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2016
11月08日

マイナス金利でもお金が貯まり、増える「家計改善のさしすせそ」

マイナス金利でもお金が貯まり、増える「家計改善のさしすせそ」

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の斉藤です。
先日初めて知って「へーそうなんだ!」と思ったのが「料理のさしすせそ」というもの。調味料を入れる順番で、料理を美味しくするコツだそうですね。
それを聞いて、家計改善のコンサルティングを実践している中でも、ツボとコツがあるなと、ピンと来ました。
本日は「家計改善のさしすせそ」をお届けします。

【さ】 財布の紐をしめる

まずやるべきことは、『財布の紐をしめる』でしょう。支出の無駄を減らすことは、家計改善の基本です。
氾濫する情報の中で、人気があるのが「節約ワザ」です。しかし注意してください。○○を実践すると光熱費が月々300円お得です。とういうような節約は、50年間でも18万円の節約にしかなりません。努力の割に、家計改善としては効果が低いと言わざるを得ません。
それらは「得かどうか」ではなく「環境のため」、あるいは「モノを大切にするという心」という点に資するものだと心得てください。つまり、まず我慢や節約をする前にしめるべき紐があります。
特に効果が大きいのは、「住宅ローンの見直し」です。生涯収支に数百万円の差が出る事もあります。ただし、注意する点があります。例えば、繰り上げ返済しすぎて、教育費が足りなくなり、教育ローンを借りるようなケースはNGです。
何故なら、教育ローンの方が、住宅ローンより金利が高いケースが一般的だからです。金利が高くても、借入額と期間が短ければ、利払いが少ないと勘違いしている方も多いです。
資金が足りなくならないように計算して、繰り上げ返済の金額及び、型を決める。これから購入する方は、頭金や返済期間を決める。こういったシミュレーションが何より重要です。
「生命保険の見直し」も効果大です。しかし保険料を減らそうと思い、むやみに解約をして、必要な保障が足りなくなると本末転倒です。
生命保険は「自分の不幸にヤマを張るギャンブル」と思っている方も多いのですが、何も起きない方に掛ける人生にしてしまうと、不安が残りませんか?
社会保険も含め、保険と名がつくものの本質は、相互扶助の仕組みです。その仕組みへの参加費を払い、自分ではどうにもできない状況を、回避する為のものなのです。
なので「支払う保険料を減らそう」だけではなく、「我が家に本当に必要な保障」は何かを見極め、その上で「家計」に見合った商品を考える。という二つのファクターを満たす形で、生命保険を買いましょう。

【し】 仕事を頑張る

次のポイントは収入を増やすことです。確実に、生涯の家計の収支が改善されるのが『仕事を頑張る』です。
ただし、やみくもに頑張るのだけでなく、自分の目指すゴールに合った資格を取得し、ステップアップを図ったり、転職を視野にいれるなど、長期的な視点で、計画性を持って行動していく事が大切です。
専業主婦が働きに出たり、定年後の再就職なども、家計の収入が大きく改善されます。しかし「生活の為に、毎日働きづめになるのはイヤだなぁ」という方もいらっしゃるかも知れません。
その場合は、「週に3日、5年間だけ」と区切りをつけて計画を立てたり、目的や目標を設定して働くのであれば、頑張れるのではないでしょうか?そのうち自分の本当にやりたい事が見つかり、それを仕事に出来れば最高です。
しかし新しく仕事を始めたり、変えたりすると、生活スタイルも変わります。その変化に対応できるかは、性格や体力、住環境や家庭環境など、様々なことが関わっています。
「がんばるぞ!」という気合だけでは、乗り切れない面もありますから、無理は禁物です。夫婦でどう協力して、望む未来に向かっていくか話し合い、シミュレーションしてみる事が大切です。

【す】 少しずつ
【せ】 積極的に運用する

最初の二つは、日本人は真面目で、既にかなり頑張っています。しかし多くの方が、苦手としているところが、この『少しずつ積極的に運用する』です。それだけに一番重要と言える項目かも知れません。
節約と仕事。いわゆる『支出を減らす』と『収入を増やす』だけで家計改善をしようとするので、なかなか大変な感じが払拭できないのです。
例えば、生活に必要なお金や、数年後の近い将来に使う可能性のあるお金は、預貯金等の元本保証のある金融商品にあずけます。そして当面使わないお金の一部は、より高い利回りが期待できる金融商品で運用します。その為には、いつ、いくら必要になるかを、しっかりシミュレーションする事が必要です。
貯蓄の基盤として、コツコツと預貯金で貯めつつ、同時に投資で効率よく増やす。つまり、資産は適材適所に配置する事が大切で、適切な配置が出来れば、多大な効果を生み出します。
「分散投資・長期投資・複利運用」は、投資の1丁目1番地で、どこでも呪文のように唱えられていますが、なぜか多くの方がそうなっていません。その結果、気付かないうちに許容範囲を超えたリスクを抱えています。
取れるリスクは、知識と経験と共に、少しずつしか増えていかない事を、肝に銘じましょう。そしてシミュレーションしていれば、無用なリスクをとることもなく、より自分らしい資産運用ができます。

【そ】 相談する

「リスク」という言葉は、日本では「危険」という意味で使われることが多いですが、「リスク=危険」ではありません。資産運用で用いられるリスクという言葉は「ブレ幅」とか「可能性」という意味合いで使われます。
しかし唯一、リスクがデンジャー、つまり本当に危険になってしまう事があります。

それは何も行動しないという事。

 
最初から完璧にと思わずに、徐々に理想に近づくよう、行動することが大切です。でもどうやって?そんなのできない。難しい。と思っている方は、信頼できるアドバイザーに『相談してください』
経済情報や税金、社会保険、関連する法律など、最新情報を常に収集して、自分に最適なマネープランを立てて・・・
そんな方法を一人で実行するのは、かなりの時間と労力が必要とされます。「家計改善のさしすせそ」は、将来をシミュレーションしてみる事が、ベースになっています。専門家の知識を活用して、シミュレーションを手伝ってもらえば良いのです。
実行に移せばだれでも、お金との向き合い方の意識が変わり、人生が変わる事を実感できるでしょう。

まとめ

お金の不安を極力減らすための「家計改善のさしすせそ」は、以下の通りです。
【さ】財布の紐をしめる。(支出を減らす)
【し】仕事を頑張る。(収入を増やす)
【す】少しずつ(取れるリスクを把握する)
【せ】積極的に運用する(投資による資産運用)
【そ】相談できるアドバイザーを見つける。(紹介する事も可能です)

更に、勉強や情報をシェアし、語り合う事のできる仲間を見つけると加速します。

人生デザイン構築学校でも、たくさんの仲間と出会えました。
その様子は一度こちらを覗いてみてくださいね。

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