生デザイン構築学校(JDS)が推奨しているセルフコーチングジャーナルは、本来の自分の力を発揮して、毎日幸せに生きるための、人生のサポートツールです。
このジャーナルの使い方を深く学習したい方、さらに自身のコミュニティや仕事に関わる部下に進化成長のサポートをするコーチとしての力を身につけたい方を対象に、1月にセルフコーチングジャーナルコーチ養成講座を実施しました。
今回初めてこのジャーナルを使うRENさんが、この講座に参加して、体験記を寄せてくれました。
前半はこちら。今回は後編を掲載します。
目次
さて、年間冊子の次は、いよいよ毎日のスケジュールを管理する四半期ごとの冊子の使い方の学習だ。
まずは四半期冊子の最初のページ。
今年と第1四半期のミッションを書き写して、1〜3月のミッションを考える。
次は1月のページ。ミッションを書き写して、各週のミッションを考える。
次は各週のページ。ミッションを書き写して、1日毎のミッションを考える。
そして、次は……、みなさんもうお分かりだろう、
「毎日のページ」に、本日のミッションを書き写す、だ。
30年後の未来を見据えて決めたミッションを、毎日のミッションにつなげる。
30年後の自分からエネルギーを注入されたような気がしてくる。
足元から未来に向かって大河が広がっていくようなイメージが湧いた。
また、ページをめくって、ペンを握りしめてミッションを何度も書き写すのは、「何でもコピペ」に慣れている身には、新鮮だ。
でも、これにもちゃんと意味がある。
「大切なこと」を毎月、毎週、その都度確認しつつ、手を使って書くことで、無意識下に自分のミッションが落とし込まれていくのだと。そうやって、ミッションを何度も反芻していると、脳が勝手に働いて、実現につながるアイデアを探してくるのだとか。
SCJには、未来に向かうための仕掛けが、あちこちに散りばめられているのだ。
でも、問題がある。
私はナマケモノなのだ。
毎週、毎日計画を立てる?
講座に出ている今は書けても、ひとりで毎日、毎週できる?
疲れていると、睡魔に勝てないし、明日のことを考える気力も湧かない。
書き写しすらできるかどうか……。
そうして、毎日毎日、白紙のページが積み上がると、ダメな自分を見せつけられている気分になる。30年後の自分がため息をついているんじゃないか……。
そんな妄想で悩む私に、講師はキッパリと言う。
「空白があってもいいんです。できなかったページのことは考えなくていいんです。今まで空白でも、今日はやろうと思って1行でも書いたら、それが進歩です。1歩、いえ、0.1歩でも前に進めたら、未来は広がります」
さらに、「計画を立てても、計画通りにいかないのは当たり前。そんな時は、計画を見直せばいいんです」と、講師。
書いたら0.1歩進んだことになる。
0.1歩でも前に進んだらいい……そうか!
今までは、
①立派な目標を設定して、計画をあれこれ夢想して立てる
②3日もしないうちに計画が頓挫する
③計画を実行できない自分を見つめたくなくて、計画表を開きたくなくなる
④目標を忘れる
この繰り返しだった。
だから、ネガティブRENの
「ホラ、目標なんて立てたって、どうせ、かないっこないよ」
そんな囁きに、ため息ついてスケジュール帳を閉じて、目標のことも、計画のことも、忘れようとしていた。
よし、決心した。
空白のページに負けない。
空白のページが積み上がっても、目標は忘れない。
計画倒れになったら、もういちど計画を立て直そう!
