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2022
10月28日

まだ見ぬ才能を発見してキャリアに生かす自分開発会議2022

まだ見ぬ才能を発見してキャリアに生かす自分開発会議2022

「まだ見ぬ才能を発見してキャリアに生かす自分開発会議2022」が10/23オンラインで開催されました。

講師は高衣紗彩学長です。

人生デザイン構築学校(JDS)では、自身の最高の価値観を見出すために「幼少期の欠落感から価値観を導き出すワーク」を行いますが、このワークは繰り返し行うことで、その都度今まで気づいていなかった自分の才能を発見できます。

当日は、2時間じっくり自分の記憶を探っていくことで、多くの参加者が「新たな自分の才能に気づいた」と報告してくれました。

今回はこのワークショップの概要をお伝えします。

ビジネスや仕事で使っている才能は後天的なもの

多くの人が、才能は先天性なものだと信じています。

「声がきれいで歌が上手い」
「走るのが速いなど運動能力が優れている」

このような客観的能力には先天的なものが大きく影響するでしょう。

ですが、仕事で日常的に使う能力、他の人には難しいが自分には簡単にできるという能力、たとえば、

「細かな確認作業を正確に集中してやり続けるられる」
「対立する意見の妥協点を見つけて場をまとめられる」
「初対面の人ともすぐに親しくなるれる」

そのような能力は幼少期に後天的に獲得している場合が多いのです。

この才能は無意識下で使われているため、多くの場合自分ではその存在に気づいていません。ですが、仕事をする上ではこの才能を自覚して、戦略的に使っていくことが大切です。

たとえば、会社で新たなプロジェクトチームが立ち上がるとします。そのとき「私がやります」と自ら手をあげる人は少ないでしょう。それは自分に自信がないからです。

自分に能力があるのならば上司から声がかかるだろう。
・声がかからないのは、自分に能力がないからだ。

このように思い込んでいると、自ら行動することができません。能力があっても、能力を発揮するチャンス、新しい知識・経験・スキルを身につけるチャンスを逃してしまいます。

本来、人は誰にでも自分だけが持つ天才性が備わっていますが、それは発揮されて初めて周囲の人の知るところとなります。知られることで、次のプロジェクトでも「この仕事は任せよう」と周囲に思い出してもらえるようになり、才能を発揮する機会が自然と増えていくのです。

自身の独自の才能を自覚しておくこと、そしてそれを発揮するチャンスを逃さないことが大切です。

記憶から欠落感を探ることで自身の天才性を見つける

自身の独自の才能は、幼少期の欠落感によって育まれています。

欠落感とは8−9歳頃までの幼少期に「なくて嫌だった」「足りない」「満たされない」と思った体験のことを指します。例えば、

・両親が仕事をしていたので、放課後は母の仕事場で、仕事が終わるまで一人でずっと待っていないとならなかった

・男尊女卑の家に生まれ、いつも母親が祖父や父の召使のように扱われていた

などが挙げられます。

これらの出来事を受けて、幼少期の私たちは、この「なくて嫌だ」という気持ちそのままにせず、二つの行動のどちらかの行動に出ます。それは、嫌なことを1) 回避する(逃げる)行動か、2)補おうとする行動です。

先ほどの「母の職場で一人で待っていないとならなかった」例であれば、「つまらない」わけなので、1)そこから抜け出して何か面白いことを探しに行く(そこから逃げる)か、2)その待ってる時間を面白くする」などの行動に出ます。この方は、実際には、待っている間に事務所に備え付けられていた百科事典を1から読み進めました。2)の行動を取ったんですね。

そして、この行動から身についたものが、その人が持つ「才能・天才性」に繋がっています。

百科事典を子供の頃から読む能力が備わっているとなれば、

・多角的な情報を保有している
・多様な情報を収集する力に長けている

など百科事典を読んでいたからこそ身についた才能・天才性が育まれているはずです。

このように、今の自分に備わっている才能を自覚するためには、幼少期の体験、欠落感を思い出すことがとても大切です。

欠落感とは、「思い出したくない」と思っているマイナスの記憶です。そのため、それを表面に浮かび上がらせるためには、思い出すことで自分はさらに傷つくと思い込んでいる所を、これを思い出した方が自分にとってメリットが大きいんだと自覚することです。

実際、その欠落感があったお陰で、今あなたをあなたたらしめている独自の才能・天才性を得ることができたのです。私たちは、その事実を認識することなくなり、自分は何の取り柄もないと嘆いたり諦めて生きています。真実を知ったら、自分がいかに才能の宝庫であるかを認識することができるのです。

また、このワークは、自分にとっての言わば黒歴史と対峙することになるので、安心安全が確保された場所で、ゆっくり時間をかけて行う必要があります。

今回のワークショップでは、参加者の心の障壁を取り除くために、高衣学長が自ら幼少期の思い出を語りました。また、参加者はオンラインの画面をオンにして、それぞれの表情が確認できるようにしています。

このように参加者の心理的安全性が保たれるよう配慮された場で、ゆっくり時間をかけて、年代を区切って記憶を遡りました。

欠落感から得た才能はいくらでも発見できる

参加者からは、

「欠落感ないと思っていたが、思い出そうとすれば、いくらでも思い出すことができ、その全てから才能がわかってびっくりした。」

「自分の特性が、欠落感を補うために身につけたものだと、今回初めて気がついた。」

「ある程度知っていると思っていたけど、まだまだ見つかっていない才能があることがわかった。」

「今回新たに発見した才能を、今後のキャリアでどう使っていけるかを考えるとワクワクする」

などの感想をいただきました。

このワークを11年も行っている高衣学長自身も、ワークの説明をしている最中に、新たに自身の才能を発見されたとのことです。

このように、欠落感から才能を見つけるワークは、繰り返し行うと、そのたびに新たに自身の才能を発見できます。それによってますます自分の特性、天才性が明確になり、仕事をする上で独自性を押し出していけるようになるのです。

J D Sではまた同様のワークショップを開催しますので、今回参加できなかった方も、ぜひ次回は参加されてみてください。

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