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2020
02月20日

スマホ&SNS中毒に陥らずに 楽しむための傾向と対策

スマホ&SNS中毒に陥らずに 楽しむための傾向と対策

あなたは、1日にどれくらいの時間スマホを見ていますか? 
スマホは今や、私たちの生活になくてはならないものとなっています。
気づくと、スマホを見ていると言う方も多いと思います。
いったい、私たちは、1日平均どれくらいスマホを見ているのでしょうか。
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)が「2019年版:スマートフォン利用者実態調査」と題し、スマホを所有する15歳~59歳の男女2,712人を対象に調査を実施しました。 調査期間は2019年12月26日~12月27日です。
それによると、一日の平均利用時間は、以下のようになりました。

「1時間以上2時間未満」16.9%
「2時間以上3時間未満」21.8%
「3時間以上4時間未満」16.6%
「4時間以上5時間未満」10.4%
「5時間以上6時間未満」7.4%

全体の1/5強が2−3時間をスマホ閲覧に費やし、一日3時間から6時間見ている人も全体の約35%に上ります。

主に何を見ているかと言うと、最も良く利用するアプリを上位3種は、「SNS」が28.7%と最も多く、次いで「動画」が26.3%、「コミュニケーション」が25.8%となりました。
SNSが広まってきたことによって、数年前よりスマホを使用する時間が増えてきていると自覚している方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

スマホは中毒になるように作られている

スマホは、実は、中毒になるように作られています。
スマホが、というより、正確には、スマホの仕組み+SNSやニュースサイトなどのアプリが中毒患者を作り出すようにできています。

どういうことなのでしょうか?

コンピューター・サイエンティスト、Cal Newport氏がTEDにおいて、以下のように語っています。

現在 主要なソーシャルメディア会社の多くが 「アテンションエンジニア」と呼ばれる人材を雇い、ラスベガスでの カジノギャンブルの原理を応用して 商品の中毒性をできる限り高めようと挑戦しています 。
ソーシャルメディア会社は あなたのソーシャルメディア依存を望んでいます。なぜならあなたの注目やデータから生まれる利益を 最大化できるからです 。
YouTube:Why you should quit social media
https://www.ted.com/talks/cal_newport_why_you_should_quit_social_media?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare

アテンション・エンジニアがソーシャルメディア、日本で言うところのSNSで取り組んでいる、「ギャンブルの原理を応用して中毒性を高めようとする」挑戦とは、どのようなものなのでしょうか。

どんどんと上がっては流れていく新しいニュースや投稿、一つ閲覧すると、オススメに次々に上がってくる関連動画ー。

その中で、何か一つ自分に「ピンと来た!」「役に立った!」と思うものが見つかると、次にはそれを期待して、それ級の投稿や記事にヒットするまで、ずっと続けてしまいますね。

これ、何かに似てませんか?

そうです。スロットマシーンです。

全米では、CBSが伝えるところによると、

スロットマシーンが上げる売上は、野球、映画、テーマパークを合計した売上より多い
Slot Machines: The Big Gamble
https://www.cbsnews.com/news/slot-machines-the-big-gamble-07-01-2011/

そうです。

日本では、パチンコ、がこれにあたるでしょうか。
あんなシンプルなものに、なぜ、人はお金を使ってしまうのでしょう。

その理由は、スロットマシーンは、どのギャンブルよりもギャンブル性があるからだそうです。
スロットマシーンが持つギャンブル性とは、どのようなものなのでしょうか。

スロットマシーンのギャンブル性

  1. 結果がランダム
    スロットマシーンは、レバーを引くと、くるくると数字が回って、運がいいと数字が3つ揃って大当たり!が出ます。

    いつもは当たらない、でも、たまに当たる。
    「次はあたるかな?」「次は当たるかな?」と、何回もやってしまいます。
    このランダム性intermittent variable rewards*(途切れ途切れに来る規則性のない報酬)が人間を中毒に陥れるのです。
  2. 結果が出るスピードが早い
    そして、それが早く手に入れば入るほど、中毒性は増します。
    スロットマシーンは、他のどのギャンブルよりも一回のベットが早く済み、結果もすぐ現れます。
    ギャンブリング産業は、人々が中毒になるようにマシーンを設計しているのです。
  3. 終わりがない
    もう一つの中毒性は、終わりがないことです。
    誰にも終わりの合図を出されず、続けたいだけ続けることができます。