ちなみにSCJの専用カバーを使うと、年間ジャーナルと四半期ジャーナル1冊をまとめて持ち運ぶことができる。
道に迷いそうになったら、年間ジャーナルを開いて、30年後の自分に会いに行く。
ずっと未来を見つめ続ける。
SCJはそんなマインドを育てるためのツールなのだ。
もうひとつ、SCJのポイントは自分を記録する項目が多いこと。
たとえば毎日のページには、計画に並行して行動記録の欄がある。
計画は事前に書くけれど、1日の終わりにその横に実際に何をやったかも書いていく。そして、
・うまくできたことは何か
・感謝することは何か
・もっとうまくやるにはどうしたらよいか
を書きこんでいく。
これも、毎日の振り返りだけではなく、毎週、毎月、そして四半期の振り返りへと続いている。
でも……。
書けなくてもへこたれないと、一度は決心したけれど、
「自分の行動を振り返りましょう」と言われると、気持ちが下がる。
これもできなかった。
あれもできなかった。
できなかった自分を、何度もまな板に乗せるのかと思うと、心がチクチクする。
すると、講師は言う。
「そのマインドには、認知の歪みが入っています。
『私は××をしなかった』は事実。
ですが、その理由は、
・計画していた事よりも、もっと興味のあることをやった
・自分のキャパシティを考慮せずに計画を詰め込み過ぎた
かもしれません。
それならば、明日からの計画を見直せばいいのです」
そして
「計画したことはしなかったとしても、他に何かやったことがあるはずです。それはあなたのミッションにつながっています。それを振り返って、書いてみましょう」と。
そうか。
振り返ろうとすると、心がチクチクするのは、「できなかった」自分のことしか見ていないからなのか。
物事には何でも陰と陽がある。
「できなかった」の裏には「できた」があるはず。そして「できなかった」にも、理由がある。
できない自分を叩いて、自分から目を背け続けていると、本当のことが見えない。
客観的に振り返って自分を眺めると、より精度の高い計画が立てられる。
SCJは「未来につながる振り返り」のためのツールなのだ。
今回の「SCJ認定コーチ養成コース」は、SCJをコミュニティの中で使って、メンバーの成長をサポートするコーチを養成するためのもの。
だからSCJの使い方だけではなく、コーチとして必要なポイントも、しっかり説明してもらえる。
初心者RENは、最初「コーチなんて無理!!」と引き気味だったが、講師や参加者から失敗も含めた経験のシェアをしてもらえるので、「人に伝えること」の面白さや難しさがわかってきた。
そしてSCJに限らず、「伝えたつもりになる」ことと、「伝わるように伝える」には大きな差があるのだな、と思った。
伝えるための、1歩と言わず0.1歩でも前進するための工夫はいろいろある。
Zoomの工夫、コミュニティを運営するリーダーの姿勢、会合前の準備。
元来の伝え方のプロに見える講師も、あれこれ準備に心配りをしているのだと知った。
SCJの使い方に限らず、何でも、人に伝えようとするとき、伝えるための工夫は必要なのだ。
最初から全部うまくいくわけではない。それでもその中から「もっとうまくやるためにはどうすればいいか」がみつかる。それが自分自身の成長につながる。
リーダーが成長すると、コミュニティ全体の精神性が上がる。するとコミュニティ全体が幸せになる。
「人に伝えることの大切さ」、そして「他者に幸せになってもらおうとすることの大切さ」がわかったような気がした。
SCJは生き方を見直すためのサポートツール。そしてコミュニティ全体の成長を後押しするツールでもあるのだ。
SCJ初心者REN、講座受講後1か月以上が過ぎました。
あちこち空白ページは多いのですが、それでも継続して書きこんでいます。これだけでもナマケモノRENにとっては大進歩です。そして先日年間ジャーナルのウィッシュリストを見返したら、書いたことが実現していたので、ちょっと感動しました。書いたら、それを実現させるために脳が働くのだと実感です。1年後の自分を楽しみにして、書き続けようと思います。
RENさんの体験記はいかがだったでしょうか?
記事を読んでSCJを少しでも使ってみたいな、と思われた方は、こちらから内容を確認いただければと思います。
あなたが望む未来が、最短最速で実現していくツールになっていますよ!
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人生デザイン構築学校では、個人が幸せな人生を自分自身でデザインできるようになるために、Dr.ディマティーニ開発の『価値観ミッケワーク』(正式名:バリュー・ディターミネーション)を行っています。このワークによって、これからの人生を幸せに生きるためのあなた自身の『最高の価値観』と『人生のミッション』が明らかになるのです。
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