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2017
05月29日

「目標を立てるのは良くない」は本当か?

「目標を立てるのは良くない」は本当か?

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
6月ももう間近。なんと2017年が始まってから、6月が終われば半年経ったことになります。自分で書いててびっくりしますが、何て早いんでしょうか!!
皆さんは年初に今年の目標は立てましたか?当研究所でも、目標を立てることに関するブログを年初にはいくつかアップしておりましたが、最近、「目標を立てるのは良くない」というような話をチラホラ聞くことが多くなったので、本日はその真意について考えてみたいと思います。
(年初の目標に関する記事はこちら↓)
http://missionmikke.com/detail/tak021/
http://missionmikke.com/detail/saw009/
http://missionmikke.com/detail/tak015/
http://missionmikke.com/detail/sai018/

「目標を立てるのは良くない」は本当か?

人生デザイン構築学校では、自分自身の人生デザインの一貫として、毎年目標は立てることを推奨しています。自分のミッションと、最高の価値観を出し、それに沿ったキャリアプランを考え、そのキャリアプランを実現するためには、やはり目標は必要と考えます。
「目標を立てるのは良くない」という話をいくつか調べてみると、目標に縛られすぎて、途中で疲弊してしまったり、何とか目標達成したものの、思ったような達成感が得られなかったり・・。
そんなマイナス面が強調されて、「だったら目標なんて立てずに、流れるままに気楽に行こうよ~」となるようです。また、目標を立てることで、可能性をそこに限定してしまうことになるので、流れに身を任せた方がよりうまくいく、というのがだいたいの趣旨のようです。
確かに、「目標!目標!目標!」と、そればかりに気を取られて、肝心の今を楽しめないのはやはり残念なので、目標を立てないという選択肢が出てくる理由もわからなくはないです。
ですが、そうならないような目標の立て方をすれば、縛られずにすみます。そして、当初自分が想定していた流れがやってきたら、それには乗って、それに乗ることで当初の想定以上の場所に行けたのなら、目標も想定以上のものに修正していけば良いのです。
「あそこにたどり着きたい!」という目標があることで、毎日の活力が湧き、その目標達成したら更に上を目指したくなった!というメリットを感じたことがある方も少なくないと思います。
そのような、自分にとってプラスになる目標を設定するために、気を付けるべき事項をまとめてみたいと思います。

1.目標達成のための手段は複数ある

まず良くあるのは、ある目標を達成するための実行計画を立てたら、その計画に忠実はないと目標達成できないと思い込み、猪突猛進しすぎて、途中で息切れしてしまう、というパターンです。私は最近まで結構このタイプでした・・(汗)
当初の計画が、もう100%完璧!であれば良いのですが、どんな人でも未来を100%予測することはできないので、思いがけない事態(急な転勤、家族の問題、健康の問題など)に遭遇して、当初の計画のままでは難しいケースも出てくることは多々あります。
その時に、かなり無理してでも当初の計画に固執すると、疲弊する原因になります。例え思いがけない事態がなかったとしても、実際やってみたら疲弊する、ということもあるので、定期的に振り返りながら、必要であれば当初の計画を変更して、目標達成を目指していきます。
目標達成のための手段は複数あります。そう、複数あるんです。どんなに1つしかないように見えても、必ず複数の手段があります。なので、計画の段階から、考え得る複数の道 ーシナリオー を考えておくのも、とてもお勧めの方法です。

2.目標自体を変える可能性も視野に入れる

目標達成へのルートを柔軟に変えるマインドを身に着けたとしても、目標達成自体が無理かも・・と思った時は、目標自体を、無理ではないものに柔軟に変える可能性も視野に入れておくことをお勧めします。
例えば、1年以内に「起業する」ということが目標だった場合、半年立ってそれが無理かもと思ったら、その前段階である「事業計画を立てる」というところまでを今年の目標とする、といった感じです。
もちろん、逆に、更に次の目標まで目指せそう!となった場合、上方修正も大ありです。半年立った時に、1年以内での起業が射程距離に入ってきたら、1年以内に新規顧客を3人獲得する、などに変更します。
とにかく、「一度立てた計画は死守!!」ではなく、毎日起こる事態や、自分の状態、状況と相談しながら、目標達成の手段やルート、時には目標自体も、柔軟に変更していけるマインドでいることが重要です。

3.目標達成までのプロセスは楽しいものであれ!

とにかく、毎日を楽しみましょう。もちろん、毎日波はあるかと思いますが、「目標立てるの辞めよう~っ!」と思ってしまわない為に、その兆候を示すバロメーターを見ることをオススメします。
そのバロメーターとは、一日の終わりに、その日に起こった出来事に感謝できる心の余裕があるかどうか、です。
感謝なんてできない!無理ー!!というような状態になっていると、恐らく何かしら自分に無理がかかってしまっています。なので、目標達成の手段なのか、目標自体なのか、どこかを見直すべきだという前提に立って、目標を振り返ってみることをお勧めします。

4.【最重要】自分のミッションや価値観に沿ったものであれ!

何はともあれ、ここが最も重要なポイントです。立てた目標が、自分のミッションや最高の価値観に沿ったものでなければ、いくら手段を見直しても、目標自体を見直しても、「なんか違う感」や、「なんかやる気がでない感」が拭えず、途中でその目標を目指すこと自体が嫌になってしまいます。
そして、段々疲弊し、例え頑張って目標達成したとしても、「あんまり達成感がない・・」となってしまい、次から目標を立てること自体が嫌になってしまいます。
私自身、いつからか、自分のミッションや価値観からずれた目標を立てるようになっていたので、人生デザイン構築学校に入る頃には、「目標立てる」ということ自体にウンザリするようになっていました。
ですが、卒業する頃にはこれらが明確になったため、心躍る目標が立てられるようになりました!
恐らく、自分のミッションや価値観を明確にして、それにそったキャリア・ビジョンを目指すための段階的な目標を立て、達成して・・・を繰り返しながらある程度のところまでいくと、例え目標を立てず、綿密な計画を作らなくても、大きく自分の目指すところがわかっているので、人生が充実していくのかもしれません。
ただし、これは、毎日浴びる様々な情報をきちっと自分に必要なものだけ取捨選択できるような、かなり高い精神性を備え、本当の自分をそれなりの年数生きてからでないと、なかなか難しいことだと思います。
よって、結論としては、「自分のミッションや価値観を明確にした上でなら、目標は立てたほうが良い!」です。
ご自身のミッションや価値観がわからない、という方は、迷わず無料オンラインコーチングメールにご登録ください。価値観を明確にするやり方がわかります!

まとめ

本日は、目標があることで毎日の活力が湧く、目標達成したら更に上を目指したくなった!となるために気を付けるべき事項を以下の4つお伝えしました。
1.目標達成のための手段は複数ある
2.目標自体を変える可能性も視野に入れる
3.目標達成までのプロセスは楽しいものであれ!
4.自分のミッションや価値観に沿ったものであれ!
私自身は、
大学受験を目指す際に、初めて目標を立て、実行し、達成することの楽しさを知る

目標を立て、達成すること自体が目的になり、疲弊し迷走

人生デザイン構築学校にて自分のミッションや価値観がわかり、それに沿った目標を立てることは、そこに向かうプロセス自体も楽しく、例え不測の自体が起きても、計画し直すことに躊躇がない(ミッションと価値観という軸があるから!)
という順序を経て今があります。
もし目標を立てること自体に疲れを感じている方がいたら、ご自身のミッションや価値観を改めて見つめなおしてみることをお勧めします!
今週も充実の一週間をお過ごしください~

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    投稿者松野 麻由子

    「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

    本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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