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2018
09月07日

真の自己肯定感を高めるたった2つのポイント

真の自己肯定感を高めるたった2つのポイント

2018年9月7日

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所研究員の澤田りよです。
先日、あるきっかけでゴルフ番組に出演しました。私の腕前だと番組の進行に支障があるのでは?と危惧していたのですが、上手く飛べば収録は順調に進み、上手く飛ばなければプロからアドバイスを頂ける=視聴者にもプロのアドバイスをお届けできると、という結果で無事収録を終えることができました。
どちらに転んでも価値を提供している、というこのような状況は、日常生活の様々な場面でも発生しています。もちろん全ての人がこれを実感しているとは限りませんが、実感している人と、そうでない人とでは自己肯定感の高さが異なります。
自己肯定感は高いに越したことはないと思いますが、なぜ「何をしても価値を提供している」という認識を持つことが、自己肯定感の高まりに繋がるのか。今回はこの点を詳しくお伝えします。

自己肯定感=誰かに必要とされること、は大間違い

自己肯定感と、自己愛があるかどうか(自分のことを好きかどうか)、自信があるかどうか、を全て混同して使っている人が多いですが、これらは全て異なります。自信は自信、自己愛は自己愛、自己肯定感は自己肯定感です。
では、自己肯定感とは一体なんでしょうか?
インターネットで少し調べてみるだけでも、その定義が一通りでないことが分かります。
「自らの潜在能力を信じ、よいもだめも含めて自分は自分であって大丈夫と言う感覚」と定義している論文もあれば、「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と定義している子育てサイトなどもあります。
弊研究所では、自己肯定感を『自分が何をしてもしなくても、存在している価値があると認識していること』と定義しています。
後者の「誰かに必要とされている」の定義に基づくと、自分の存在価値を他人の判断にゆだねることになります。他人が良いと評価すれば自分の存在価値を感じ、悪いと評価すると存在価値を感じないという、なんとも不安定な状況に陥ります。これでは自己肯定感の高めようもありません。

自分の存在価値は他人の評価に左右されない

自分の価値は他人の評価に左右されることはありません。
自己肯定感を高めるためのポイントは2つあります。
1. 自分は存在しているだけで価値がある、と認識する。
2. 物事のプラスとマイナスは同時に同じだけ起こっている、と認識する。
私たちは生きているだけで人の役に立ち、生きているだけで人に迷惑をかけています。
例えば、オフィスの机の間を歩いているとして、あなたが通ったおかげで、袖が床に落ちそうだったペンの端に触れ、ペンは机の中央に戻ったおかげで落ちずにすみました。一方で、あなたが通ったことで、風が起き、別の人の机の上のプリントが床に落ちました。これらの事象は、本人が意図していないところで自然に発生しています。しかも、本人が通ったあとで起こったことなので、本人は気づいていません。
このように、私たちは、生きているだけで、自分が意図していないところで、人に迷惑をかけ、人の役に立っています。迷惑をかけた場合、その人にとってそれは試練となります。ですが、誰かに試練を与えたとしても、罪悪感を感じる必要はありません。試練を受けた人は、同時に別の所から必ず支援を受け取っています。そして、その試練と支援はその人に何らかの成長の機会を与えています。人は、試練と支援の狭間でこそ成長するものだからです。
だからと言って、人の迷惑になることを傍若無人にしていいという事ではありません。人に迷惑をかけてばかりと思っても、自分は価値がないと思う必要はないということです。なぜなら、この世界は、前述のように自分が人に迷惑をかけたとしても、その人は同時に別の所で支援を受け取っているというように、全体としては最適化されているからです。また、歩いただけで、ペンが落ちずに済んだように、私たちは、誰の役にも立っていないと思っても、知らない所で必ず人の役に立っています。なので、普通に存在しているだけで、価値があるのです。
また、プラスとマイナスの出来事が同時に起きるのは、冒頭の収録の話のように、私たち全ての行動に当てはまります。私たちの行動全ては、人の役に立つプラスになることもあれば、迷惑をかけるマイナスになることもあります。行為自体は同じでも、どちらにもなり得ますし、実際、どちらにもなっているのです。どちらか一方を認識した場合、それは出来事を片方の側面から見ているに過ぎません。視点を拡大して見ると、私たちの行動を含め、全ての物事にはプラスとマイナス両面があり、同時にプラスでもマイナスでもない、と言えます。
そして、この2つのポイントを認識することこそ、自己肯定感の高まりに繋がります。そこに他人の評価が入る余地はありません。

自己愛が高い人が自己肯定感が高いとは限らない

自己愛が高いと自己肯定感も高いのでは、と思われがちですが、そうとは限りません。中には自己肯定感が伴わない自己愛だけが高い人もいて、本当の意味で自己肯定感を持っている人が持っている自己愛とでは、その意味合いが異なります。
自己肯定感を伴わない自己愛は、他人へ愛を示さないため、
・自分は常に正しい、間違っているのは常に相手だと考える。
・相手の意見を受け入れない。
・批判が多い。
・自分の考えを相手に押し付ける。
・他人の価値観を尊重しない。
・「絶対これしなよ」といった、あたかも唯一の解決策のようにアドバイスする。
・自分のアドバイスに従わないと不機嫌になる。
といった、偏った考えや行動を表します。
これは明らかに正しい状態ではありません。この偏りを正すために必要なのは、当たり前のことですが、自分と同じように他人も愛することです。そのためには前述した、自分は生きているだけで誰かの役に立ち、同時に誰かに迷惑をかけていると認識することが必要です。この認識が身に着くと、自然と謙虚になり、視野は広がり、自分と同等に他人も愛せ、自己肯定感が伴った自己愛に進化成長できます。

まとめ

今回は自己肯定感についてお伝えしました。
自己肯定感とは、『自分が何をしてもしなくても、存在している価値があると認識していること』を指します。この定義を頭に入れて下さい。その上で、この2つのポイント
1. 自分は存在しているだけで価値がある、と認識する。
2. 物事のプラスとマイナスは同時に同じだけ起こっている、と認識する。
を、日々の生活の中で認識し、自己肯定感を高め、自分のミッションに生きる人生を邁進しましょう。
この内容については、ポッドキャストでもお伝えしています。
第74回『自己肯定感、高い?低い?』をご視聴ください。
🌟ポッドキャスト『人生戦略会議〜時間とお金の幸せな選択〜』
Appleの方
https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1220487599
Androidの方
http://bit.ly/2oo6b6H
Web版
http://podcast8.kiqtas.jp/mikke/
また、このような認識ー弊社ではこれを中庸思考™️と呼んでいますーを身に付け、意識を拡大し日頃のパフォーマンスを上げたり人間関係を良くする方法を、コーチングメールの中でもお伝えしています。是非そちらもご参照ください。

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    投稿者澤田 りよ

    ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
    「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
    趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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