こんにちは。
11月後半の最初の週が始まりました。
前回、忙しい時に陥る悪循環から抜け出すために、何をしたら良いかをお話しました。
一旦、立ち止まって、自分を見つめ直す。でしたね。
今日は、その続きで、立ち止まって自分を見つめ直す、とは、具体的に何をしたら良いか、をお話したいと思います。
自分を見つめると一口に言っても、様々な方法があります。
ここでは、Dr. ディマティーニの人生設計を取り入れた、内省方法をご紹介します。
それは、
今、悩殺されている仕事は、自分の価値観に合致したものだろうか。
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という切り口から、「自己分析、現状分析」をするものです。
私は「輝いて生きる」「幸せに生きる」ということについて、若い頃から随分と研究をしてきました。
そして、人は、多かれ少なかれ、仕事で大成するということが、幸せの必要条件の一つなのではないかと思うに至りました。
仕事とは、自分が何かをしてお金を得るということですから、お金を得ないでしている人より質良くやれるということを意味します。
他者がそれに対してお金を払うだけの価値を認めているということです。
企業で働いていると、そういった思考にはなりにくいかもしれませんが、例えば製薬会社で働いている場合は、製薬業界のことについては、小売業界にいる方より詳しいはずですし、
その中の「薬」には直接関係のない部署、例えば「経理」などを仕事にしている場合でも、「◯◯製薬、経理部」という名刺を持つということは、「私は製薬の経理のプロです」という名札を付けているということで、
それは、誰から見ても、この人は「製薬会社の経理」の分野では、お金を取れるほどの知識や技術があるのだな、と、実際に「プロ」として認識されるということでもあります。
そのプロと見なされている仕事において、何かを大成するということは、名ばかりでなく、実の部分においてもプロ中のプロになったということであり、自分自身の誇りに繋がりますし、他者からも「プロの中でも優秀なんだな」」と認められるということでもあります。
ですので、大成できれば、輝けるし、生き生きと輝いて生きていけていれば、幸せなのではないかと、何も知らないなりに思ったわけです。
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では、大成とは、なんぞや。
大成の定義は、人によって違うと思いますが、私の場合は、高校生の頃の夢が「世界を股にかけて仕事をする」でしたので、
私にとっての「大成」は、海外出張を沢山こなして、世界中の人とミーティングをこなすような、仕事生活を意味していました。
何をするかとか、結果とか、どうでも良かったんですね(笑)。
とにかく、「世界を股にかけている」感があれば、なんでも良かったのです。
その夢に向かって、新卒では周囲の猛反対を押し切り、外資系企業に新卒で就職しました。
当時新卒で外資に就職するのは日本の大手に失敗した人で、自らその選択をする人はいませんでした。
父親には、その後3年間、口をきいて貰えませんでした。
今から思えば、この時、私は親の価値観ではなく、自分の価値観で生きる選択を、したのだと思います。自分ではそう自覚はしていませんでしたけれども。
そして、英語をプロ級にしなければと働きながら通訳の学校に行き、一旦翻訳や通訳で生計を立て、英語でのディスカッション力を高めたあと、
当時金融業界が一番「世界を股にかけやすい」と踏んで、「証券アナリスト」の資格と 留学してMBAを取り、
ようやく35歳を過ぎて、夢に描いた仕事生活を営むことができるようになりました。
毎年3、4回の海外出張、訪ねる国は、欧州各国、米国、アジア。1日にこなすミーティングの数は、多い時で7回。
毎日移動し、毎日異なるホテルに泊まる、文字通り「世界を股にかけて働いている感覚。
日本にいる間も、深夜早朝関係なく飛び込む電話会議、ビデオ会議、メールの応酬。
超多忙を極めましたが、私はとっても幸せでした。
この生活自体、そして、この仕事を「看過なくこなしていること」が、私にとっての「大成」だったのです。
そこで抜きん出る、とか、結果を残す、とか、そういったことがなくても、ただ、その仕事に携われていることに、心は満たされていました。
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これが、私がその仕事を通じて得た「教訓」でした。
そして、
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心が満たされている時、幸せを感じるときに、それまでの自分の限界を超えた最高の自分が発揮され、パフォーマンスが上がる。
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ということも。
なぜなら、
楽しんで、幸せを感じながらひたすら邁進していたら、
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気がつくと、先輩たちを追い抜き、そのチームのリーダーになってしまっていた
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からです。
そして、東京オフィスのみならず、米国本社からも、「東京で◯◯に関しては、彼女の右に出るものはいない。」と認知されるようになり、
専門外の国境を越えたプロジェクトに指名されるようになったり、取締役ではないのに取締役会に席を儲けられたり、といったことが起こるようになりました。
今思えば、これは、単えに、
自分の最高の価値観に合致した仕事だったので、
✔️内側からやる気がみなぎり、
✔️様々なインスピレーションやアイデアが湧き、
✔️疲れ知らずとなり、
✔️仕事に幸せを感じながら携わることができ、
✔️毎日が楽しく、充実していて
✔️その結果、結果がついてきた
のだとわかります。
当時は、自分の価値観など、概念さえもわかっていませんでしたが、ラッキーなことに、知らず知らずのうちに、親の価値観ではなく、自分の価値観で生きる選択をしていたのだと思います。
親の反対を押し切って外資に就職した時から。
あの時、親の言うことを聞いて大手金融に就職していたら、私は、はみ出しものの不良社員になっていたことは、確実です(汗)。
でも、決断をしてからも、本当にこれで良かったんだろうか。
