「ビジネスも資産形成も上手くいく秘訣」って、なんだと思いますか?
スキル? 知識? 努力?
もちろん、それらも重要ですが、そのベースになるのが「意識の状態」です。
スピリチュアルな話?と思うかもしれませんが、決してそうではありません。
人間行動学の研究から科学的に明らかになっている事実なのです。
今回は、意識の状態がどのようにビジネスと資産形成に影響するのかを説明し、その整え方についてご紹介します。
人間の意識状態は
幸せを感じている状態と
苦しみの状態
の二つしかないと言われています。
幸せな状態とは、何も欠けておらず、穏やかな気持ちで内面が満たされている状態のことです。
苦しみの状態には、二種類あり、
不安と恐怖に苛まれている状態と
自分を過大評価し傲慢になっている状態
があります。
この意識状態が私たちの生活にどのように影響しているのか、詳しく説明します。
人間は、苦しみを何で感じるかというと感情で感じます。
怒り、悲しみ、悔しさ、妬み、
嫉妬、許せない、嫌悪感、落ち込み、
そこまでいかないけどモヤっ
・・・など、
こういった感情の源は、目の前の出来事を認知することから始まります。認知したことを思考し、その思考から感情が生まれます。
認知とは、私たちが物事をどう捉えるか、ということです。
例えば、上司に「あれ、どうなった?」と聞かれたとき、
幸せの気持ちで満たされている人は「リマインドしてくれた、ありがとう」と捉えられますが、
不安や恐怖に苛まれている人は「催促された、責められている…」と捉えて、落ち込み、焦り、不安を感じ、行動に制限がかかってしまいます。
この認知の違いを生み出すのが、意識状態です。
日々起こる出来事には、実はプラスもマイナスもありません。
意識の状態が、幸せを感じる状態か、苦しみを感じる状態か、これが出来事をどう感じるかの分かれ目になります。
冒頭でもお伝えした通り、この意識状態が、ビジネスにも資産形成にも、とても重要な役割を果たしています。
投資の神様と言われているウォーレン・バフェットは
『投資で一番重要なことは、感情的にならないこと』
と戒めています。
“人生のあらゆる場面で感情を
持たないようになりたいとは思わないだろう。
しかし、投資やビジネスの意思決定には、絶対に感情を入れないようにしたい。”
ーウォーレン・バフェットー
例えば、自分が投資しなかった銘柄で他人が利益を出したとしても、それを冷静に見ていられるでしょうか。
運用している株価が上昇したら、妙な自信を持ち興奮し、その時点で利益を確定しようとしたり、もう説明できないほど高くなりすぎているのに、まだ上昇するだろうという根拠のない期待を抱き、資金を投入して追加購入したりすることはないでしょうか。
私たちは、自分では冷静に判断していると思っていたとしても、特にお金に関する出来事においては、感情に揺り動かされて行動することは珍しくありません。その結果、望まない結末がもたらされることが多々あります。
つまり、感情の生みの親である「意識の状態」を転換し、感情を生み出す元の認知を整えることが、資産を形成していく上でもとても重要です。
そしてそれは、人生を自分らしく、自分本来の力を発揮して、可能性を広げて生きることにも繋がります。
この意識状態を変容させるためのワークが中庸思考®ワークです。人間行動学の世界的権威、Dr.ディマティーニが開発したディマティーニ・メソッドをベースに、私たち日本人が取り組みやすい形にしたものです。
このワークによって、例えば、
などが解消されていきます。
弊社代表、高衣の著書『ポートフォリオ・マネジメントで一生お金に困らない人になる!』では、
この意識状態を整えることの重要性と、「どのように転換していくか」の方法を、ステップバイステップでお伝えしています。
投資の本ですが、実は、意識状態を整える方法が書いてある本になりますので、まだ読んでいない方は是非ご一読ください。
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意識状態を整えることで、今すでにある内面の豊かさに気づきます。
内面の豊かさなくして外面の豊かさ(現実の物質的な豊かさ)は生まれません。
どんなに素晴らしい投資手法やスキルを身につけても、結果が人によって異なるのは、その人の意識の状態によるところが大きいのです。
自分の意識状態を整え、苦しみの状態から、幸せを感じる状態に転換することで、ビジネスも資産形成も、そして人生全体もよりスムーズに、より充実したものになります。