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2020
12月27日

2021年に望む人生を送るための目標設定3ステップ

2021年に望む人生を送るための目標設定3ステップ

2020年もあと1週間。みなさんは、もう新年の目標は立てましたか。目標設定をする時、「来年の目標!」と目標から立てる方が多いですが、来年の生き方が決まって初めて、目標は決まるものです。
来年の生き方は
1)今の自分を客観的に知ること
2)自分が大切にしたいことを知ること
があって、初めて決まります。
この2つを満たしていないところで目標を立てると、無意識にそれに「無意味感」を感じるため、行動ができません。新春に立てた目標を、1ヶ月もすると忘れている人が多いのも、せっかく立てた目標に意味を感じていないことが原因かもしれません。また、目標に向けて行動できたとしても、無意味感のために行動そのものが苦しくなってしまう人もいます。
目標に向かうことは、元来、とても楽しいものです。人生は、一歩一歩を喜びを持って進むこと、そして、何かを成し遂げて喜びを持つことができるものです。
今回は、そんな喜びと充実感を持って進められる目標設定の3ステップをお伝えします。

今の自分を客観的に知る


今の自分を客観的に知るために重要になるのが、1年の振り返りです。そう、1年の振り返りと来年の目標はセットで、切っても切れない関係なのです。
振り返りをする際、欠かせないポイントが3つあります。

書き出し、誰かにシェアする

頭の中でなんとなく思うことと、実際に書き出すことの間には、脳に与える刺激から、実現化へのスピードなど非常に大きな違いがあります。振り返りをする際は、実際に書き出してみましょう。
また、自分に向かって書き出すことと、誰か聞いてくれる人に向けて書き出す(言葉にする)ことの間にも、その効果に雲泥の差があります。
なぜなら、後者の場合、読んでくれる人の視線で表現をしようとするため、自然とこれまでと異なる視線で自分の考えを捉えます。視点が変わった時、そこには、新たな気づきが生まれます。その結果、自然と自分自身を客観的に捉えられるようになっているのです。

ネガティブな感情をキレイになくす

振り返りをする時に、よく感情は紙に書き出して捨てると良い、など言われています。特にネガティブな感情は、我慢して溜め込むより、捨ててエネルギーを解放した方が断然良いです。
しかし、紙に書いて捨てるだけでは、一瞬忘れることはあっても、ネガティブな感情そのものはなくなっていません。例えば、ある事象に怒りを覚えたとして、その事象を捉える視点は変わっていないので、同じことが起こると、同じ感情=怒りが舞い戻ってきます。
怒りに限らず、批判、非難、落ち込みなどのネガティブな感情は、とても大きなエネルギーを持っています。そして、これらは感情の高ぶりが収まった後も潜在意識に蓄積されています。ネガティブな感情「そのもの」に向き合って消滅させないと、生きれば生きるほど、「忘れたつもりで忘れていないネガティブな感情」が自分の奥底に溜まっていきます。
これらを完全にキレイになくすためには、視点を変える必要があります。真実を見る視点、認知、思考法である中庸思考®︎を取り入れるのです。
詳細は、今年のGWに、コロナ支援活動として行った一連の「さあや学長ライブ」の数本で解説しています。
該当シリーズはこちらから視聴いただけます。
特に、こちらは図解入りで解説しているので、中庸思考®についてよく分からないと言う方は、参考にされてください。

 

無形の資産に気づく

今年新たに手にした「無形の資産」を、正確に自覚・認識します。
無形の資産とは、経験や知識、スキルなど、目に見えない資産のことです。目に見えないがために、多くのものを身に付けていたとしても見落とされがちです。この1年、自分がどれだけの無形の資産を手に入れたのかを把握しましょう。

自分が大切にしたいことを知る

自分が大切だと思っていること、価値を抱いていることを知りましょう。自分の最高の価値観を知ることで、これからの人生をどう生きると幸せな望む人生にできるのかの大筋が決まります。この大筋がミッション、ビジョンになります。
ネガティブな感情の消滅と、無形の資産に気づくこと、この2つが揃った時の状態で、新たな年のミッション、ビジョンを決めることができます。これが決まると、ミッションに生きるために、何をcomplete(完遂)して行ったら良いかを考える、それが「目標」になります。
その上で、日々、最高の価値観に生きる。
すると、来年の最後に、「今年も、望む通りに生きた!」と納得・満足する1年にすることができ、それが積み重なって、納得・満足する人生にすることができる、と言う順番になります。

本当の目標を立てる


人生は、一歩一歩を喜びを持って進むこと、そして、何かを成し遂げて喜びを持つことが可能です。目標を持って、それに向かうことが苦しいと思っている方は、目標の立て方を見直しましょう。
コンフォートゾーンの外に置くとか、中に置くとか、それは関係ありません。大事なのはその目標が、自分のミッション・ビジョン(喜びを感じる人生)へのマイルストーンになっているかどうか、です。
目標とは、その目標自体を達成することを目的とするものではなりません。目的は、その先にある、自分が納得し満足する望む人生を生きること、すなわち、ミッションに生きること、です。
毎日、日常的に、それを考えて選択したり、決断するのは難しいので、目標を立て、それに向かって何も考えずにただ歩みを進める。そうすることで、ミッションに生きることができます。
目標とは、ミッションに生きるための一つの手段です。それを辿って行ったら、自分の生きたい人生を生きることになる、それが目標です。

まとめ

目標とは、ミッションに生きること=生きたい人生を生きることを助けるものです。自分を苦しめるものではありません。
そして、目標を立てる時に必要なのが、自分の現在地(今持っている無形の資産と才能・天才性、特性)を正確に知ることです。これを知ることで、より効果的、効率的な目標を立てることができます。
なので、自分の現在地を正確に知る振り返りは、来年のため、これからの人生のために、とても重要なのです。
そのような振り返りに必要な要素は
1)今年達成したこと、できたこと、新たに手にした無形の資産(知識、スキル、経験、その他の学び、気づき)を明確に知る
2)今年経験した「嫌なこと」から持ったネガティブな感情を消滅させ、潜在意識に積もった今年の残骸を断捨離する
の2つです。
それでは、2020年最後の週末、ぜひ、有効に使ってください。

投稿者澤田 りよ

ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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