2016年1月3日
健康で幸せで、そしてより生産的な人生を生きるために・・・。今年1年のテーマ、を決めたり、こんなライフスタイルを送ろう、あれを成し遂げよう!といった目標を立てている方も多いと思います。
また、今年こそ、◯◯はやめて、こんな習慣を取り入れよう、と、自らに「習慣の変更」を課す方も多いですよね。
ただ、習慣を変更することは、一筋縄ではいきません。かなりの大仕事です。これまで身についた習慣を変えるより、新たに何かを成し遂げるという大きな目標を達成する方がよっぽど優しかったりします。
さらに、お正月には、”新年効果”も手伝って、私たちは自分にできそうにない大それた変更を課してしまいがちです(笑)。
でも、変えたい習慣、ありますよね。2016年をより生産的な1年にし、より心豊かな人生にするために、どんな習慣をどう変えたら良いでしょうか?
必ずしも大きな習慣の変更は必要ありません。小さな変更であっても、それらが複数あってしっかりコミットし、日常生活のルーティン化ー無意識にいつもやることに入れてしまうーができれば、人生にかなりの違いをもたらすことができます。
海外のTech Co.というサイトで、『2016年をより健康で幸せで生産的にするための12の小さな習慣の変更』が提言されていたので、ご紹介します。人が本当の意味で変化を遂げるには時間がかかるため、あせらず12個を毎月一つずつ実行し、この1年間で大きな成果に繋げる、くらいの心構えで取り組みましょうと伝えています。
それでは早速、ご紹介しますね。
目次
ネガティブな思考を避け、ネガティブな言葉の使用を極力避けるようにしましょう。例えば、”それは不可能だ
“、”私にはできない”、”これはうまくいかない”、などの思考や言葉には毒性があり、他人ばかりでなく自分自身にも害をもたらします。話す時にこれらの言葉を使用しないように意識しましょう。
(高衣注ー。そうは言うものの、ネガティブな思考や感情をすぐに打ち消して感じないようにしたり、強制的にポジティブな感情に転換しようとすると、それにもまた弊害があります。精神的にばかりでなく、身体的にも病気になってしまいます。
それらの思考や感情は、『あなたによって正当に扱われていない』『あなたに無視されている』と思うため、いつまでたっても、成仏できないからです。
ネガティブな感情が出てきたら、それも否定するのではなく、そこにいていいよ、と肯定して、どっぷりそれを感じましょう。自分は今、本当に辛い、悲しい、シンドイんだ、と、その感情がそこに居ることを許します。
必要なら、その感情がそこに居る間、落ち込んでも、外界との接触を断っても(つまり引きこもり)良いのです。人間は、ある感情を心底感じ切ると、逆の方向に戻ってくるようにできています。ちょうど、振り子が目一杯振られると、中心に向かって戻ってくるように。それを途中で打ち消されてしまうと、感じ切って貰えない感情は、帰るきっかけをつかめず、ずっとそこに居続けるのです。
自分の可能性に自ら蓋をしてしまうような後ろ向きな思考や言語を使うのではなく、前向きな思考や言語を使いましょう。後ろ向きな思考が出てくるときは、自分が心の奥深くに持つ恐れや不安に対する言い訳のことが多いので、そういった思考が出てきたら、「自分は何を恐れ、不安に思っているのだろう」と考えてみましょう。そして、その恐れや不安と向き合うのです。
それは、理に適った恐れだろうか。それとも、自分で勝手に想像上のモンスターを作り上げて恐れているだけだろうか、と。未知なるものは、正体がわからないから、怖い。正体がわからないと、どうしても私たちは、「大物が潜んでいる」ように感じてしまうのです。ですが、実際には、行ってみたら、そこにいたのは、小さい虫の抜け殻だったりします。
恐れも不安も感じ切りましょう。それも自分の一部、ようこそと言って、大切に扱いましょう。きちんと大切に扱い向き合うと、「恐れ」や「不安」は、真実ではない空想の上に出てきたもの、理に適っていないものだと、納得できます。
そのプロセスを踏むと、無理難題に見える問題に直面した時に、”できない”と決めつけるのではなく、”どうしたら上手く行くか”を考えることができます。八方塞がりに見えてもどこかに抜け穴はないか、それを探してみようと方向性を転換することができます。
まとめーネガティブ思考・感情をやめてポジティブ思考になろう、というのではなく、ネガティブ思考が起こったら、まず最初にすることは、自分には今真実が見えていないのだと自覚をすることです。そして真実をしっかり見つめてーつまり事実を歪ませて見せている根底にある不安や怖れと対峙しーそれを解消することで、自分の中心であり本質、つまり前を向く思考に戻ってくるができます。あなたの本質は、元来前を向いているので。ー高衣注終わり)
瞑想の習慣があればなお良いですが、瞑想の習慣を持っていなかったとしても、呼吸に意識を向け、深くゆっくりとした呼吸をすることは、誰にとっても有益です。緊張を緩和するばかりではなく、全身の酸素や血液の流れを改善するのにも役立ちます。また、その日1日に感じた感情のチャージをニュートラルにすることもできます。1日に少なくとも朝晩行って、常にニュートラルで1日を終えるように習慣付けましょう。