MITの人類学(人間学:anthoropology)の教授、Natasha Schull氏によれば、ギャンブル産業は、人々がその活動に中毒になるように設計していますが、上記3つの要素から、スロットマシーンのギャンブル性、中毒性は、数あるギャンブルの中でも群を抜いて高く、その中毒性は、他のギャンブルの3倍から4倍高いそうです。

“Whether or not it’s their intention, the gambling industry is designing machines that can addict people,” MIT anthropology Professor Natasha Schull told “60 Minutes” correspondent Lesley Stahl.

Slot Machines: The Big Gamble
https://www.cbsnews.com/news/slot-machines-the-big-gamble-07-01-2011/

Relative to other kinds of gambling, people get ‘problematically involved’ with slot machines 3–4x fasteraccording to NYU professor Natasha Dow Schull, author of Addiction by Design.

How Technology is Hijacking Your Mind
https://medium.com/thrive-global/how-technology-hijacks-peoples-minds-from-a-magician-and-google-s-design-ethicist-56d62ef5edf3#.cu1bui9js

intermittent variable rewards*
One major reason why is the #1 psychological ingredient in slot machines: intermittent variable rewards.

How Technology is Hijacking Your Mind — a Magician and Google Design Ethicist
Tristan Harris
https://medium.com/thrive-global/how-technology-hijacks-peoples-minds-from-a-magician-and-google-s-design-ethicist-56d62ef5edf3#.cu1bui9js

では、そもそも、中毒とは、どうなることなのでしょうか。

そもそも、中毒とはどうなること?

私たちは、何に中毒になるのでしょうか。
私たちは、対象物そのものに中毒になるのではありません。
ギャンブルはもちろん、タバコでも、お酒でも、糖分でも、対象物に中毒になるのではなく、狙ったものを得た時に脳内に分泌される ”ドーパミンに中毒” になります。

ドーパミンて何?

ドーパミンは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、快の感情、意欲などをもたらします。
やる気などの源になり、生きるために必要なものですが、「快」を感じさせるホルモンであることから、ときにマイナスにも作用します。
分泌されたら、「快」を感じることから一時的にはプラスになりますが、私たちはその「快」を常に欲するようになり、長期的にはないといられなくなり、中毒症状をもたらします。

マウスに、レバーを押すとドーパミンが発生するような仕掛けを入れた籠の中に入れておくと、飲まず食わずで、寝る時間も惜しんでレバーを押し続けるそうです。
食べ物を食べて感じる幸せより、ドーパミンが分泌されて感じる幸せ感、快の方が強いことを示しています。
なので、別名、脳内麻薬とも言われています。
そして、1) その分泌量は、必ず貰えるとわかっているときより、貰えるか貰えないかわからない中で貰えた時の方が、多くなります。
サプライズであればあるほど、多くなります。これがランダム性が高いほど中毒性が高くなる所以です。
そして、2) 手軽に、今すぐ貰えれば、いつでもそれをするようになります。
さらに、3) 終わらせる必要がなければ、私たちは永遠にそれをしてしまうことになります。

お気づきのとおり、この3点は、スロットマシーンの3大特徴です。なので、スロットマシーンは、他のギャンブルより中毒性が高いのです。

SNSの中毒性って?

