第2回、バリューファクター
for ビジネス お影様を持ちまして、無事終了しました。
今回の参加者のお一人は、これから自分の進む方向に悩んでいる方でした。
職種もやりたいことも決まっているのですが、
いざ、細部を詰める段階になると、
抽象的なゴールを具体的なカタチや絵にすることができず、
先に進めないとのことで、ご自分の価値観を明確にすることで
答えが得られるのではないかと、参加されました。
これは、正解です。
自分の価値観が明確になっていないと、
具体的なゴールの姿が描けず、
具体的な行動計画も立てられません。
自分は、何を求めてそれをやりたいと思っているのか、
自分は、どこを目指しているのか、
そういった、「やりたい」の『原点』にあるのが
自分の真の価値観なのです。
それが明確でないまま、目標設定をすると、
途中で方向性がブレたり、
実現しても、充実感が得られず、こんなはずではなかった、と思ってしまいます。
『何を求めてそれをやりたいと思っているのか』
自分の最高の価値観を、これこそが自分の真の最高の価値観だと、
自分の中で揺るぎないものにすることで、
「やりたい」の『原点』が明確になります。
自分が依って立つ所、それが「真の最高の価値観」です。
これがあれば、自分の方向性の判断、ビジネス上の判断に
これ以外ない、という確信が生まれ、迷わなくなります。
この方は、
自分の最高の価値観が明確になり、
それを実現すること、が人生の使命だと、心から納得しました。
「やりたいこと」は、それを実現するための器に過ぎませんでした。
自分の価値観を明確にしないまま、やりたいことをやろうとしても、
一番大切な部分をないがしろにしてしまうカタチで実現させてしまう危険性があります。
それでは、心の底からの喜び、充実感は生まれません。
その方は、自分の最高の価値観が明確になったことで、
それを実現させるカタチで、やりたいことを実現させる。
その方向性で行くことに、揺らぎがなくなりました。
今回も、この仕事こそが自分のミッションである、
自分の今までの境遇、体験、人生はそのためにあったのだとわかった瞬間、
その方の眼からは、感謝の涙があふれました。
真実を見たとき、人は涙するのです。
そして、以下のコメントを頂きました。
”これまでの人生で感じていた「欠落感」を見て、そこと自分の最高の価値観とが繋がったときに、とても感動して、「自分の人生の使命」が揺るぎないものになりました。”
そうなのです。
これまでの人生で味わってきた、「欠落感」は、あなたの「最高の価値観」、
ひいては、ミッションに繋がっているのです。
これから、追々、この話もして行きたいと思います。
彼女は、今後、この仕事で才能を輝かせて行かれると思います。
ありがとうございました!