何かを始めたということは、ジェットコースターに乗ったようなものです。目標達成に向けて進むにつれ、失敗はあります。ですが、沢山の小さな成功も訪れます。どんな小さな成功でも、認識して祝いましょう。
あなたの率いるチームが小さい成功を遂げるたびに、ステーキの夕食を奢ってあげる必要はありません。そんなことをしなくても、彼らのハードワークにお金をかけずに感謝を表す方法は、幾らでもあります。小さな成功に目を向けましょう。
(高衣注ー自分一人のときには、なおさらですね!プチ自分にご褒美の機会を沢山作りましょう。男性は、特にこういったことはしませんから、意識してやってみると、自分のメンタルに結構な違いがもたらされることに驚くと思います。)
すでに述べたように、何かを始めたら、必ず”失敗”(とあなたが思うこと)は起きます。その時に、どのようにそれを捉えるかで、その後成功するかしないかに大きな違いが生まれます。
どう捉えれば良いかというと、失敗を自分がコントロールできる形に定義し直します。「この行動では失敗した」と言い換えることで、「他の方法では成功する」という前提を自分の潜在意識に刷り込むことができ、失敗を成功へのプロセスと捉えることができます。
自分自身を笑い飛ばすことができるようになりましょう。深刻な人々はある意味、近寄り難く、恐いです。自分の癖や弱点を笑うことができると、他の人の目により魅力的に映り、影響力を持つことになります。そして、何よりあなた自身が幸せになります。
水分を沢山摂ることはベストコンディションを保つ上で重要です。少しでも脱水状態になると、エネルギーが流出し、疲れを感じるようになります。ただの水が苦手な場合は、アルコールや大量のカフェインが含まれているのでない限り、なんでも構いません。脳は、水分が足りなくなると、甘いものを欲するようになるとも言われています。喉が乾いた、と思った時には、脱水症状になっています。喉が乾く前に、水分を沢山摂りましょう。
感謝することの重要性は何度言っても言い足りません。日記なんてつけている暇ない、と言う場合でも、感謝日記をつける時間ならあるでしょう。毎晩眠りにつく前に、今日1日であった出来事で感謝できることは何だろうと思い出し、何がその状態をもたらしたのか、誰がもたらしてくれたのかに思いを馳せ、それを書き留めます。こうすることで、毎晩ニュートラルな心の状態ー従って、愛溢れる心の状態ーで眠りにつくことができます。
あなたはあなたの態度と感情の最終責任者です。この世の中には、あなたのコントロールを超えることが沢山起きますが、それらの出来事にどう反応するかは、完全にあなたの手中にあり、あなたが決めることができます。これを忘れないでいると、厳しい状況にも、冷静さを保って対応することができます。
目標を小さな塊やマイルストーンに落とし込むと、達成が容易になります。目標を小さくすればするほど、3で述べたように、達成を祝う機会は増え、小さな達成体験を重ねることで自信が生まれ、最終目標までのやる気を維持することができます。
毎日同じ姿勢ばかり取っていると、エネルギーが停滞して不健康な状態になります。毎日運動をしていても、ストレッチする時間を作ることはとても重要です。1日わずか5分、深い呼吸と共にストレッチをすることは、エネルギーの循環を促進し自分の最適な健康状態を維持するのにとても役立ちます。
何かに集中しようとしている時に後ろで音が鳴っていて良いことはありません。邪魔になるというばかりでなく、背景で流れるテレビの音は、あなたに強力なサブリミナル(潜在意識に刷り込まれる)メッセージを送っています。特に、
TVがあなたが罪の意識を感じる楽しみの一つである場合は、これからは、リラックスや目的がある時にのみつけ、その時間を何か生産的なことに使うと決めましょう。そして、生産的な1日を過ごした自分にご褒美を与えるようにしましょう。
(高衣注ー。ご褒美作戦が多いのは気になりますが・・・(笑)。こんな風に強制的にやめようとしなくても、自分の価値観と人生のミッションが明確になれば、自ずと、それを満たさないものからは離れていきます。)
流れに任せるタイプの人であっても、やることが多すぎて時間が足りないと思う場合、ストレスを感じます。毎朝、少しの時間を取って、その日やることを計画し優先順位をつけることで、かなりのベネフィットを得ることができます。
何からスタートしたら良いかわからない場合、一番達成したいと思うことから取り掛かりましょう。一つがスムーズにできると、後に続く他のこともスムーズにできるようになります。
(高衣注ー。仕事上のやることリストとは別に、自分の人生にとっての重要やることリストを毎朝作成することをお勧めしています。自分の価値観を満たし、人生のミッションを遂行するために必要な6つか7つのことを書き出し、それをする時間を最初に確保します。全部で10分で終わるほどの小さなことで良いのです。
これをすることは楽しいので、毎日やり遂げることができます。すると、波に乗って仕事上のタスクも完了することができます。お試しください。)
出典:http://tech.co/12-small-changes-make-better-2016-2015-12
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