実は、SNSにも、設計時に、このギャンブル性が意図的に組み込まれています。以下は、Facebookの共同創始者、Sean Parker氏の言です。

“アプリケーションを設計する時に考えることは、『どうしたらユーザーの時間をできるだけ多く消費させ、できるだけ多くの注意を向けさせるか?』です。そして、それは、誰かが投稿や写真にいいね!したりコメントした時に、少しのドーパミンを与える必要があることを意味しています。”

Sean Parker unloads on Facebook: “God only knows what it’s doing to our children’s brains”
https://www.axios.com/sean-parker-unloads-on-facebook-god-only-knows-what-its-doing-to-our-childrens-brains-1513306792-f855e7b4-4e99-4d60-8d51-2775559c2671.html

時々ドーパミンを与えることによって、また次もいいね!やコメントをもらいたいと思うようになり、より多く投稿するようになります。 それは、”承認(欲求を満たす)フィードバックループ”にハマることを意味します。それは、まさに私のような 『人間の心理学の脆弱性を悪用しようとする』ハッカーが考えていることで、全ての(アプリケーションの)発明者、クリエーター —つまり、私やマーク・ザッカーバーグ、インスタグラムのケビン・シストロムなどーはこれを意識的に理解していました。

Sean Parker unloads on Facebook: “God only knows what it’s doing to our children’s brains”

https://www.axios.com/sean-parker-unloads-on-facebook-god-only-knows-what-its-doing-to-our-childrens-brains-1513306792-f855e7b4-4e99-4d60-8d51-2775559c2671.html

参考YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=LPwR1i-sWpo

特に、中毒性が他のギャンブルの3−4倍と言われるスロットマシーンが持つ3点セットが、スマホ+SNSの組み合わせに組み込まれています。

スマホ+SNSでドーパミンが分泌されるのはいつ?

中毒とは、その対象に中毒になるのではなく、それを得たときに分泌されるドーパミンに中毒になるとお伝えしました。
SNSでは、どのようなときに、ドーパミンが発生するのでしょうか? 

自分が求めるもの(ためになる、面白い、癒されるなど)を与えてくれる投稿にヒットしたとき、ドーパミンが分泌されます。
自分の投稿にいいね!やコメントが付いた時にも、ドーパミンが分泌されます。

いいね!やコメントがついたことは、通知によって知らされるので、そのうち、通知を受け取っただけで、ドーパミンが放出されるようになります。
通知イコール、ドーパミンと学習するためです。それが目的で、スマホにインストール可能なほとんど全てのアプリに、通知機能が付いているのです。

スマホとSNS双方の仕組みに、ドーパミンが分泌されるような仕掛けが組み込まれているのです。

Appleの創始者スティーブ・ジョブズは、自分の子供たちにはiphoneやipadを与えていないと、2010年に行われたインタビューで記者に答えています。

“So, your kids must love the iPad?” I asked Mr. Jobs, 中略.
“They haven’t used it,” he told me. “We limit how much technology our kids use at home.”

”うちの子供たちはipadを使ったことがないんだ。うちではテクノロジーの使用量を制限しているからね”
Steve Jobs Was a Low-Tech Parent – New York Times

https://www.nytimes.com/2014/09/11/fashion/steve-jobs-apple-was-a-low-tech-parent.html?referrer=&_r=3
日本語訳を付けてくれているサイト:
https://ccore.co.jp/plus/jobs/

https://www.nytimes.com/2014/09/11/fashion/steve-jobs-apple-was-a-low-tech-parent.html?referrer=&_r=3

では、スマホ+SNSの組み合わせの何が、どんな仕組みがギャンブル性を持ち、私たちを中毒にさせるのでしょうか。

SNSの持つ中毒性1:ランダム性

たまに気に入る投稿や記事に当たる

ネットサーフィン、特に、SNSを眺めていると、多種多様な投稿や記事が上がってきますが、たまに、読んでよかった!という投稿にヒットします。

このランダム性が、SNSが持つ中毒性です。
一度良い気づきを貰える、面白い、癒されるなど、それぞれがSNSを見る時に無意識に探しているものにドンピシャな記事や投稿、動画などにヒットします。何度かそのような経験をすると、そのような投稿に出会えない時にも、もう少し見たら、良い記事や動画が出てくるのではないか?との期待が生まれ、スマホの画面をスクロールし続けることになります。

