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2015
08月18日

自分を見つめる(2) – 人生の目的に向かうために助けになるものとは?

自分を見つめる(2) – 人生の目的に向かうために助けになるものとは?

2015年8月18日 

「自分を見つめるシリーズ」、第1回は、人生の目的をはっきりと自覚することはなぜ重要か?を見ました。
2回目の今日は、人生の目的を知るにはどうしたらよいか、そして、目的に向かうために助けになるものは何かを見ていきます。

人生の目的を知るにはどうしたらよいか

私たちは、自分の価値観の優先体系に準じて日々生きています。価値観の優先順位に従って、物事を解釈し判断し、取捨選択、意思決定を行っています。
それが私たちの人生の旅路を形成します。
そして、最高の価値観は、自分が一番価値を置くものであり、人生を通じて追求したいもの、つまり、人生の目的、となるもの、です。
そして、それをはっきりと認識することで、『人生の目的という壮大なプロジェクトにインスパイアされ』思考の制約から自由になり、自分の本質を生きる旅が始められるのです。
では、そもそも、人生の目的を知るには、どうしたら良いのでしょうか。人生の目的を知るには、自分の最高の価値観、つまり使命=ミッションを知らなければなりません。
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    では、ここからが、今日の本題です。

    人生の目的に向かうために助けとなるものは何か?

    自分の人生の目的に向かう旅の道中、様々な邪魔や打ちのめされるようなことが起こることが考えられます。
    旅の一歩を始める前に、
    それに対する準備をしましょう。次の二つの質問を自分にしてみてください。
    Q1: その人生の目的に向かう旅を進めるのに 妨げとなる感覚、思考、状態には どんなものがあるでしょうか。
    今までの人生で、自分が前進することを やめてしまった時のことを思い出して 書いてください。例えば、人に何かを指摘されて落ち込む。それは、何を指摘された時でしょうか? 例えば、怒りをコントロールできずに 人間関係を悪化させる。何に怒りを覚えたのでしょうか。
    Q2: その人生の目的に向かう旅を進めるのに 助けとなる活動には どんなものがあるでしょうか。
    それは、活動すること、であったり 活動しないこと、であったりします。人生の目的に向かう旅に出ると 宇宙があなたにもたらすものがあります。
    支援と試練。
    この二つは、必ずセットで訪れます。ですが、哀しいかな、私たちは、
    試練に直面している時、同じだけ同じ時刻に与えられている 支援に「普通は」気づくことができません。試練にフォーカス してしまっているからです。
    なんで私がこんな目に?
    一体どうしてこんなことに?
    何がいけなかったのか?
    彼がこうするからだ。
    彼女がこうだからだ。
    上司がこうだからだ。
    だから、だから・・・。
    この思考のループにはまってしまうと、蟻地獄。もがけばもがくほど、ハマっていきます。なんで自分が・・・目線をずらさない限り、蟻地獄から抜け出せなくなります。
    対策としては、次の二つがあります。
    1)はまらないために何をすれば良いか考える
    2)はまった時の対処法を考える
    1)の、はまらないために、役に立つのが、Q1の質問です。
    『自分が、蟻地獄ループにはまってしまうポイント』
    を、予め知っておくと、「あ、来た!」とすぐに、「なんで自分が・・・目線」から一つ
    次元の高い目線にシフトして、自分の状況を捉えることができます。そして、はまらずに、試練の裏側にある支援を見にいくことができ、バランスをすぐに取り戻すことができます。
    では、2)、もしはまってしまったら、そこから脱出する方法には、何があるでしょうか。
    蟻地獄なら、外から棒を差し出して貰えればそれに捕まって、脱出することができます。その「棒」に当たるものを用意しておこうというのがQ2の質問です。
    蟻は、自分で棒を差し出すことはできませんが、私たち人間は、自分で、自分の棒を用意することができます。それは、幻想を見ている状態に陥った時、今、片側しか見れていないな=真実を見れていないなと気づき、
    いつでも自分で正す=裏側を見に行き、真実を見、真ん中に戻ってくるその術を身につけること、と同義です。
    棒を用意するにあたり、どんな棒が必要か、すなわち、真実を見る=裏側の支援に気づくためには、何が必要かを考えましょう。
    次の4つがあれば、まさに「蟻地獄に金棒」です。
    1. 試練の裏側に支援が必ずある、それが宇宙の真理、という知識と信頼
    2. それが見れていないということを認める視点と謙虚さ
    3. それを見に行こうとする、真実を追求したいという純粋な欲求
    4. それを見に行けるだけの心の静寂(怒り心頭の状態では無理)
    1の棒は、基本です。3の真実を追求したいという欲求棒を手にいれるためには、「自分には、今、裏側が見えていない」ということを認める2の棒が必要です。
    それは、「自分は今バランスが崩れている」=「センターにいない」=自分の本質と離れている状態にある、ということを自覚することです。
    頭で考えると、そうだなと思いますが、実際に、その状態になってみると、ここが一番難関かな、と思います(^^;) 。
    ここを突破するために、一番自分に有効な棒を作ってください。「このままだと本当の自分は生きられない!」と思ったら、真実が見えていないことを認めやすいかもしれません。ディマティーニの教えを用意しておいて、すかさず、それを読む、聴く、も良いかもしれません。
    自分が今見えているものを書き出す、というのも、有効です。
    なんにしろ、心のアンバランスを自覚することが、それを修正するために必要な必要条件の一つです。
    自分への特効棒を考えてください。2がクリアできれば、3の欲求は自然と生まれ来ます。
    次の4「心の静寂を取り戻す」は、これまた、難しい。蟻地獄にハマった時、自分の力で 「支援」側を見に行けるだけの心の静寂を取り戻すために、何が助けになるでしょうか。
    自分は、これをしたら、もがくのをやめて静寂を取り戻せる、というものを挙げてください。
    これは、すぐにできる、より簡単なものが良いです。
    ・窓を開けて、外を見る
    ・音楽をかける
    ・シャワーを浴びる
    ・運動する
    ・映画を見る
    ・ただひたすら寝る
    など、沢山挙げてください。
    そして、それぞれの棒を、すぐ出せる所に用意しておきます。その状態になった時でも、必ず目に入る所に貼っておくのが良いですね。そして、順番としては、この静寂棒を最初に使うのが、有効です。
    心の静寂を取り戻して、アンバランスを自覚して、試練の裏側の支援を見に行きましょう。そのうち、試練が発生したとたんに、支援を探しに行っている自分に気づきます。これも、訓練です。
    習慣化してしまえば、それはあなたの資産となり、人生の目的を進む旅路がよりスムーズになります。
    今日の問いを再掲します。
    Q1: 人生の目的に向かう旅を進めるのに 妨げとなる感覚、思考、状態には どんなものがあるでしょうか。
    Q2: その人生の目的に向かう旅を進めるのに 助けとなる活動には どんなものがあるでしょうか。

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