嫉妬はなぜ生まれるのか?

2018, 10, 17

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
今回は弊研究所代表の高衣のコーチングメールでお届けした「嫉妬はなぜ生まれるのか?」を、ブログ記事としてお届けします。
実はこのメルマガは、ポッドキャスト「人生デザイン戦略会議」にて、
『同僚が先に出世したら? 心から喜ぶか、ぶっちゃけ、嫉妬するか?』というテーマを扱った際に、多くの方から反響があったということで、改めてメルマガでも取り扱ったテーマになります。
嫉妬という感情は、実は多くの人が感じている感情のはずなのに、完全に「悪」と見なされているので、人前では決して出さないように努めている感情でもあるかと思います。
この嫉妬という感情がなぜ生まれるのか、気になる方も多いのではないかと思いますので、今回はその仕組みと、嫉妬を感じた時の対処法についてお伝えします。

嫉妬には種類がある?

先日ポッドキャストで嫉妬をテーマとして扱った際に多かった反響は、
自分よりも能力が明らかに上だと思っている人が先に出世したら納得が行くけれども、自分と同程度か自分の方が能力があると思っている人が先に出世すると、喜びたい気持ちももちろんあるけれども、その裏で嫉妬の感情が湧いてくる・・・。
という状況に、とても共感できる、というものでした。
「嫉妬」には、2種類あり、一つは、上で説明した、
・他人の成功や幸せに対する嫉妬
もう一つは、
・好きな人が自分以外の人に心が向いている時などに感じる嫉妬
です。
かなり意味が違うようですが、根本は同じです。
前者の方は、あの人に手に入って自分には手に入らない、という事実に納得ができない状態です。
後者の方は、ある人の愛情が、あの人に手に入って自分には手に入らない、という事実に納得ができない状態です。
両方とも、「自分には手に入らない」という所と、「なんであいつが」と言う所に焦点があたり、そこに納得がいかない、という意味で、同じことなんですね。
納得がいかないけれども、それに嫉妬を感じている自分も嫌だ・・・。
後者は状況次第ですが(笑)、少なくとも前者の場合は、同僚の成功や幸せは素直に喜んであげられる自分になりたい・・・。
と、思うのではないかと思います。
そう思うけど、でも、納得いかない!
このような場合、どうしたら良いでしょうか。

嫉妬の感情は、〇〇。嫉妬を感じる3条件

結論から言うと、どちらの嫉妬も、幻想です。
自分が作り出した幻想に対して、自分の心が揺さぶられてしまっている状態です。
冷静に見てみると、
その人の成功(ここでは簡単にするために成功と言っていますが、先に昇進、とか、先に何かを手に入れる、ことすべてを含みます)と、自分の成功とは、全く関係がないことがわかります。
その人が成功しようがしまいが、自分が成功する状態にあるならばしないし、ないならばしないのです。
嫉妬と言う幻想は、
①誰かや「誰かが持っている何か」と自分や「自分が持っている何か」を比較する所に生まれます。
②比較をして、自分の持っているものが劣っていると思う時や、自分自身に自信がないことに対して生まれます。
そして、
③自分が価値を「感じていると思っている」ものやことに対して、感じます。
同じ状況でも、この3つの条件に当てはまらなければ、嫉妬という感情は、生まれてきません。

嫉妬から考える自分の価値観

嫉妬を感じた時、そこに自分に関する情報があります。
そこが、自分についてあなたが幻想を持っている部分だということです。
あなたが価値があると感じているそれ(あいつが持っていて自分は持っていないそれ)は、本当にあなたにとって価値があるものでしょうか?
自信がないということは、その領域に、実は自分は価値をおいていないことが多いです。
自分が価値をおいている分野においては、時間と空間がなくなり、注意力、集中力、持続力が発揮できるので、「根拠のない」自信が自分の奥底に鎮座しているものです。
ということは、自信がない分野は、あなたが本当に価値を感じている分野ではない可能性が高いのです。そうであるならば、それを持つことは、あなたにとって本当は重要ではなく、自信を持っていないことは、問題ですらないのです。
もとより、自分が高い価値をおいているものに関しては、人と比較するということを私たちは行いません。なので、比較して自分の方が劣っているという思いが湧いてきようがないのです。
彼が先に手にした出世は、あなたが本当に価値を置くものでしょうか?
もし価値を置いていないものとわかれば、持っていても、持っていなくても、どっちでもいい、となるはずです。

嫉妬を感じた時の対処法

嫉妬を感じたら、自分はその嫉妬の対象先のものを本当に価値あるものと感じているのか、自分に聞いてみます。
なくてもいいものだと思ったら、その瞬間、その感情はなくなっています。
なくなると、人の成功を心から喜ぶことができるようになります。
そうなると、自分が価値を置く分野で、その成功は早晩、自分にもたらされます。
そして真実は、私たちが目にする「他人が持っているもの」は、私たち自身がすでに持っているものです。
形は違えど、その「特性」を、自分はすでに持っています。
嫉妬を感じたら、その対象と同じ特性を、自分はどのような形で持っているか、を見てみましょう。
そのことに対する信頼が根底にあると(自分は持っていないという幻想がなくなると)、誰が何を持っていても、手にしても、何も感じなくなります。

まとめ

本日は、誰もが感じたくない、でも感じてしまうことの多い「嫉妬」という感情がなぜ生まれるのか?という仕組みと、嫉妬を感じた時に振り返るべきことをお伝えしました。
・嫉妬の種類
・嫉妬を感じる3条件
・嫉妬から考える自分の価値観
・嫉妬を感じた時の対処法
嫉妬は幻想であり、私たちが目にするもの全ては、別の形で自分の中にも存在するという真実を意識すると、これまでとは違った景色が見えるかもしれませんね。
今日も、凛とした一日を!

松野 麻由子

About 松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。 本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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