こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。
明日は春分。昼と夜の時間が同じになる日です。いよいよ春本番だ!という季節ですね。学校生活で言えば、受験シーズンも終わり、子どもの卒業式だったという方も多いかもしれません。
新生活に向けて、「今度こそ、頑張るぞ!」と気分一新で頑張るというのもいいですが、まず『今ここ』をしっかりと認めることで、もっと『パワー』が出せるようになることをご存じでしょうか?
今日は、『今ここ』を認めることで、得られるメリットについて、ご紹介します。
『今ここ』とは、何か。一般的には、『マインドフルネス』などの精神的な状態として語られています。瞑想や禅の思想に近いものです。でも、ここで私が書いている『今ここ』は、少し違います。
世の中では、「もっと何か」「改善点は何か」「~すべき」など、今の欠点を探して改善点を追求する姿勢を取ることが美徳とされています。そうすると、暗黙的に『今はダメ』というマインドになってしまいます。『今はダメ』からスタートすると、自分自身がダメな訳ではないですが、『自己有用感』が損なわれてしまいます。
『今ここ』を認められるようになると、ありのままの自分を『いいな』と思えるようになります。これは、『うぬぼれ』とか『慢心』とは違います。あらゆる出来事や周りの環境、周囲の人々や家族の支援を感じて、『感謝』する状態です。
そうなることで、自然とそのような状態にある『自分自身』の『自己有用感』を深く感じられるようになるのです。
『今ここ』を認める過程では、過去の自分自身とも向き合うことになります。過去に起きた出来事から、自分自身がどんな影響を受けてきたのか。また自分自身の言動や行動が、その後、関わった人々にどんな影響を及ぼしてきたのか。自分はそんな影響力はないよ、と思われた方でも、まったく誰とも関わっていない、という人はいないでしょう。
過去の出来事には、なにかしらの『罪悪感』や『欠落感』があるかもしれません。でも、改めて『今ここ』に至る道のりとして、「すべての出来事は必要だった」と肯定的に受け止められるようになると、過去に対する『感謝』の気持ちが湧いてきます。
それは、無理やり肯定することとは違います。過去の出来事の、これまで自分には見えていなかった部分を認識することによって、「心の底から」あれが起こって良かったんだ、ああして良かったんだ、と思う気持ちが、自然と「湧いて」くるのです。
そして、自分自身の過去を肯定するところからも、『自己有用感』は強化されます。
人生は、過去から未来に続いています。過去を認め、『今ここ』を認めると、これから先の未来に対して、『恐れ』を持たなくなります。持つ必要がなくなります。なぜなら、「すべての出来事は必要だった」ことが既にわかっているからです。
これから先に起こる未来も、「すべての出来事は必要なのだ」と肯定的に受け止めることが出来ますし、また『感謝』して受け取ることが出来ます。そうすると、その未来の時点の『今ここ』をしっかりと認めることができるのです。
このサイクルをしっかりと認めていけるようになると、『素直に未来を楽しめる』ようになります。日々に『感謝』しながら、地に足をつけて歩んでいけるようになるのです。
今日は、『今ここ』を認めることで、得られるメリットについて、ご紹介しました。
◎自己有用感が高まる
◎過去に感謝できる
◎未来を素直に楽しめる
実は、ついこの前まで、僕自身が常に「隣の芝が青くみえる」状態でした。『今ここ』に自信がなかったばっかりに、(本当は必要ない)焦燥感に追われていたのだと思います。『今ここ』を認め、『今を肯定することから、すべてが始まる』というのは、真実だと思います。こういう気持ちになれたことが『成長』なんだなあと感じています。
では、「どうやったら『今ここ』を認められるようになるの?」という方は、是非下のリンクから、メルマガ登録して『価値観のワーク』をやってみてくださいね。きっとヒントが見つかると思います。
では、今週も素敵な一週間をお過ごしください!