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2016
12月09日

人生をやりたいことだけで埋め尽くす

人生をやりたいことだけで埋め尽くす

前回は、「我慢を自分の人生から排除」して、人生をやりたいことで埋め尽くしましょう、と言うことをお伝えしました。今回は、「やりたいこと」だけで埋め尽くすための戦略は、どうしたら立てられるのか、それをお伝えしたいと思います。

前回取り扱った我慢は、やりたくない仕事を我慢して行う、その時の我慢に限定しています。人から何か嫌なことを言われたときの我慢や、辛いことが起こった時の我慢、は、また別の話になります。

辛いことが起こった時の対処法は、すでにこのブログでもお伝えしていますので、こちらをご覧ください。

辛いことのあとには、幸せが待っている?

辛いことが続いたら・・・

試練は二度美味しい

人から何か嫌なことを言われた時の我慢については、これまで取り上げたことがなかったので、またいつか別の機会にお伝えしますね。

今日は、無意識に避けている行動=我慢してやっている行動、を人生から排除して、人生をやりたいことで埋め尽くすための戦略について、お話します。

 

「やりたくない仕事」の意味するところ

やりたくない、避けてしまう行動や仕事があるとき、それは自分の無意識からの、「それはあなたの最高の価値観とは異なるものです。」とのサインです。無意識が、「それは、あなたの最高の価値観の観点からは重要ではないですよ」と言っているのです。もちろん、それは「仕事」という意味では、重要なものです。仕事にとって重要なものでも、あなたの最高の価値観にとって重要でないものは、無意識は「自分の人生にとって重要ではない」と認識して、行動を起こさせないようにしてしまいます。

皮肉なことに、自分の人生にとって重要ではない仕事は、緊急なことが多いものです。フランクリン・コヴィー氏の「7つの習慣」で紹介されている、「緊急だけど重要でない」象限に入るものです。この象限や「緊急でないけれど重要」の象限に多くのタスクが入ってしまう場合、今の仕事はあなたの最高の価値観(あなたが人生で一番大切であると思うものやこと。満たされるとこの上ない喜びを感じるもの。あなたのまだ見ぬ才能と可能性が眠っているところ)とずれている可能性が高いです。その場合、コヴィー氏の言うように、「緊急ではないけど重要なこと」を意識的にスケジュールに入れないと、人生は、自分にとって重要ではないことで埋め尽くされて終わってしまいます。

 

重要なこと=緊急なこと=やりたいことを一致させる

最高の価値観と合った仕事をしている場合、「重要なこと」と「今日やること=緊急なこと」が一致しています。重要なこと=緊急なこと=やりたいこと、が全て一致するから、日々の葛藤がなく、とても楽です。そうすると、人間関係の行き違いなども発生しなくなり、志を同じにした、気持ちよく仕事をできる人と仕事ができるようになります。これは、会社員の方も同じです。

人生を楽に生き、望む人生を創っていくには、無意識(重要な事に向かう)と顕在意識(やらなければならないことをやらなくてはと自分を叱咤激励する)のベクトルを同方向に合わせることが、重要なのです。

無意識と顕在意識のベクトルを一致させる

無意識と顕在意識のベクトルを一致させるには、二つの方法があります。

1)顕在意識を無意識に一致させる
これは、「自分の最高の価値観に合った仕事・キャリア」につく、ということです。今すぐには、無理かもしれません、が、近い将来、そう、自分に宣言し、決意する、それだけでも、現在の自分の在り方が変わり、同じことをする毎日でも、仕事への取り組み姿勢が、自然と変わり、瞬間、瞬間に、これまでと違った「やる気」を感じるようになります。そうなるとパフォーマンスも上がり、自分には合わないと思っていた仕事が楽しく感じられるようになったりもします。そうなると、昇進・昇格・移動(もちろん望む部署に)などがもたらされ、転職せずして、「自分の最高の価値観に合った仕事」をするようになれたりします。転職するのも、もちろん有りです。その場合、1)自分の最高の価値観を明確にして、2)それを満たす職業を片っ端から列挙し、実現性のあるものをピックアップし、どれかを選択し、それを「キャリア・ビジョン」に設定します。そして、それにつくための戦略を立てます。

