「自分のためだと頑張れないけど、誰かのためだと思うと頑張れる。」
そんなふうに考えることはありますか?
私たちの多くは、「自分のため」という言葉に何か後ろめたさを感じ、「人のため」という方が崇高で価値があるように思ってしまいます。
しかし、ここに大きな誤解があります。その誤解が、あなたのエネルギーを奪い、本当の幸せから遠ざけています。
今回は、「自分のため」と「人のため」の本当の意味と、自己犠牲から脱却するヒントをお伝えします。
「自分のため」という言葉を聞くと、多くの人は無意識に「自分の損得のため」という意味で捉えています。
だから「自分のためだけに頑張る」というと、どこか打算的なイメージを抱きます。
そして、崖っぷちに立っているような緊急時なら別ですが、ある程度、安定している状況では「もういいかな」という気持ちになって行動が長続きしません。
ここで考えてほしいのが、「自分のため」の本当の意味です。「自分のため」というのは「自分の損得のため」ではなく、「自分の価値観とミッションに生きること」を意味します。
価値観とは、その人が価値を感じること、その行動をしていること自体に幸せを感じるものです。
人間は無意識に価値を感じる行動・選択をとっており、その行動をしているときに注意力、集中力、持続力が高まり、自然にパフォーマンスが向上します。その結果、頑張らなくても自然に良い結果を出してしまいます。
また、価値観を満たした行動をしている時は、自分独自の才能・天才性を発揮するということが人間行動学の研究から明らかになっています。
そしてミッションとは、使命や天命とも言われますが、
・自分の価値観を満たす活動
・独自の才能・天才性が発揮できるもの
のことです。つまり、「これが私の才能だ」というものを使って、自分が心から価値を感じるものを生み出し、世の中に提供することです。
これこそが、あなたという存在が世界にできる最大の貢献なのです。
そして、人はミッションに生きているとき、深い幸福感を感じます。
『自分の価値観を満たして生きること』は、自分が幸せに生きるためでもあり、人を幸せにする生き方でもあります。
だから「自分のために生きる」ことは「みんなのために」なるのです。
「人のため」ならエネルギーが湧く、という方もいるでしょう。
実は、それが続くのは、その「人のため」の行動が、あなた自身の価値観を満たしているからです。
一方で、自分の価値観を無視して「人のため」に尽くし続けている方は要注意です。
私たちはそれを長く続けることができません。自分自身へのエネルギー補充より、人にエネルギーを注ぐことに注力しているため、いずれエネルギーが枯渇し、全身疲労に陥る可能性があります。
「人のため」が尊いと思い込んで無理を続けていると、ある日突然、糸が切れて精神が崩壊することも珍しくありません。
そのきっかけは、たとえば、
・自己犠牲の行動が感謝されなかった
・逆に裏切られたような気持ちになった
・当たり前に思われていたことに気づいた
といった、小さなやりとりがきっかけで、それまで築いてきたものが一気に崩れることがあります。
これは、決して健全な「人のため」ではありません。
迷ったら、自分の価値観を満たすように生きる。
これを最優先することが、結果的に「自分も幸せ、皆も幸せ」という状況を生み出し、納得する人生を歩むことに繋がります。
その最初の一歩は、「自分の価値観とミッションを言語化する」ことです。
一度言語化すると、それがあなたの道しるべになり、
・あなたが本当に生きたい人生への導き
・迷った時の指針
・自信を失いそうな時の支え
になってくれます。
「自分のため」を正しく理解すれば、それは決して利己的なものではなく、むしろ世界への最大の貢献になります。
自分の価値観とミッションに従って生きることで、
・自然とエネルギーが湧いてくる
・持続可能な形で人の役に立てる
・深い満足感と幸福感を得られる
ことになります。
あなたの人生の主役はあなた自身です。他人のシナリオではなく、自分の価値観に従った物語を紡いでいきませんか?
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価値観を明確にし、本当の意味で「自分のため」に生きるヒントが詰まっていますので、ぜひ受け取ってください。