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2016
11月13日

マイナス金利時代にキャッシュフローを増やす工夫とは…

マイナス金利時代にキャッシュフローを増やす工夫とは…

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。
今週は、世界が大きく揺れる出来事がありましたね。
皆さん注目の、アメリカ合衆国大統領選挙です。
開票中から、為替と株式市場は大荒れでした。
日本経済にとって、吉と出るのが凶と出るのか、今日明日にすぐに結果が出るものではないですが、我々長期のスタンスで取り組む個人投資家としては、バランスを取りながらじっくりと向きあって行きたいものです。
とはいえ、今年初めからの異例のマイナス金利が続く中、景気の良い話もなかなか聞けず、今は何をしたら良いのかなあ?と途方にくれている方もいらっしゃるかもしれないですね。
しかし、何事もプラスの面とマイナスの面があるもので、今この『マイナス金利』の局面だからこそ、取り組みたいことがあります。
マイホームをお持ちの方なら、ぴんときますね。
そう、今は『借り換え』の大チャンスなのです。
実は、私も先日住宅ローンの『借り換え』をしたのですが、次の3つのポイントを押さえたことで、毎年の返済額を減らして、差額のキャッシュフローを増やすことを達成しました。

1) 借入額は最大限に

『お金を借りる』と考えると、出来るだけ少なく、と考えてしまいがちなのが人情です。
でも、今は稀にみる『マイナス金利』。
世界経済全体が低調な今をみると、まだまだ続くかも?とも思えますが、経済の歴史からみると、EUに続いて日本は2カ国目。
いつ、どんなタイミングで金利が上がるかわかりません。
更に、今は超長期国債(20年以上)の金利も1%を割っている状況なのです。
金融機関によっては、現在の借入額に手数料分相当くらいは上乗せで借入出来る場合もあります。
マイナス金利の今『借り換え』を検討される場合は、出来るだけたくさん借りましょう。

2)長期の固定金利を選ぶ

今は、長期国債と呼ばれる10年物の新規発行国債の金利目標が、0%になっています。
日銀の方針としては、超長期国債については金利を上げようとしていますが、9月の方針変更後ちょっと上がってからは、ほとんど変わっていません。
結果として、市中の銀行の住宅ローン金利を見ると、
1)変動金利と当初10年固定の金利がほぼ同じ0.5%程度
2)当初20年固定の金利も0.5%程度の上乗せの1%前後
と、あまり変わらない金利水準になっているのです。
それであれば、今回のような機会を捉えて、出来るだけ長く借りるのが、お得ではありませんか?
ちなみに、日銀の目指している経済成長率は2%です。
利益成長を目指す企業活動においては、5%とか10%を目指している訳ですから、借り換えによって生まれたキャッシュフローを資産運用に回すことで、借入金利以上のリターンが期待できるかもしれませんよ。

3) 借入期間は出来るだけ長く

自分一人で検討していたときには気付かなかった盲点が、実はこれでした。
例えば、借り換えで、20年当初固定の固定金利で借り換えをすると考えます。
で、
「借入期間はどうしますか?」
と聞かれたら、なにも考えずに
「20年で」
と答えてしまいませんか?
でも、当初固定というだけで、もっと長い期間を設定してもいいんです。
例えば、借入機関を25年と考えたときに、25年当初固定だと利率も変わるので、25年の期間で20年当初固定という選択も出来るんですよ。
期間を長くすると、もちろんその分金利返済部分は増えます。
でも、1年あたりの返済額は減りますから、キャッシュフローは増えますよね。
この場合、ここから20年の金利と返済額を固定化することが出来ます。
20年後、金利が上がっているようであれば、それまでのキャッシュフローから生み出した資金で返済すればいいし、金利が低ければ、その時の金利で払えばいいんです。
なんと言っても、今の金利は最低レベルなのですから、活用しない手は無いですよね!

まとめ

今日は、『マイナス金利』でもキャッシュフローを増やす方法として、借り換えを効果的にするポイントをご紹介しました。
1) 借入額は最大限に
2) 長期の固定金利を選ぶ
3) 借入期間は出来るだけ長く
注意点はたった1つ。
『生み出したキャッシュフローを使ってしまわないこと!』
生み出したキャッシュフローを、キチンと低コストの資産運用に回すと万全ですよね!
家計改善については、斉藤研究員による
【マイナス金利でもお金が貯まり、増える「家計改善のさしすせそ」】
もお薦めです。
是非、読んでみてくださいね。

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