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2019
09月19日

ワークアズライフにシフトする「あなたによるあなたのための働き方改革」

ワークアズライフにシフトする「あなたによるあなたのための働き方改革」

「働く」という概念は、ここ数年で、これまでの「労働」という概念とは全く違ったものになってきています。

少し前に、ワークライフバランスということが言われていましたが、それは、仕事はお給料をもらうために我慢して行うもの、ストレスを生み出すもの、という前提の元に成り立っていた概念だと思っています。

その上で、ストレスの多い仕事の中にもなんとか「やりがい」とか「充実感」とか見出せればいい、という発想だったと思います。
その前提では、どうモチベーションを高めるか、持続させるか、などということも課題でした。

それが今は、崩れてきています。仕事はもはや、「お給料をもらうために我慢して行うこと」では、なくなってきています。

むしろ、お金を貰わなくてもやりたい!と思える活動をして、その結果、アウトプットしたもの(商品やサービス)に価値を感じてもらい、その価値への見返りとして、価値と等価の料金をいただく。
そんな働き方も可能なんだ! という概念が徐々に広まってきています。

実際、好きなことやワクワクすることを仕事にしている人たちは増えています。
その場合、仕事とプライベートの垣根が無くなっています。
落合陽一氏が提唱する「ワークアズライフ」も、そうですね。

「好き」と「ワクワク」の本来の意味

ただ、ここで気をつけなければならないことがあります。
好きなことやワクワクすること、という「決め方」には、多分に曖昧さを秘めているという点です。
これらは、感情です。感情は、その時々で、移ろうものです。

実際、好きだと思って始めた仕事だけど、嫌になってしまった、という話をよく聞きます。
ワクワクすること、という概念も、最初にこの言葉を使ったバシャールという宇宙生命体は(その存在の真偽はさておき)、自分が人生をかけて取り組みたいと思えることをやりなさい、という意味で使いました。

ですが、「ワクワク」が一時的な感情の高まりのこととの解釈が広がってしまったため、逆に、一生をかけて取り組みたい、と、静かな、でもとても強固な決意を感じている(それが本来の「ワクワク」の意味なのですが)にも関わらず、その一時的な感情の高まりがないので、これは違うのかな? と思ってしまう人たちが出てきてしまいました。

好きなことがわからない、やりたいことがわからない、という若者が増えているのも、この「感情の高まり」を感じるものがない、ということも関係していると考えられます。

「好き」や「ワクワク」を、一時的な感情の高まりではなく、一人の人間の資質、特性として、過去も今も、そして多分将来も魅力を感じること、という意味で解釈し、その結果として、「好き」と思えたり「ワクワク」という表現がぴったりな心の状態になる、と理解すると、好きで始めたのに嫌になった、という、『見定め違い』が無くなります。

また、「好き!」や「ワクワク!」という感情の高まりを必ずしも感じるものではない、ということが理解できれば、自分がやりたいこと、が見えてくる方も多いと思います。
「好き!」や「ワクワク!」の感じ方は、それぞれだと言うことです。

そして、あなたの「好き!」や「ワクワク!」は、一生をかけて取り組みたい、と、静かで強固な決意を感じているものなのかを見極める必要があります。

 

では、今感じている「好き」や「ワクワク」が一時的な感情の高まりなのか、自分の特性として一生をかけて取り組みたい、これこそが自分が命をかけて取り組みたいものだ、自分のミッションだ、と言えるものなのかをどのように見分ければ良いのでしょうか。

自分の気持ちや感情を見分ける、ということをすることは、私たちにとって、とても難しいものです。
感情を客観的に「見る」そして「観る」さらに「診る」ことをしなければなりません。
感情を感じている時は、客観的に思考する部位の脳は、基本働いていませんから、とても難しいことをしようとしているのです。

感情という尺度ではなく、確実に、今も、未来も、自分が「好き」であり続けることができる、もっと確かな尺度は、ないのでしょうか?

 

「好き」に代わる「確かな尺度」

「好き」に代わる、より確かで持続性のある尺度として、自分が「価値を感じるものかどうか」を挙げたいと思います。

自分が本当に価値があると感じることをしている時間は、私たちは幸せです。
価値があると感じたものを手に入れたら、心の底から喜びを感じます。
自分が価値がある存在だと思えたら、生きている喜びに溢れます。
仕事で、自分が高い価値を感じるものを提供できていたら、それを感謝されようがされまいが、私たちは幸せを感じます。

価値がある、と感じるものを人に提供できた時、私たちの脳の中では、自分が受け取った時と同じように、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンが分泌されます。
しかも、同じ量です。両者の間に、「幸せ度合い」の差はないのです。

 

TEDスピーチで有名になった、サイモン・シネックは、何かをするときに、WHY?なぜそれをするのか?を明確に持とうと伝えています。
Whyを明確に持っている人は、モチベーションが高く障害にも強い、と彼は伝えていますが、WHYの答えに当たるものというのが、まさに、自分が価値を感じるもの、に当たります。

この仕事をなぜしているんだっけ? そうだ、〇〇を届けるためだ。これがWHYです。
その〇〇は、誰でもない、まずあなたが価値を感じるものであること。
それがポイントです。
提供している〇〇に高い価値を感じているのなら、自分の仕事に価値を感じることができます。

内側からやる気がわき、時間が歪み、没頭でき、高いパフォーマンスが発揮できるのです。

そんな、価値を感じることを仕事にできたら、その活動をしている間中、つまり、仕事をしている間中、脳内から幸せホルモンが分泌され、私たちは幸せを感じます。

仕事をすることはストレスである、という状態とは、雲泥の差です。仕事自体が幸せな活動ですから、ストレス発散をする必要が無くなります。
ワークライフのバランスを取る必要も無くなります。ワークアズライフが実現するのです。