伝統ある大手を蹴って、「どこの馬の骨ともわからない」外資に就職して良かったのだろうか。
と、心の中は、不安で一杯でした。
ディマティーニが提唱する「価値観」に基づくディシジョン・メイキング法を当時知っていたら、
このような不安に苛まれずに、自分の選択に自信を持てたはずです。
ー 人生のあらゆる決断と選択を自分の価値観に基づいてする ー ことを、心からお薦めします。
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価値観に忠実に歩むように、人生を再設計していきましょう。
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いつからでも、全く遅いことはありません。
人生再設計の第一歩を踏み出すための質問が、以下です。
『今、悩殺されている仕事は、自分の価値観に合致した仕事ですか?』
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この質問には、価値観を知らないと答えることはできませんが、
以下の質問で、自分の価値観に合致しているかどうか、アタリをつけることができます。
『忙しくても、心は充実感で満たされていますか?』
◯答えがYESだった方
自分の価値観と合致していないことを仕事にしている可能性が高いです。
聞かれるまで「忙しい」という概念さえ、浮かんでいなかったかもしれませんね。
「夢中に」なっているからです。忙しいことでストレスやフラストレーションを感じてはいないと思います。
人間関係など、忙しさとは別の所では、ストレスを感じているかもしれませんが(^ ^;)、
それも自ずと解決されていってしまうはずです。視点や意識がそういった次元にはないので。
その場合、自分で自分の人生をコントロールできている感覚があると思います。
忙しさも、建設的な忙しさに感じていて、「今から顧客先で打ち合わせだ。行ってくるねー!」と、足取りも軽くオフィスを後にしているかもしれません。
そんなあなたは、キラキラと内側から輝いていると思います。かぐや姫が入った竹のように!
そのまま、突き進みましょう!
ただし、食事と休養といった自己メンテナンスは忘れずに!
どんなに順調に走っていても、計画的に、主体的に、自主性を持って、メンテナンスをしてください。
車のサーキットレースで、何周かごとにコックピットに帰ってきて、まだ痛んでいないタイヤを交換するように。
◯答えがNOだった方
自分の価値観と合致していないことを仕事にしている可能性があります。
その場合、忙しくなると、内容以前に、忙しいこと自体が、すでにストレスになってしまっていると思います。
そして、その忙しさは、あなたのため ー例えば、自己成長とか、自己開発とかー になっていないことにも、心のどこかで気づいていらっしゃると思います。
その場合、自分の最高の価値観に合った仕事に携わる人生に、自分で切り替える必要があります。
そのための第一歩は、
「自分の最高の価値観が何かを明確に知ること」です。
それは、「自分が何に幸せや充実感を感じるかを明確に知ること」と同義でもあります。
ご自分の最高の価値観を明確に知っている方は、それ以外のことに時間を割こうとはしません。
自分の人生からそれ以外を一切排除しようとします。
顕著な例がスティーブ・ジョブズです。彼は車のナンバープレートも付けなかったと言います。
これは、極端な例ですが、「自分の価値観に忠実だった。」という意味で、私たちがお手本にしたい生き方をした人です。
自分の「最高の価値観」を知らない方は、まず、それを明確にしましょう。
Dr.ディマティーニの「価値観の優先順位を知るワーク」(通称:価値観ワーク)は、13個の質問から出される39個の答えを深堀りしていきます。
他の同類のワークより深く、納得感のある価値観が出せると好評です。
弊社の無料メール講座でも紹介していますので、ご興味のある方は、登録してシートと解説を受け取って、やられてみてください。
http://www.missionmikke.com/
私たちが自分の価値観と思っているものは、実は、自分の価値観ではないケースが殆どです。
社会や親の価値観をあたかも自分の価値観のように思い込んでしまっていて、自分の真の価値観が何なのか、もはやわからなくなってしまっています。
自分の真の価値観が明確になると、自分の人生のミッション・使命も明らかになり、そこに向かって人生を再設計することができるようになります。
好きなことを仕事にしていても、問題は起こります。
辛いことも起こります。壁にぶつかること、もう無理だと思うこと、嫌だと思うこともあるでしょう。
ですが、「これは自分の使命なのだ」「自分のこのサービスを待っている人がいるのだ」と思えれば、不思議と、どこからか、困難に真正面から向き合って行こうと思うのエネルギーが湧いてきます。
芯が強くいられるのです。
その芯の力が、自らの限界を越え、自分でも驚くようなパフォーマンスを発揮する源になります。
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==まとめ==
忙しい時に行うべき3つのこと
1. あえて立ち止まって、自分を見つめ直す。
自己分析・現状分析のために、以下の質問を自分に問いかける
===質問===
今悩殺されている仕事は、自分の価値観に合った仕事ですか?
==行動ステップ==
自分の価値観に合った仕事でスケジュールを満たす
そのために、今日できる小さな一歩を発見し、実行する。
誰でも、決めた瞬間に、この質問にYESと答える人生に舵を切ることができます。
そう答えられる人生に、自分で自分の人生を設計することができます。
そして、その設計図通りに、行動していけば、その先には、
忙しさに充実感と幸せを感じる人生が待っています。
ミッション・ミッケは、そういった人を一人でも多く増やすこと、をミッションとしています。
来年は、すでに好きなことを仕事にした方や、価値観を活用した人生に舵を切り、もっとその先に行きたい方のために、様々な企画を投入していきます。
それでは、今日も、目一杯、輝いて生きましょう!
*自分の真の価値観とミッションを明確にして、人生を再設計する『人生デザイン構築メソッド®︎』、学べるのはこちらから
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