかった視点を持つことができた、ということで、それ以上でも以下でもありません。
ここでの進化成長とは、私たちが「変わる」ことを指してはいないのです。
視点が増え、視座が高くなる、それを進化成長と読んでいます。
私たちは、視点が1つ増えるだけで、住んでいる世界、住んでいる次元が変わります。
それまで「事実」と捉えていたものが、決して「事実」ではなかったことに気づきます。
私たちの物事の描写、自分が経験したことの描写は、私たちが認識する世界で、私たちが事実と認識することであって、他の人から見たら異なる事実があります。
ですが、真実は1つです。「事実」と認識しているものが「真実」に近づいたとき、私たちは普遍的な愛をそこに見ます。
誰だかわからない、なんだかわからない、この宇宙を貫く知性、叡智、呼び方はなんでも良いのですが、そのとてつもない大きなものに愛されていること、に気づきます。
愛されているからこそ、あのタイミングであの試練だったのだと気づきます。
そこから得られたメリットー今は全然自覚せずに享受しているメリットーに気づきます。
そうすると、自然に感謝の思いが湧いてきます。
その時、私たちは、それまで住んでいた次元からクオンタム・ジャンプ(量子飛躍)をし、全く異なる次元の住人になります。
それまで住んでいた次元では、「ネガティブ」と認識していた出来事が、実は自分のアンバランスな部分、自分には見えていなかった真実を見せてくれた「機会」だった、アンバランスを修正し、どちらにも偏っていない真ん中ー中庸ーに戻る「機会」であったことに気づきます。
真ん中に戻る、とは、それまでの同じ次元の真ん中に戻るのではありません。
それまで進んでいた軌道から全く異なる軌道にジャンプするーそれを量子の世界でクオンタム・ジャンプと言いますがー、それが私たちの精神にも起こります。
それまで住んでいた世界と、全く異なる次元の世界にこれから住むことになるのです。
ただし、そこでは、また、その次元でのアンバランスを見せられることになるのですが・・・笑
真ん中ー中庸とは、私たちの本質があるところです。私たちの本当の姿、神性があり、全てと繋がり、万物と完璧に調和している状態です。
中庸にいるとき、私たちは、(認知の歪みからくる)あらゆる感情から解き放たれ、私たちの本質である、愛と感謝のみの状態に回帰します。
アンバランス(認知の歪み)があるがゆえに、それ自体ニュートラルな出来事を「試練」と認識するのなら、認知の歪みがなくなれば、それまで試練と認識していたことはもはや試練では無くなります。
その状態になった時、試練を乗り越えたと言えるのです。これまで見えていなかった真実が見え、中庸に戻る、すると、1つ上の次元へクオンタム・ジャンプします。電子(マイナスの電荷を持つ)と陽電子(プラスの電荷を持つ)が対消滅して光が生まれ、別の軌道にジャンプするように、マイナスとプラスの感情が対消滅して愛の状態に戻ります。だから、愛は光、なのです。
新しい軌道に行ったら、そこでまた新たな認知のアンバランスを見せられることがあり、それを試練と認識し、それまで見えなかったことが見え、真実が見えたらクオンタム・ジャンプし、もはやそれを試練と認識しなくなる。
人生は、その繰り返しです。
その繰り返しを楽しむ旅、それが人生だと、人生デザイン構築学校®︎では、捉えています。
そう考えると、「試練」にも、試練を創出するために役割を担ってくれた人にも、感謝をすることができます。
ちなみに・・・。
感謝と愛とは、同じ状態をさしています。
中庸にいるときの心の状態です。
感謝と愛は、感情ではありません。
全ての感情には「対」となる感情がありますが、感謝と愛、は真ん中にいるときの心の状態なので、対となる感情はありません。
何かに感謝しているとき、私たちは、愛に溢れた状態になります。
ここでの愛とは、何の対象に向けた愛を言うのではなく、普遍的な心の状態を指します。なんだかわからないな、と言う方は、感謝に溢れる状態を創る、それが普遍的な愛に溢れている状態になります。
この状態にいるとき、私たちは、超人的なことをやってのけます。
なにせ、ここにいるときには、私たちの中にある「神性」が現れるのですから、人間の限界(と私たちが認識しているもの)を超えます。
私たちは、第○感まで使って察知します(人によります)。
インスピレーションが湧きます。調和を感じます。これまでの自分では想像できなかったことまで、するりとやってのけます。
なので、中庸にいるときの可能性は、無限大なのです^^。
人生に起こる「試練」を活用して、それを絶好の機会と捉え、その度に、1つ上の次元の中庸に戻る、それを楽しんでいく旅が人生、と考えるのが、中庸思考®︎です。
そして、その過程が「自分を磨く」ということ、そして、戻るための「思考法を身につけ『腕を磨く』」のが、中庸トレーニングです。
愛と感謝、よく聞くけど、なんだかよくわからないなー、と思う方は、まずは、9ヶ月の振り返りで、感謝できることを100個、書き出してみることをお勧めします。
最初は、得たもの、ラッキーだったこと、お世話になった人、への感謝が出てきますが、そのうち、書くことがなくなってきます。
書くことがなくなったら、そこからが、クオンタム・ジャンプのチャンスです。
あなたが試練と捉えていること、思い出したくもないこと、あいつだけは許せん、と思っていること、がどんな新たな自分を創生するために尽力してくれたのか、を考えてみます。
あれ(あなたにとってネガティブなこと)は何をどう考えても事実(ネガティブ)だ! というフレームワークにいると、これに対する答えは出てきません。=新たな視点は得られません=クオンタム・ジャンプはできません。
円柱を真横からみたら、長方形です。真実は円柱なのに、私たちの中では「長方形」と信じて疑わないのです。
でも、視点を真横から上か下に少しずらしたら、円柱であることがわかります。
今見えていることが真実だと信じて疑わないこと。
それが、私たちの成長を阻みます。
試練は長方形、その視点からのみ見ていたら、ずっと「ネガティブな出来事」のままです。
それがもたらしてくれたメリットに気づくこともありません。実際には、私たちはそれを享受しているにも関わらず・・・。
そうならないためには、自分に見えていることが全て、と考えるのではなく、
自分には見えていないことが別の角度、視点から見たらあるのかもしれない。
との前提に立つことです。常に、この謙虚な姿勢を忘れないこと、それが進化成長をもたらします。
真実は、謙虚でなければ見えず、進化成長は、謙虚でなければできないのです。
第4コーナーを回った残り3ヶ月、9ヶ月の出来事を全て感謝して、中庸の状態ーあなたの本質、本来のあなたーに戻って、最後の直線をあなたらしく、最高の状態で、駆け抜けてくださいね。
この他にも、最高のあなたで生きるために、あなたの意識を変革させる実践ワークがたくさんあります。
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