こんにちは！
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。
僕自身、今でこそ『自分の人生を生きる』と決めて、人生デザイン構築していますが、30代の半ばから「僕の人生このままでいいのだろうか？」「もっと輝ける何かがあるんじゃないか？」と今の自分の人生に対して、戸惑いや迷いを感じていました。
誰でも、自分の人生に迷う瞬間があります。特に我々の世代は、学校教育など様々な活動を通じて、(無意識で)他人と比較して生きることに慣れてしまっていて、『皆が認める良い人生』を生きようとしてしまいます。もちろん、他人と比較することで、(勝負根性として)『自分を高めよう』という気持ちになりやすく、モチベーションを保つきっかけにはなるでしょう。しかし、このときの『モチベーション』は、『他人軸』から生まれたものですから、あまりに『他人との比較』ばかりをしてしまうと、『自分の人生を生きる』ということから、離れてしまいがちになるということも言えるのです。
隣の芝は青く見えるもの。自分のありのままを素直に認め、あらゆるものごとに感謝しながら日々を過ごしていると、『自分軸を確かめる』ことが出来、いま取り組んでいることそのものに幸せを感じ、『今ここ』を幸せに生きることができます。
今日は、日々の生活のなかで僕自身が実践している『自分軸を確かめる』ヒントをご紹介します。
以前に、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里さんが、「40代になってから、仕事は受けるのではなくて、自分からお願いするようにした。仕事の依頼が来たら、一度自分がそれを『是非したい！』と思えるかどうか確かめて、受けるのでは無く『やらせてください』とお願いするようにした」という趣旨のことを書かれていました。
糸井重里さんのような、高名な方だからこそ言えるセリフ、かもしれません。でも、きっと大事なのは『受ける』のではなく『お願いにいく』という姿勢なのだと思います。
この言葉は、僕の中にずっと引っ掛かっていましたが、『人生デザイン』を学ぶ中で「『自分の人生を生きる』とはそういうことか」と腑に落ちた言葉の一つです。
前項とも共通する部分があるのですが、人は『誰かに認められたい』と思って、行動や思考をしていくものです。何かに夢中になって一生懸命取り組んだ結果、『認められる』というのであればいいのですが、順番が逆になって『認められるために何かをする』ようになってしまうと、人は『やらされ感』を持つようになり、『自分軸』から離れてしまうことになります。
一度そういう思考になると、無意識の中で、ふと『他人に認められよう』という気持ちが行動や思考のなかに出て来ます。そうなると、いつのまにか『自分の意識』『自分の意図』から少しずつ離れてしまうことになりがちなのです。そして気が付くと、「こんなはずではなかったのに…」というセリフが出て来るようになってしまうかもしれません。
一番大切なのは、『自分自身の期待に応える』ことです。自分以外の誰かの『期待』に沿うということは、多くの場合『自分自身の期待に応えない』ことに繋がります。そして、それを選んでいるのは、他ならぬ自分自身なのです。
せっかくの自分の人生ですから、自分自身の期待に応えて行きたいですね。
自分軸で生きていないとき、人は知らず知らずのうちに気持ちの上で無理をしてしまい、『イライラ』や『怒り』と言った形で、気持ちの『揺らぎ』が出て来てしまいます。先ほど述べた『やらされ感』もその一つです。
ふとしたときに、自分の中の「イラッとした気持ち」「受け身な気持ち」が生まれていることがあったとしても、そのことに正しく気が付くことが出来ると、自分自身を軌道修正出来ます。
人は、出来ていることに気付くのは難しいですが、出来ていないことにはすぐに気付きます。自分の気持ちが『揺らいでいる』と気付いたときに軌道修正する方法としては、こちらのブログでもたびたび出て来ますが、『感謝のステートに居る』ことが有用です。
もしも、自分自身が揺らいでいるなと感じたら、改めて「自分軸で考えているかな？」「自分の人生を生きているかな？」と振り返ってみてください。そして、今できていることに感謝して、感謝のステートに身を置くことで、きっと軌道修正出来ますよ。
1)自分で決める
2)期待に沿わない
3)揺らぎに気付く
自分自身というものは、実は一番見えにくいものかもしれません。今回のヒントが『自分の人生を生きる』ことに少しでも貢献できれば嬉しいです。是非一緒に実践していきましょう。
もう少し知りたいな、という方は以下の記事も御覧くださいね。
『自分の人生を生きる』と決めたときに大切な３つのこと
最高の自分を生きたいあなたへのヒント その６
では、今週も素敵な一週間をお過ごしください！
