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2017
08月08日

幸せな人間関係を作る!「信じて見守る」とはどういうことか?

幸せな人間関係を作る!「信じて見守る」とはどういうことか?

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。

最近子育てを通して思うのは、「信じて見守る」ということの難しさです。子育てに限らず、会社の中での人財育成や、何か物事を成し遂げようとする場合にも、「信じて見守る」という姿勢が非常に重要な局面があるということは、様々なところで耳にします。

では、「信じて見守る」とは、具体的にどういうことなのでしょうか? 

私は長いこと、この「信じて見守る」ということが、わかるようでわからないな~と感じてきましたが、人生デザイン構築学校の学びを経て、最近ようやくその感覚を掴むことができてきました。

そこで今回は、誰かを、何かを「信じて見守る」時に必要な3つのことについてお伝えしたいと思います。

1.事実をありのままに見る

私たちは、何かの事象についても人に対しても、ついつい善か悪かで判断していまいがちですが、それはあくまでも自分たちの判断であって、事実そのものには善も悪もありません。

善か悪かという判断が入ると、善だと思えば「信じて見守る」ことができるけれども、悪だと思えば干渉するか、放置するかになってしまいます。これでは、「信じて見守る」は難しくなります。

誰かを「信じて見守る」ためには、心がニュートラルである必要があります。ニュートラルな状態とは、心がプラスにもマイナスにも振れることなく、風の無い日の湖面のように静かで、自然と感謝の気持ちが湧いてくるような状態のことです。

2.結果を期待しない

心がニュートラルにあると、善悪の判断をしないため、事実をありのままに見ることができます。事実をありのままに見る、ということは、結果を期待しない、ということでもあります。

なので、「ありのままに見ているよ」「信じて見守っているよ」と思っても、もし、結果を期待しているなら、その時点で何かしら善か悪かの判断をしているということになります。

例えば、子育てを例にすると、我が子がなかなか友達の輪に入らずにいるとします。親としては、友達の輪に入って遊ぶ=善、一人で遊ぶ=悪という判断があったとすると、友達の輪に入って遊ぶということを期待しながら見守るということになります。

つまり、「うちの子はきっと大丈夫。友達の輪に入っていけるに違いない!」ということを「信じて見守る」ということになるのですが、これは「期待して見守る」ということであって、本当の意味での「信じて見守る」ではありません。

実は、その子にとっては、今は友達の輪に入るよりも一人で遊びたい、と思っているのかもしれませんし、一人で遊ぶ=悪という捉え方も、実は想像力が豊かでなければなかなか一人遊びはできない、という観点から見直すと、それは善という捉え方になるかもしれません。

つまり、友達の輪に入ろうが、一人で遊んでいようが、どちらの状態であっても、まずは事実をありのままに見て、相手が本当に望んでいることは何なのかを汲み取ることが、「信じて見守る」ために、重要な要素になるということです。

3.自分にできることはやり尽くしたかを問い続ける

「信じて見守る」というと、ただただ見守って何もしない・・と捉えられがちですが、自分にできることについてやり尽くしたかを問い続ける姿勢は、非常に重要です。

先ほどの例で考えると、もし子どもが友達の輪に入りたそうにしているのであれば、少し背中を押すようなきっかけ作りをしてあげたり、一人で遊びたがっているようであれば、やりたいことをとことんできるような環境を整えてあげたりするということがこれにあたります。

自分の色眼鏡を外して、期待を横に置いて、ただただ事実をありのままに見ていると、相手が何を必要としているか、あるいは必要としていないかが見えてくるようになります。まずは事実をありのままに見ることに注力し、相手が必要としていることがわかったら、自分ができる範囲のことは全力で対応するという姿勢が、「信じて見守る」時に必要な姿勢となります。

自分自身が全力で貢献できているという自信と、相手に対する無条件の信頼の双方が揃って、初めて本当の意味での「信じて見守る」ということができるようになるのです。

まとめ

今回の記事では、幸せな人間関係作りにも繋がる、誰かを、何かを「信じて見守る」という姿勢に欠かせない要素を3つ、

1.事実をありのままに見る
2.結果を期待しない
3.自分にできることはやり尽くしたかを問い続ける

についてお伝えしました。

今回の記事をまとめるにあたって、改めて自分自身の日々の生活の中で、できていることとできていないことがあるな~と考えさせられました。何よりも、自分が色眼鏡をかけていることに気付くところが一番難しいところです。

頭でわかっても、それを血肉にするまでにはやはり1つずつ経験を積み重ねていくしかないですね。

そして何より、自分を信じることも忘れずに。前回の記事も是非参考にしてみてください!

http://missionmikke.com/detail/mat039/

 

ここのところ、梅雨はとっくに明けたはずなのに、まるで梅雨のようなどんよりした天気が続いておりますが、気持ちは晴れやかに、今この瞬間に集中したいです!

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投稿者松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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