2)無意識を顕在意識に一致させる
これは、今の仕事に対する、自分の価値観の優先順位を入れ替える、ということです。つまり、あなたの価値観の優先体系の中で、低い順位にあった仕事を高い順位に入れ替えます。どうしても、嫌な仕事をこれからもしていかなければいけない時などに、こちらを選択します。例えば、仕事としては、今の仕事が好きだが、一つだけ嫌いな仕事がある場合などです。

これには、ワークがあります。

ワーク:嫌いな仕事をすることが、自分の最高の価値観をどう満たすのか、を書き出します。最低40個。その仕事に対して、これができてありがたい、と感謝の気持ちと「やりたい」と意欲が湧いてくるまで、書き出します。

例えば、企業内弁護士として働いているシングル・マザーがいます。シングル・マザーなので、最高の価値観(最も価値を置いているもの)は、「子供に最高の教育を受けさせること」です。他にも何人か弁護士はいて、彼女はJVの相手先企業との契約書の締結を担当しています。弁護士の仕事は好きですが、その仕事だけがどうしても嫌いです。気がつくと、後回しにしたり、抜けや漏れがあったりしてしまいます。

契約書の締結をすることが、自分の最高の価値観、つまり、子供に最高の教育を受けさせる事にどう貢献するのか。一見、全く関係ないことのように見えます。ですが、根気よく見てみると、見つかりました。企業同士の契約書の締結に際しては、相手先企業においても、重要人物が担当者になります。彼女は、多くの相手先企業の重要人物と、何週間もかけて契約書の細かい文面を詰めたり交渉したりすることで、通常では知り得ないその業界の重鎮などとも、深い信頼関係を築いていました。そして、実際、息子の大学進学の際のアドバイスなどを貰っていたのです。そして、就職の際にも、推薦状を書いて貰っていました。その仕事が自分の担当であった事に、感謝の念が湧いてきました。すると、その仕事が愛おしくなり、それからは、率先して、丁寧にするようになりました。

自分の一番嫌いな仕事が、自分の最高の価値観を一番満たしてくれていました。それが見えた時、その仕事に対するあなたの中での価値は高くなります。つまり、無意識が「重要」と判断した事になり、「避けたい仕事」から「率先して喜んでやりたい仕事」に変わっています。もう、それをするために「我慢」や「強制」することはもちろん、外からのモチベーション、人参、もいりません。

まとめ

2017年は、「自分の最高の価値観に合った仕事・キャリア」をする。まずは、そう決意・宣言しましょう。まずはそう決意することが、人生を「やりたいことで埋め尽くす」ための第一歩です。そして、上記、無意識と顕在意識のベクトルを一致させる二つの方法のどちらかを行うかを決めて、戦略を立てるか、ワークをするか、してみてくださいね。これは、本当にパワフルで、行った方は、自分の心の中がガラリと変わってしまった事に、本当にびっくりされます。 これは、ドクター・ディマティーニが開発したバリュー・ファクター(通称:価値観ワーク)の中の、バリュー・リンケージという、嫌なことを消滅させるテクニックです。「やりたくないけど我慢してやっている事」全てを、このどちらかの方法で排除して、2017年は、人生をやりたいことだけで埋め尽くしましょう!!

*バリューファクターのトレーニングは、2017年5月にドクター・ディマティーニが来日して、行われる予定です。ご興味がある方は、こちらまでご連絡をいただければ、ご案内を差し上げます。
info@jinse-design-univ.com    *2016年12月末日まで、スーパー早割価格が適用されます。

*「バリューファクターで2017年をやりたいことで埋め尽くす」1日集中講座を、2016年内に行います。詳細決まり次第、こちらのブログでお知らせしますが、いち早く無料メールコーチング講座受講の皆様にお知らせします。まずは、こちらから、ご登録をお願いします。

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