また、自分が投稿をする側になっても、同じことを体験します。

たまに予想を超えた沢山のいいね!やコメントが付く

投稿する際、いいね!やコメントがどれだけ付くかどうかは、わかりません。
よく考えて時間をかけて書いた投稿や記事がそれほどでもなく、適当にアップしたものに多くのいいね!が付く。SNSをやられている方は、そんな経験があると思います。

このランダム性によって、投稿したい気持ちが高まっていきます。

スマホの持つ中毒性2:すぐにアクセスできる

スマホは、いつでもどこにでも持ち歩くことができます。
朝起きてすぐチェックし、夜寝る直前まで閲覧するなど、スマホを四六時中手放すことがない、という方も少なくありません。
スロットマシーンのレバーを押すように、スクリーン上のアプリをタッチしさえすれば、ドーパミンが貰える。
だから、いつも、どこででも、5分暇ができれば、タッチしてしまうことになります。

スマホ+SNSの持つ中毒性3:終わりがない

一旦、SNSを見始めると、どんどん新しいものが投稿され、どんどん見たくなります。
SNSから動画やまとめサイトに飛ぶと、そこにもおすすめ動画、おすすめ記事が貼られていて、どんどんクリックしたくなります。
そこには「終わり」がありません。終わらないような仕組みになっています。

紙媒体には、終わりがあります。
最後のページがくれば、そこで終わりになります。
ですが、は、スマホで見る情報は、スクロールすれば見ていない記事や投稿が次々と出てきて、終わらせるタイミングを逸してしまうのです。

スマホ+SNSの持つ中毒性4:頻繁に通知が来る

一旦やめたとしても、すぐに通知がやってきます。
誰々さんがあなたの投稿にコメントしました!と言われれば、さっきやめたばかりでも、私たちはチェックしないではいられません。

GoogleのDesign Ethicist (デザイン倫理学者)Tristan Harrisは、通知を受けてスマホをチェックする行為は、「次は何が出るかな?」とスロットマシーンのバーを押す行為と同じと語っています。

スロットマシーンで見るのは、何が出るかな?何が出るかな? メールをチェックする度に私はスロットを回して「何が出るかな?」と唱えます。ニュース配信をスクロールする度に、私はスロットを回して何が出るかチェックします。

私はデザイナーです。 この仕組みを 熟知しています。この心理がどう作用するのかも知っています。それでも、 やめる術がなくハマってしまうのです。
Youtube:https://www.ted.com/talks/tristan_harris_how_better_tech_could_protect_us_from_distraction?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare
*Transcriptをクリックし日本語を選択すると、翻訳を見ることができます。

記事:
https://medium.com/thrive-global/how-technology-hijacks-peoples-minds-from-a-magician-and-google-s-design-ethicist-56d62ef5edf3#.cu1bui9js

その結果、気づくと頻繁にチェックし(彼によれば、私たちは平均一日150回チェックするそうです)知らないうちに合計すると2時間、3時間、4時間とスマホを使う時間が増えていってしまいます。

Several billion people have a slot machine their pocket.
数十億の人々が、ポケットにスロットマシーンを持ち歩いているようなもの。
上記GoogleのDesign Ethicist (デザイン倫理学者)Tristan Harris

この、「頻繁に通知が来る仕組み」によって、私たちは通知を受け取るたびに、ポケットからスロットマシーンを取り出して、「何が出てくるかな?」とチェックすることをあがなえず、中毒になったように、やめたくてもやめられなくなってしまうのです。

そして、スマホには、別の弊害があることもわかっています。

スマホの弊害:集中力を低下させる

スマホの操作中、私たちは無意識にマルチタスクを行なっています。
最近では、音声をバックグランドで流し続けながら、別のアプリを使うことができます。
また、何種類かアプリを行き来することで、複数のことを並行して行ったりしています。

このマルチタスクは、一見、効率的な情報収集に思えるかもしれませんが、実は、一つの情報に集中していないということでもあります。
これを続けると、ちょっと見てすぐに次に移るということしかできなくなってしまいます。
つまり、集中力が低下してしまうのです。

