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2017
03月27日

日常の「ああ、後悔・・」を減らすために、今すぐできるたった一つのこと

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
皆さんは、「あの時ああしておけば良かった・・」と後悔したことはありますか? おそらく、小さなことから大きなことまで、殆どの方が必ず経験しているのではないかと思います。
つい先日、私も、小さな後悔をすることがありました。ランチを取ろうとしてあるレストランに入った時、セットメニューが目に飛び込んできました!(笑)『ランチセット』といった名前で、単品を全部足したよりもお得、というのを売りにしている、あれです。
本当は他の単品を複数選びたかったのですが、セットでお得だからいいか・・・、とセットメニューを選びました。ですが、その後、やっぱりあの単品が食べたかったな~ととても後悔しました。よくよく冷静になって考えてみると、食べたかった単品複数を頼んだとしても、セットメニューと100円も変わらなかったのです(涙)。このパターン、実は最近、良く起こっています(笑)。
お店側の意図に乗せられ、セットメニューを選んでしまったのは、「損をしたくない」という欲求に火をつけられたためです。自分の損得勘定(感情)に振り回されて、本当に欲しいものが手に入りませんでした。
それがもっと顕著に表れるときがあります。それは、バーゲンです。はい。あの夏や年始にやるバーゲンです。何パーセント引き、のパーセンテージが大きいほど、魅力的に見えてしまうやつです。お得だから、とつい買ってしまいます。しかしながら、バーゲンで買った服ほどあまり着ておらず、その何着分かを本当に欲しい1枚に使ったら良かった・・と後悔したこと数え切れません。(苦笑) 
そして、せっかくお得に買ったのだから、捨てるのは勿体ない、何とか着ようと、無理に着てみたりしてしまいます。ですが、やっぱり心がウキウキせずに、自分のエネルギーをダウンさせることに繋がってしまう!という嫌なオマケもついてきます。
これも、人の意図に乗せられて、本当に自分が得たかったものではないものを買ってしまい、後悔した例です。
また、私の友人で、なかなか注文するメニューを決められない人がいます。なぜかを聞いてみると、他の人が頼んだものを、後から羨ましくなって、そっちを食べれば良かった~と後悔することが多く、後悔しないようにと色々迷ってしまうのだそうです。こういった、様々な後悔、どうしたら回避できるのでしょうか。

1.  他人の選択に振り回される後悔を回避!

レストランのセットメニューはお店側が選んだものです。自分が選んだものではありません。こんな小さなことでも、他人が選んだものを選ぶか、「自分が食べたいもの」を基準に選ぶかで、食べ終わった後の気持ちはだいぶ変わります。他人が選んだものを選ぶのは、「他人軸」で選んだものです。一方、自分が食べたいものを選んだ場合、「自分軸」で選んでいます。後者で得られる満足感は、100円以上の価値があると思います。

2.損得勘定(感情)に振り回される後悔を回避!

損得勘定(感情)で選んだ後悔を回避するためには、まず、「わ~めっちゃお得~!」と思った時に、それを元値でも買うかどうかを一度冷静に考えてみます。ここでも、『本当にほしいものかどうか』という「自分軸」で考えると、結構簡単に答えが出て来ます。損か得かの判断基準に慣れてしまっている場合、買わない決断をした後に、後悔に似た感覚に襲われることもあるかもしれません。ですが、それが本当に欲しいものではなかった場合、その後悔は長続きはしないです。
一方、損か得かを基準に買ってしまって、結局着ないという場合、その後悔はじわじわ長く続きます。お金を無駄に使ってしまった!と思うからです。値段を大きく下げられているものを買う、というのは、お店側の意図に乗らされているということです。知らず知らず「他人軸」で選んでいるということですね。お得!と思ったら、まずは、「元値でも絶対欲しいと思うものかどうか?」の「自分軸」を考える、それを習慣にしてしまうと良いと思います。

 3.正しいかどうかに振回される後悔を回避!

先に挙げた私の友人のケースを深く掘り下げてみたいと思います。そこで、なぜ他の人が頼んだものが羨ましくなってしまうのかを、彼女と一緒に考えてみました。すると、正しい選択をしたかどうか、ということをいつも気にしていることが分かりました。ただし、何が正しいのか、という定義がそもそもあいまいで、常に他人の選択のほうが正しいのでは、という想いに駆られてしまうということでした。
単純に、自分の好きなものを選ぶことがベストな選択!でいいはずです。それが、いつの間にやら無意識で、正しいものを選ばなければいけない、と思い込んでしまっていたのです。でも何が正しいのかはあいまい・・・。これでは、選択基準がないのと同じで、決められなくて当然です。
自分が好きなもの、食べたいもの、したいものを選ぶ、それが「自分軸」での選択です。「正しいかどうか」で選択している人は、「自分が好きかどうか」で選択していないので、実は、「他人軸」での選択をしているのです。
彼女は、そもそもこんな日常の些細なことに、正しいかどうか、という意識が働いていたことに初めて気づきました。そして、自分が好きかどうかという「自分軸」には、正しいも間違っているもなくて、誰が何といおうと自分が好きであればいいんだ、ということがわかり、とってもすっきりした様子でした。

まとめ

今回は、他人の選択、損得勘定(感情)や正しいかどうか、で選択しがちな具体的なケースを取り上げ、私たちは日常生活のあらゆる場面で、いかに「他人軸」で選択しているのかを見てきました。
後悔とは、「他人軸」で選択した時に、後から湧いてくる感情です。

どうしたら後悔する状況を減らしていけるのか?
その答えは、何かを選択する際に、常に「自分軸」を意識することです。ここぞという時はもちろんですが、日常の些細なことも含めて、常に「自分軸」を意識する=自分が選択した、という納得感をしっかり持つことが重要です。ここがぼんやりした選択をすると、他人が羨ましく見えたり、損した!と思ったり、間違った選択だったかも・・と悩んだり、いわゆる後悔がつきまとう結果になります。

そして、「自分軸」を持つために、知っておかなければならないのが自分の「本当の価値観」です。

自分の価値観についてあまり考えたことのない方は、無料コーチングメール講座に登録して、是非一度自分の価値観を出してみることをお勧めします。
(通称:価値観ワーク)

今週はいよいよ桜が楽しめそうですね!
年度末最後の週で忙しい方も多いかと思いますが、桜とともに、華やかな1週間をお過ごしください!

投稿者松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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