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2015
11月23日

キャリアデザインの秘訣(1): 現状を見て勝手に選択肢を狭めない

キャリアデザインの秘訣(1): 現状を見て勝手に選択肢を狭めない

前回は、引き寄せを起こすための秘訣をお伝えしました。
まず最初に、自分の周りのエネルギーの力を自分の手で倍々にし、周囲にエネルギーの連鎖を引き起こすというものでした。
エネルギーの複利効果って??
エネルギーの複利効果とは、エネルギーのレバレッジ効果ともいうことができます。
自分の価値観を出し、ミッションを出したら、自らの北極星に向かって、この「エネルギーのレバレッジ効果」を使って、一歩一歩歩くのみ。
これを続けていくと、望むキャリアアップ、キャリアシフトが、「すんなり」向こうから、自分に向かってやってきます。これは、本当です。高衣のクライアントさんでも、多くの実証例があります。
今日は、キャリアデザインの秘訣をお送りします。
誰でも、キャリアアップ(同じ職種で上のポジションに就く。今の会社、別の会社問わず)や、キャリアシフト(転職・起業などで他の職種に就く)について、一度は考えたことがあると思います。
一方、「引き寄せ」についても、もう様々、からくりや方法が語られています。ですが、ことキャリアの領域になると、組織内規定や政治、人間関係、配置運など、自分ではどうにもできない外的要因に支配されていて、引き寄せの法則は成り立たない、と思いがちです。
社内でも無理、転職で引き寄せるなんて、もっと無理。ということで、自分の「キャリアデザイン」を描くことを、諦めてしまう人が多いのです。
でも、「今まで」と「今」がそうだからと言って、それらの外的要因が今後もずっと同じであるとは限りません。明日、人事規定が変わるかもしれません。
20年前だったら、あまり考えられなかったことですが、様々な過去の価値観が崩壊し、新しい価値観が出てきたり、多様化している今日では、明日の社会の価値観がこれまでと同じであるとは限りません。むしろ、その方が、考えにくくなってきています。
例えば、終身雇用、例えば、結婚した女性への肩たたき、例えば、中途採用。ひと昔前は中途採用をする企業など一部上場企業にはありませんでした。それが、今は普通のことになっています。
社会の価値観が変われば、企業の規定も変わります。特に、日本は、右にナラエ思考ですから、業界内で一定数が取り入れたことは、またたく間に業界全体に広がる可能性も高いのです。企業も今、生き残り、差別化に必死ですから、今後、企業の就業規定が様変わりし、働き方も様変わりする可能性は、とても高くなっています。
ですが、私たちは、無条件に、「このままの状態が今後も続く」ことを前提に、自分の選択=今の行動、を考えてしまいます。
それが、自分の選択肢、可能性を狭めてしまっていることになっていることに気づかずに・・・。
「うちの会社、副業禁止なんです。(だから、そんなスキル身に着けても・・・)」
(今はね・・・)
「二枚目の名刺なんて、有りえません。」
(今はね・・・)
という具合いです。
そのスキル習得が、ミッションに向かうものなら、今はそんなもの取っても生かしようがないと思っても、そのスキル習得に向かって、歩くのです。それが、先、外的環境が変わるのは、それがあってのことです。
準備ができた時にやってくる、とはまさにこのことで、ベストなタイミングでベストなチャンスがやってくると、運がいいと言われますが、自分が先に「ベストなタイミング」を作って「準備OK」にしておかないと、チャンスはやってこないのです。
これは、例外なく、誰にでも当てはまる、「宇宙の法則」です。
私の周りには、ベストなタイミングでベストなチャンスを掴んだ人が沢山います。
中には、チャンスを待つこともせず、自分で切り開いた方もいます。人事制度にない規定を提案し、会社に認めさせ、自分がその適用者第1号になったのです。 何を隠そう、この私も、それまでにない勤務形態を認めて貰いました。
責任範囲も、自分の望むもののみに限定され、雇用形態も変えて貰いました。自分が好きな仕事だけを好きな勤務形態で行う、ことを認めて貰ったのです。
そういった選択肢を広げるためには、どうしたら、よいでしょうか。
・・・次回に続きます。
今日のポイントは、
キャリアデザインの秘訣は、自分で現状を見て勝手に選択肢を狭めない。
でした。
皆さんも、ご自分のケースに置き換えて、同じことをしていないか、考えてみてくださいね。

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