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2024
02月23日

「考え抜く力」が今求められる理由

「考え抜く力」が今求められる理由

あなたは、普段「考え抜く」ということを意識していますか?
一見簡単そうに見えて、実は難しいのではないかと思います。

「考え抜く」とはどういうことでしょうか。
瞑想のように意識して思考を止めない限り、私たちは毎時毎秒何かを考えて生活しています。その内容は、仕事のこと、プライベートのこと、将来の計画、過去の出来事など様々です。

「考える」とは、あることに対して即座に認識し、反応する思考が多いのに対して、「考え抜く」とは何かをより深く多角的に捉える思考です。かつては行動を起こすために、自分で考え抜く必要がありましたが、現代では即時性が重視され、時間をかけて深く考えるよりも、素早い行動や決断が求められることも増えています。また、インターネットを使うと多くの情報にアクセスでき、考え抜かずともすぐに答えを得られる機会も増えています

自分で考え抜く機会の欠如は、物事を表面的に理解するに留まる、誤った情報を見抜くことができない、知識が自分のものとして定着しない、など様々な弊害があります。
今回は、「考え抜く力」の重要性について考えてみたいと思います。

わかったつもり

「ググる」という言葉が普及したように、分からないことはとりあえず検索エンジンで調べ、そこで出てきた答えを、そのままインプットすることが今や一般的になっています。ここでの問題は考えるプロセスをスキップしてしまうことと、調べてでてきた他人の意見・見解を、そのまま自分の考えかのように錯覚してしまうことーーつまり、鵜呑みにして「わかったつもり」になってしまうことです。

学校の試験勉強で、まずは自分なりの答えを出し、その後に解答を見て答え合わせをするように、指導されませんでしたか?その理由は、自分が保有している知識や情報の中から答えを導き出すプロセスが、「考え抜く力」を養うからです。たとえその答えが間違っていたとしても、課題を見つけ、その解決策を考案することで、脳が新たな神経回路を作り出すのです。

この「考え抜く力」は、2006年に経済産業省が提唱した「社会人基礎力」の1つに含まれています。近年、その社会人基礎力の重要性は増しており、2018年には「個人のライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」として新たに定義されました。

いま必要とされる理由

前述の「考え抜く力」は3つの要素から成り、ビジネスパーソンとして活躍していくうえでぜひ押さえておきたいスキルです。

<考え抜く力を構成する3つの要素>
課題発見力:現状を分析し、目的や課題を明らかにする力
創造力:新しい価値を生み出す力
計画力:問題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力

では、なぜ今それほどに、この「考え抜く力」が必要とされているのでしょうか。

明らかな課題の枯渇

1つ目の理由は、ビジネスモデルの多様化です。
少し前は、社会が抱えている課題が明快で、それを解決する良いものを大量生産するような単純なビジネスモデルで、企業は業績を伸ばすことができました。今は様々な市場において、技術レベルも高くなり、また各業界が内在している課題も減っています。そのため、「もっとこうだったらいいのに」というような不満を感じることは少なくなりました。むしろ、供給が需要を追い越しているような感覚さえあります。

企業の存在価値を「どれだけ世の中の課題を解決できるか」で測るとして、そもそも各企業がその課題を見つけるのに一苦労するのがいまの社会です。そうした中、企業が価値を創出していくためには、「新たに課題を発見する力」や「発見した課題をよりスマートに解決できるメソッドを考案する力」が必須となります。

AIとの共存への備え

最近は、「AIに仕事が奪われる時が来る」とよく耳にしますよね。
たしかに、単純な計算を繰り返す作業など、AIやロボットが得意とする領域については代替される可能性が高いでしょう。
一方でAIは、数値化できない人間の感性や、経験に基づく創造的なアイデアを生み出す仕事は不得意です。AIとの共存社会で、私たちは人間にしかできない「考える力」にフォーカスし、高めていく必要があります。

まとめ

明らかな課題が枯渇し、かつAIと共存する社会において「考え抜く力」は重要です。ビジネスパーソンにとって、その重要度は年々増しています。

まずは、ただひたすら思考をめぐらせる時間を、定期的に確保しましょう。スマートフォンやパソコンは一旦手放し、家やお気に入りのカフェなど落ち着く場所で、心のうちをノートに書き出すのです。課題や改善したい部分があれば、どうやったら解決できるのか考えに考えて、「考え抜く力」を養っていきましょう。

 

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