子育てでコミュニケーションスキルがアップするって本当?

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
昨今、あらゆるところで「コミュニケーションスキルは必須!」と叫ばれ、企業で研修が組まれたり、個人でセミナーに通ったり、コミュニケーションスキルは、誰もが磨きたいと思っているスキルの1つかと思います。
コミュニケーションスキルを上げるための学問の一つとして、NLP(Neuro Linguistic Programming=神経言語プログラミング)というものがあります。このNLPを学ぶ際に重要な前提知識というものがいくつかあるのですが、その中の1つに、「地図は土地ではない」という言葉があります。
地図=個々人の物事の見方、捉え方、考え方のことで、土地=現実、という意味です。
つまり、同じ1つの出来事に対して、個々人の経験や背景は違うため、捉え方や感じ方が違うということです。
人とコミュニケーションをする時に、この前提を理解しているかどうかは非常に大きなポイントです。
自分にとってはこういう風にしか解釈のしようがない、と思うような出来事も、人によっては全く違う解釈をしていることは良くあります。その認識の違いから、相手を非常識だ、と感じたり、自分の解釈が理解されない、と傷ついたりして、関係が上手くいかなくなることは日常茶飯事だと思います。
特に、家族などの近しい関係の人であればあるほど、ついつい自分と同じ解釈の仕方を相手に求めがちだったりするので、夫婦関係や親子関係の悩みは尽きないのかもしれません。
つまり、子育てが上手くいくかどうかも、結局は子どもとのコミュニケーションが上手く取れるかどうかに集約されると言っても過言ではありません。子どもとのコミュニケーションが上手く取れると、子育て中の日々のストレスがだいぶ減りますし、将来に渡って子どもと良い関係を作れるかどうかにも大きく関わってきます。
そこで今回は、子育て中に、コミュニケーションスキルが鍛えられる場面をいくつかご紹介したいと思います。
普段子どもに振り回されっぱなしで疲れてへとへとな方も、毎日無料でコミュニケーション研修を受けている!と思考を変えれば少しはストレスが減るかもしれません・・^^

子育てコミュニケーション事例その1:
遊びを中断して、大泣きされた時

出かける間際、おもちゃ屋さんから帰る時、公園で日が暮れた時など、子どもはまだまだ遊びたいけど、それを中断させて大泣きされた経験、子育て中の方ならきっと経験があるかと思います。特に親が急いでいたり、誰かを待たせていたりすると、ついついしかりつけてしまったりしがちです。
ここで視点を変えて、子育てが大変だ、辛い、と言われる原因の1つは何だと思いますか?
そう、自分のやっていることが、全て子どもの都合によって中断されてしまうことです。
料理を作っている最中に泣き声が聞こえればかけつけ、掃除をしている先から片付けたものを散らかされ、やっと昼寝でほっと一息、とお茶を飲み始めようとした瞬間にまた泣き声が聞こえ・・という具合に、自分がやろうとしていることを完遂できないので達成感を感じられる機会が少なく、不完全燃焼のまま次から次へと子どもが要求することに振り回されます。
ここで再度視点を戻して、子どもの視点に立ってみると、遊びを中断されることは、親がいつも感じている感覚と同じだということにお気づきになりましたでしょうか?中断されるイライラは実は子どもも同じで、親の都合で突然中断されるために大泣きするのです。
もちろん、だからと言って、子どもの気の向くままにいつまでも遊ばせていたら生活がままならなくなってしまいますので、ここで子どもと親との妥協点を見つけるわけです。
例えば、1日の予定や、おもちゃ屋さんに滞在できる時間、暗くなったら帰ることなどを事前に子どもに伝えておくだけでも結果はだいぶ違います。
まだ言葉がままならない子どもでも、実はきちんとわかっていたりします。
子どもであっても一人の人間として対峙して、相手の視点に立って、どういう気持ちなのかを考え、自分の要求をどのように伝えたらお互いに気持ちよく過ごせるかを考える格好の訓練になります。

子育てコミュニケーション事例その2:
家の中のものでいたずらされた時

子育ては、毎日子どものいたずらとの闘いといっても過言ではありません。
引き出しの中のものを引っ張り出す、ティッシュを全部引き出す、食べ物を投げる、水を床にぶちまけてみる、壁に絵を描く、などなどなど・・・ 数え上げればきりがありません^^;
ついつい、あ、それはダメ!あれはダメ!ダメダメダメ・・という言葉を連発してしまいがちですが、これも実は親の視点から見ると「ダメ」な行為というだけであって、子ども視点から考えると、いたずらは遊びなのです。
親の気を引こうとわざとやっている場合もありますが、大人にとっていたずらと感じられるようなことが、子どもにとってはとても楽しい遊びなわけです。
なので、例えばティッシュを引き出す遊びが好きであれば、ダメと遠ざけてしまうよりは、ティッシュ一箱は子ども用と決めて、思う存分遊ばせてあげると、親もストレスがなくなり、子どもも満足いくまでできるので、早いうちから次の遊びを探し始めるかもしれません。
やはりここでも相手の視点に立ってみて、こちらも相手も気持ち良く過ごせる方法を考える訓練になります。

まとめ

子育てとは、言葉の数も経験の数も全く違う相手(子どもたち)を理解した上で、どうやったら相手の意向も尊重した上でこちらの意向が伝わるかを考えることの連続です。まさにコミュニケーション力を磨く格好の修業の場だということです。
子どもという、言葉の数も経験の数も全く違う相手とのコミュニケーションをうまく取ることができれば、恐らく大抵の相手とは上手にコミュニケーションを取れるようになっているはずです。
育児は育自、とか、子どもは親を成長させるためにやってくる、とか良く言いますが、
まさに、コミュニケーションスキルを日々鍛えてくれているわけです。
もちろん、自分の精神状態によってはそんな風に考えられる時ばかりではありませんし、どういう嫌がらせか!?と問いただしたくなるような場面もたくさんありますが、子どもはどんな親でも大好き!という前提で生まれてくるそうなので、嫌がらせかと思うようなことも、実は親のためにやってくれている行動なのかもしれない、と一度立ち止まって考えてみる時間を作ってみてください。
小さい頃から日々子どもと真剣に向き合い、コミュニケーションスキルを鍛え上げれば、孫ができる頃には、もう怖いものなしのはずですっ!
それでは今週も素敵な一週間をお過ごしください^^

松野 麻由子

About 松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。 本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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人間関係・家族