こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。
経済的自由を得たい。しかしお金がない、もっとお金が欲しいなと宝くじに夢を託す人がたくさんいます。残念ながら、宝くじでは待てど暮らせど、夢は叶いません。なぜなら、宝くじは買った瞬間に半分以下の価値しかなくなる、世界でもまれにみる商品だからです。
そういうものにあなたの夢の実現を託せるのでしょうか? 経済的自由を手に入れるために本当に必要なものは何かをまずは明確にする必要があります。
そこで、今日は経済的自由とはそもそも何なのかと、どうして宝くじではそれを実現できないのかについてお伝えしたいと思います。多くの世の人の夢をぶち壊すような内容ですが、これが情報を持たざる者と持つ者の差、ひいては資産を築ける人と築けない人の差に繋がりますので、ぜひ参考にして下さい。
経済的自由を得たいですか?と質問された時、誰もが迷わず「はい」と答えるでしょう。では、経済的自由とはどういう状況のことを表しているのでしょうか?
お金を増やす方法は2つあります。
1. 自分が働いて、その対価としてお金を得る。
2. お金を生み出す資産を持つ。
経済的自由とは、この1.の自分が働かなくても2.の資産が生み出すお金だけで生活できる状態のことを言います。つまり、資産を持つことなしに経済的自由を手に入れることは不可能なのです。
資産を持つために有益な手段が、投資です。投資と言えばギャンブルや、難しい、自分とは関係のないものと考えている人がまだたくさんいます。確かに勉強をして金融リテラシーを身に付けないと、自分の資産を増やすつもりが、減らす結果にもなりかねません。
投資は果たしてギャンブルなのでしょうか?「はい」、「いいえ」どちらも言えると思います。仕組み、内容をちゃんと理解・把握せずに金融商品を購入する。ただ、相場の移り変わりに右往左往する。確かにこれではギャンブルと言えるでしょう。
多くの人が、実は仕組みを把握せずに夢を託して何千円、何万円も購入している商品があるのです。それが宝くじです。1等が当たれば、賞金で何をする?という会話は確かに楽しいものです。
しかし、ご存じでしょうか?宝くじは控除率(手数料)が55%もある商品です。つまり運営元が半分以上もその利益を持っていくのです。この割合はギャンブル含め、世界中どこを探してもない高い控除率です。
そして、1等の当選率は1000万分の1だと言われています。これがどれだけの確率かと言うと、乗った飛行機が墜落する確率と同じなのです。どこか旅行に行く時、墜落するかも・・・なんてドキドキしながら搭乗する人はいないですよね。少なくとも日本では。
買った瞬間に価値が半分以下になるこの宝くじ、『愚か者に課せられた税金』と言われるのも納得がいくのではないでしょうか?
お金を生み出す資産を持つ。そのためには、一攫千金に夢を託すのではなく、長期的な視点で資産を積み立てていくことが求められます。それが、長期安定積立運用です。
長期積立はよく聞く言葉だと思いますが、ここで述べているのは長期安定積立です。この2つの違いは、市場の動きに関わらずリスクを最小に抑えながら、リターンは最大限に得るという点です。
プロの投資家と同様に投資哲学と戦略をもって、株も債券も取り入れてリスク管理をしながら運用するのです。これはある商品をただ毎月積み立てる方法とは、大きく異なる結果を生み出します。その結果の違いが経済的自由を得るための一歩になるのです。
お金の心配をしないで済む一生を過ごしたい、経済的自由を得たいという想いを抱く人はたくさんいると思います。だから、宝くじ市場もこれだけ活況があるのでしょう。しかし、残念ながら宝くじは運営者へ寄付するのとほとんど変わらない仕組みです。
経済的自由を手に入れるためには
1.自分が働いて稼ぐ
2.お金が働いてお金を増やす
のこの2つを除いてはありません。
自分のための資産を築くためには金融リテラシーを身に付け、長期安定積立てを行う。もう一方の自分で働いて稼ぐに関しては、こちらのキャリアデザイン戦略で紹介しているので、こちらもぜひ覗いてみて下さい。
ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。