昨今、一冊の本を読み通すことができなくなってきたという声を耳にします。
それは、もしかしたら、スマホで行なっているマルチタスクが原因かもしれません。

スマホやSNSのメリット

スマホやSNSにも、メリットはあります。

テレビや新聞では報道されない事実がSNSによって国民の知るところとなったり、災害時の状況をテレビより早くリアルタイムで知ることができたり、ということも、メリットの一つです。
スマホやSNSが有害でしかない、ということは、決してありません。
そのメリットを享受し、中毒に陥らず生活や人生を侵されないようにするためには、どうしたら良いかを考えて、賢く活用しようとする姿勢を持つことが大切です。
対策としては、何があるでしょうか。

中毒に陥らないための対策

対策を立てるためには、何が中毒症状を引き起こすかを知る必要があります。
それがわかったら、それが成り立たないようにすれば良いことになります。

スマホとSNSの組み合わせが中毒をもたらす要因は、主に3つありました。

ランダム性の魅力に魅了されないために

毎回見るたびに期待する記事が得られるという期待を捨てる。

閲覧時間を、何時から何時までと決めて、その時間以外は見ない。
通知が来ないように設定をする。
いいね!の数を追わないようにする。
コメントもすぐ返すことに囚われず、決められた時間だけ返すようにする。

通知を受け取ってしまうと、あがなうことは難しいです。
通知自体が来ないように設定した上で、閲覧する投稿、コメント返しは、閲覧時間のみ、それ以外の時間には反応をしないと決めておくことで、ランダム性の魅力に魅了され度合いを減らすことができそうです。

一回見始めたら、何分でやめる、と決めておき、アラームをセットしておくのも効果的です。

アクセス性の魅力に魅了されないために

アクセス性とは、いつでも、どこでも、アクセスできるということ。
それをできなくさせれば良いわけなので、まずは、スマホを肌身離さず持ち歩くことを辞めてみることも一つの手です。

会議が始まるのを待っている間、食事が運ばれてくるのを待っている間、細切れ時間にスマホをチェックすることが習慣になっている人は、会議の前は参加者と話をする、食事のテーブルにスマホを置かない、ランチに出る時にはスマホは持たない、などと決めることなどは、有益です。

誰かと一緒に食事をする時間なのに、今一緒にいない人にメッセージを打つとは、今を生きていることにはならないばかりか、目の前にいる人に全神経を向けていない、リスペクトしていないことになります。
食事に行く時だけでも、スマホを持ち歩かないことで、今の活動、一期一会を大事にすることができます。

昼間は見ない、夜22時以降は見ない、などでも良いですね。
いつでも、どこでも、に制約をかける、すなわち、見る時間と場所を自分で制約することで、アクセス性の魅力に魅了される度合いを減らすことができます。

終わりがない魅力に魅了されないために

これは、シンプルです。終わりがないのであれば、終わりを自分で作れば良いですね。
上記と重なる所はありますが、一回の閲覧時間を決める。
アラームをセットして、終わりをアラームに知らせてもらう、などが効果的です。
また、一つのSNSを見る時間は、それだけを見てやめる、他のアプリに飛ばない、と決めることも有益です。
朝はこのSNS、夜の時間はこのSNSなどと決めておくのも良さそうです。

終わりがない、ことを自覚して、自分で終わりを作ることで、終わりがない魅力に魅了されること避けることができます。

自分で自分の行動をコントロールしよう

上記の制限をかけるということは、自分の行動をコントロールするのは自分である、と宣言することです。

自分で自分をコントロールしないと、自分以外の誰かや何かにコントロールされる人生になってしまいます。

ギャンブルに人生と生活と自分自身をコントロールされたくないのと同様に、スマホと言う機械、SNSと言うアプリに、人生と生活と自分をコントロールされたくないです

作り手が中毒性を持たせるように作っているのであれば、その餌食にならないよう、自分で対策をしっかり立てることで、自分の行動のコントロール権を自分の手に取り戻しましょう。

そして、コントロール権を持ちつつ、スマホやSNSのある生活を楽しみたいですね。

愛と感謝を込めて
高衣紗彩

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