在宅勤務で仕事モードに なれないあなたへ

GW明け、今日から本格的な仕事復帰という方も多いと思います。電車に乗って出勤の方は、「出勤」という行為が、仕事モードを作り出してくれるのに一役買ってくれるので、戻りやすいかと思いますが、自宅勤務の方は、逆に難しいと感じている方もいるかもしれません。

そんな時は、どうしていますか?仕事モードになれないことに焦り、なんとか仕事モードになろうと工夫をしたり、気を引き締め直したりしているかもしれません。

もし、仕事モードにならない方が良いとしたら、どうでしょうか。今日は、仕事モードで仕事をしないことのメリットをシェアします。

仕事モードにならずに仕事するメリット

自宅勤務をしていると、会社の顔と自宅の顔に差が無くなって来ますよね。さっきまで、子供と遊んでいたその3分後に、ZOOMで会議をする。ZOOMで会議をしていたその直後に、子供やパートナーが話しかけてくる・・・。咄嗟に使い分けができず、緩んだ顔のまま会議に出る、なんてことにもなっているかもしれません。

そして、「あ、素の自分を仕事で出してしまった!」と思うかもしれません。でも、なぜか同僚や上司はそれを非難せず、むしろ歓迎している感じ・・・。結構、周りはそれをダメとは思わず、むしろ、そういうのいいよね!と感じることが多いようです。

逆の自分に置き換えても、そうですよね。同僚が普段見せないプライベートのリラックスした表情を見せていると、なんだか微笑ましいな、と思い、親近感が湧くこともあるのではないでしょうか。

「仕事で素の自分を出しても大丈夫なんだ!」

と、無意識が納得したら(ちなみに、俗に言う、腹に落ちる、と言うことは、無意識レベルで納得したと言うことです)、オフィス勤務が再開しても、そのまま素の自分で働く人が増えるはずです。

会社で一部の自分しか見せていないのは、主に防衛本能が働いているためです。もちろん、それだけではなく、自分を奮い立たせるため、など、無意識レベルでは色々ひしめいていますが、一番の「隠れた意図」は、防衛反応です。

仕事では、キリッとした自分は見せるけど、家のソファでだら〜んとしている自分は見せない。それは、無意識が、そんな自分を見せたら、こいつ仕事できなさそー、と思われたり、ここまで積み上げてきた信頼が地に落ちる〜、と思っているためです。

これが、会社でもリラックスしている自分を見せても大丈夫なんだ、とわかったら、安心して素の自分を出すことができますね。

素の自分で仕事をすることができる

実は、素の自分が仕事で出せる、と言うことは、とても大切なことなんです。

結論を言ってしまうと、

・パフォーマンスが上がります。
・効率が上がります。
・インスピレーションが湧いてきます。
・先回りして色々なことに気づきます。
  =>先手を打つことができます。
・抜けや異変に気づきます。
 =>大事に至る前に修正ができます。

これは、ほんの一部で、このリストは全て書き出すとかなりの長さになります。役職が上になればなるほど、責任が重くなればなるほど、タスクを完了する早さだったり、段取りの良さだったり、そういったものよりも、何もないところに異変を感じたり、先が読めたり、と言うことの方が大事になってきます。

昨今話題のティール組織作りでも、自主的に動く「目覚めた」または「開いた」社員が一定数以上にならないと難しいと言われているのですが、この「目覚めた」「開いた」社員、と言うのが、素の自分、つまり、自分の一部だけではなく全てを使って仕事をする社員、と言う意味です。

例えば、仕事とは(アート系の仕事は除き)左脳を使うもの、との認識がありますが、上述の「気づく」「インスピレーション」などが発生するときには、異なる脳の部位を使っています(詳細は、今日は譲りますが、単純に、右脳というだけでなく)。

それが、これまでの仕事モードだと閉じてしまっているので、その力がある人も、使っていないということになります。

大抵、飛び抜けて仕事ができる人は、この部分の脳も「開いて」仕事を行っています。

それが、「自分全部で」仕事をする、という意味です。

自宅勤務で、素の自分を出して仕事をするようになり、オフィス勤務が再開されてもそのまま仕事をするようになると、

自分全部で仕事をすることの感覚を掴み、隠れていた才能が発揮される方が増える

と私は思っています。

ゾーン状態に入りやすくなる

また、仕事モードにならないと、より仕事に「楽しく」ストレスフリーで仕事に注力することができます。

「仕事モード」=「戦闘モード」である時は、逃げるか戦うか?の状況に陥った時と同じ脳の状態になっており、ストレスホルモンが、分泌されていますが、「仕事モード」=「家と同じリラックスモード」となると、このストレスホルモンが分泌されないため、ストレスも疲れも激減します。

仕事でストレスホルモンが出ていると、嫌な思いをしながら仕事をしているということです。これでは、ゾーンには入れません。

(ゾーン状態とは、フロー状態とも言い、心理学者チクセント・ミハイが提唱したもの。この状態に入ると、時も空間も忘れ、我を忘れて無心に今行っていることに集中、没頭している状態になります。無我の境地、忘我の境地などとも呼ばれています。)

フロー (心理学) Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)

集中は、リラックスしている時にできるものです。緊張していたら集中はできません。緊張状態では、ゾーンに入れず、効率はむしろ下がり、パフォーマンスも悪化するのです。スティーブジョブズが、禅の瞑想を取り入れたのも、リラックス状態を作れば、フロー状態に入れることを知っていたからです。クリエイティブな仕事は、特にそうですね。緊張していては、クリエイティビティは発揮されません。

気づいていない才能が開く可能性

昨今は、どんな職業でも、クリエイティビティの高さが求められ、重要になってきています。

なので、仕事で高いパフォーマンスを発揮したいと思ったら

・楽しくやる
・リラックスする

状態を作ることがまず必要で、そうすることでゾーン状態に入ることができ、先手の気づきやインスピレーションを受け取ることができ、その他の自分でも気づいていない才能が発揮できる可能性が高まる、ということになります。

ちなみに、最高の価値観に合った仕事をしているとき、ゾーン状態に入りやすく、リラックスして仕事を楽しめることがわかっています。

最高の価値観に合った仕事をし、自宅勤務のメリットを積極的に取りに行ったら、これまでとは違った世界が開けるかもしれません。

まとめ

仕事でストレスホルモンが分泌されることを、普通だと思っているなら、それは、普通ではありません。今までは普通だったかもしれませんが、これからは、違います。誰もがその世界から脱出することができます。

自宅勤務で、なかなか仕事モードになれない、と焦っている方は、これまでの常識を捨てましょう。これまで良いと思っていた仕事モードに入るこそが、あなたが自分の力を発揮できない要因かもしれません。

自宅でリラックスモードで仕事をすることが、むしろあなたの眠っている才能開花に繋がります。

部下の失敗も、いつもはイライラして怒鳴りつけるところ、笑い飛ばして打開策を部下自身が見つけられるような言葉がけが思いつくかもしれませんね。

今週も、素の自分が輝く毎日を!


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