「器の大きい人」になるために(後半)

前回、

器の大きい人とは、視野の広い人である。

視野が広くなると、自分の意識が拡大する。

意識が拡大すると、自分の内部が変わる。

そんな話をしました。

今日はまず意識の拡大によって何が変わるのかについてお伝えします。

意識が拡大すると、他者からの批判に耐えられるようになる

意識が拡大すると人の批判に耐えられるようになります。

意識の拡大の程度と、人がどれくらいの批判にまで耐えられるか、その程度は比例します。

 

あなたはいつも仕事が遅いね、とか

今日のプレゼンはイマイチだったね、とか

いいトシなんだから、そのドレスはちょっと派手じゃない?とか。

人は他の人のことをさまざまに批判します。

 

自分への批判に対する耐性がないと

そんな批判を受けてイラッとします。

なぜそんなこと言われるのかと悩みます。

そして

私ってやっぱりダメなんだ、と自信をなくして、

アイツはいつも人の悪口ばかり言うダメ人間だ、と批判する人を恨む。

自分に対する批判を受け入れることができず、

自分を批判する人のことを「悪い人」とジャッジします。

 

ネガティブな感情が加速する負のループに陥ってしまいます。

でも意識が拡大し、視野が広くなると、他者からの批判に耐えることができるようになり、

自分に対する批判をそっくりそのまま、まるっと受容できるのです。

視野が広いということは、ひとつのものを多くの視点で見ることができるということです。

視点が多くなると、ムカついた出来事も、ムカついたのはひとつの方向からだけ物事をとらえていたからで、別の視点から見れば違う意味がそこにあることがわかります。
だから批判も受容できるようになるのです。

 

自分を批判する人の気持ちもわかるようになります。

あなたには10個ある真実のうち3個しか見えていないのだもの。

3個しか見えないなら私のことを批判しても仕方ないよね、と。

10個のうち7個の真実がその人に見えないのは、その人のせいではありません。育った環境、嗜好、立場などいろいろな要素が重なって、その人は3個しか真実が見えない人になったのです。

でもこれは、

心の中はムカついて、煮えくりかえっているのだけれど、

なんとか辛抱してアイツのことは許してやろうと考える。

そんな状態ではありません。

視野が広くて批判に耐えられる状態は

本人に耐えている感覚はなく、辛いと感じないのです。

 

批判を批判と認識するのではなく

むしろ新たな視点を教えてもらってありがたいと、心から思える。

それが意識が拡大した状態です。

 

あなたは何人からの批判にまで耐えられますか

意識はすぐに拡大するわけではありません。

ネガティブに感情がふれる経験を繰り返して

その度に新しい視点を身につけて、徐々に拡大するのです。

それにつれて多くの批判にも耐えられるようになります。

 

数多くの批判に耐えられるようになることは、ビジネスを拡大する上で重要です。ビジネスが広がるほど、あなたを批判する人は増えていくからです。

 

10人を相手にプレゼンをしたとします。

そのうちのひとりに「つまらなかった」と言われたら

ムカッとしても、一人くらいなら「他の人は褒めてくれたから。なかには変な人もいるよね」と、やり過ごすことができるでしょう。

 

一人の批判になら耐えられる。

でもビジネスを拡大するためには1000人、さらに一万人に向けて語りかける必要が出てくるかもしれません。

そして批判する人が同じ割合で出てくると、あなたは100人、そして1000人の批判に晒されます。

10人の批判にならば耐えられるでしょうか。
では、1000人に批判されたら?
1000人から送られる悪意のあるコメントにも動じないというのはかなりハードルが高そうですね。

 

有名人になったなら称賛する人も増えますが、批判する人も増えていきます。

批判に捉われてしまうと不安と恨みに支配され、今現在の仕事に集中できなくなります。

あなたの価値が低いから批判を受けるわけではありません。

 

どんなに素晴らしいプレゼンテーションをしても称賛する人と批判する人は半分ずつ。多くの人に向かって働きかければそれだけ批判する人も増えます。その事実を知れば批判に対する視点がひとつ増えます。

何人の批判にまで耐えられるかと、意識の拡大の程度は比例します。

ビジネスを発展させる、多くの人のリーダーとなるためには、多くの批判への耐性が必要です。たくさんの批判を感謝の心で受け取ることができるように意識を拡大させる、つまり精神性を高めていく必要があるのです。

 

時間軸、空間軸を拡大して器の大きな人になる

意識の拡大は時間軸や空間軸の拡大とも比例します。

時間軸の拡大とは、どれくらいの長さの時間を意識して生きるかと言うことです。

将来への不安や過去への苦痕にとらわれていては、今現在に集中して生きることができません。

将来を見渡すだけの視野の広さがあって、それに対する準備ができていれば今の仕事に集中することができます。

 

私たちはどれくらい先のことまで考えて生きていけるでしょうか。人間は通常10年以上先の人生を考えるのは無理だと言われています。
でも実際は5年先を考えるのも難しいですね。

この先1カ月の予定表は埋めていても、1年先のことはぼんやりとしか考えずに生きている人が多いと思います。

 

ソフトバンクの孫正義氏は300年先を考えてビジネスをやっているのだそうです。300年先を考えようとするから一代で事業をあれだけ拡大できたのでしょう。

いつも300年先を見据えていると、今日の行動が変わってきます。

長い時間軸でものを見れば、その中で世の中の価値観も常識も変わることがわかります。
ものを見る視点が増えるので、より多くの批判にも耐えられるようになります。

これが意識が拡大するということです。

 

空間軸も同じです。

身の回り3メートル四方のことだけを考えるか、地球規模でものを考えるか。

自分が富を蓄えることを目的とする経営者と

従業員の暮らしを考えて会社を大きくしようとする経営者と

自分達の地域の発展を考えた事業を拡大させようとする経営者。

どの人が器の大きい経営者かはすぐにわかりますよね。

 

考える空間軸が広くなれば意識は拡大するのです。

器の大きな人になりたいと思ったら、意識を拡大させればいいのです。

意識を拡大するためにはひとつずつ視点を増やしていくことです。

 

幼い頃経験したネガティブな記憶を、今の自分がいる時間軸まで拡大して眺めてみましょう。

アイツは絶対間違っている。そう思っていることを、時間軸や空間軸を拡大して視点を変えて眺めてみましょう。

ひとつずつ視点を増やしていく。

意識を拡大していく。

器の大きな人になるということは、精神性を向上させることです。

精神性の向上の階段を、少しずつ一段ずつ登っていきましょう。

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About 仲川 よしの

人生デザイン構築学校®︎ 一般社団法人人生デザインアカデミー協会®︎認定  人生デザインコーチ®︎ 講師 仲川よしの

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