一昔前の先輩たちはが夢に見ていた人生が、今まさに、夢物語ではなく、現実のものになっています。

 

あなたが価値あると思えることを仕事にする

本当に価値あると自分が思えることをしているとき、私たちは時間が経つのを忘れます。
これを、「時間が歪む」と表現します。
好きなことをしている時の1時間と、嫌なことをしている時の1時間は、全く時間の経ち方が違うように感じますよね。
1時間という時間は同じですが、私たちの感覚の中で、それは歪むのです。

本当に価値あると自分が思えることをしているとき、私たちは空間があることも忘れます。
空間が消滅するのです。
そこに自分がいることすらも忘れます。
そこ、と、ここ、の区別が無くなっている状態です。

そこには、時間の概念も空間の感覚もなく、ただ『今』、自分がいる『ここ』だけが存在する。
これが、『今ここ』にいる、という状態です。
それは、心理学者チクセントミハイの言う「フロー状態」や、「ゾーンに入る」などと呼ばれている状態とも同じです。

仕事を通じて、今ここに、飾らず取り繕いもせず、ありのままの自分で生きることができた時、私たちは最大のパフォーマンスと才能・天才性を発揮します。

人は誰でも、何かしらの天才性を持っています。それがこれまでの人生で、発揮できていないとしたら、それは、あなた自身が「価値を感じるもの」を仕事にしていないから。

ひとたび、価値を感じるものを作り出す、生み出す、ことを仕事にし、かつそれに時間や空間を忘れるほど没頭できたら、あなた自身もまだ体験したことがないあなたの天才性が発揮されるのです。

 

私が主催する人生デザイン構築学校®︎では、価値を感じることを仕事にして、まだ本人すらも知り得なかった天才性を発揮し始めた事例が数多く出てきています。

TEDスピーチで有名になった、サイモン・シネックの、何かをするときに、WHY?なぜそれをするのか?を明確に持っている人は、モチベーションが高く障害にも強い、という説も、WHYの答えに当たるものに、価値を感じていて、その価値を提供する活動だと思えるので、言えることです。
価値を感じる活動には、内側からやる気がわき、時間が歪み、没頭でき、高いパフォーマンスが発揮できるのです。

高いパフォーマンスが発揮できて、自分の才能や天才性を発揮できたら、私たちは幸せです。
その仕事を、一生かけて取り組みたいと思い、そのクオリティをもっと高めたいと思います。
上司や会社に言われなくても、生産性や品質の向上に常時取り組むようになります。

そうなると、定年なんて頼まれてもしたくなくなります^^。2000万円不足問題が起こった時、「定年後も働かせる気か!」とSNSで怒りの声が上がりました。
我慢をして仕事をしているなら、「定年後は働きたくない」となるでしょう。

実際、今は75歳の方、80歳の方でも、とてもお元気です。著名な投資家のウオーレン・バフェットは、88歳の今も、今日の仕事が楽しみで、毎朝ベッドから飛び起きると言います。

そんな仕事を、今は、自分で作ることができる、そんな時代がやってきたのです。

会社にとっても、社員が高いパフォーマンスを発揮し、自分の才能や天才性を発揮し、自ら生産性や品質の向上に取り組むような社員をもつことは、とても有益なことです。
会社全体の生産性が上がり、離職率も抑えることができ、業績・収益アップに繋がります。

実際、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、前野隆司教授が行なっている「幸福学」の研究によれば、幸せに働いている人は、そうでない人の30%高い生産性を上げているという調査結果が出ているとのことです。

 

これからは『個』で立つ時代

働き方改革を受け、副業を解禁する企業が増えてきました。
今後増えることはあっても減ることはないと思います。

これからは、「個」で立つ時代です。
一生今の会社にいるので自分には関係ない、と思っていても、会社側から、解散するので他を探してください、と言われるかもしれません。

今は安泰でも、今の環境で、今の会社で、今の仕事で、「価値を感じる」ことに取り組むにはどうしたら良いか、を考えてみましょう。

副業、起業を考えている方も、何で副業・起業しよう?と考えるのではなく、自分はどんな価値を提供していたら、幸せを感じるのか?を考えます。

そして、その「今の会社」で、自分の隠れた才能と天才性を発揮することにまずは注力するのです。
そこで、自分が価値を感じることをビジネスとして提供していく、と言う土台を形成できれば、その先の、副業、起業が現実味を帯びて視野に入ってきます。
何で独立しよう?と考えるまでもなく、自分がやっていきたいことは、自ずと決まってきます。

 

あなたによるあなたのための働き方改革

これまで、我慢して会社でストレスを溜めながら働いてきたのであれば、なおさら、これからは、ストレスホルモンを出す仕事ではなく、幸せホルモンを出す仕事について、幸せに自分が高い価値を感じる価値を世の中に提供していきたいですよね。

あなたが価値を感じることをすることが、あなたが最大限に社会に貢献する方法です。

そんな、「あなたによるあなたのための働き方改革」を、ぜひ、考えてみましょう。

その第一歩は、自分が何に価値を感じるのかを、明確に知る必要があります。

そこで、お勧めしたいのが、人間行動学の権威、ドクターディマティーニが開発した『最高の価値観を明確にするワーク』(通称:価値観ワーク)です。
こちらの、「30日間実践ワークプログラム」で取り組んでいただくことができます。

無料ですので、ぜひ、取り組んで、あなたの「最高の価値観」を明確にして、「あなたによるあなたのための働き方改革」に着手されてください。

 

あなたの人生を応援しています。
愛と感謝を込めて

高衣紗彩

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