こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
お子さんがいるご家庭であれば、恐らくどなたでも経験があるかと思いますが、子どもができると、子どもがいなかった時と比べて生活が激変します。
共働きで働いているお母さんならなおさらで、仕事をこなした後、急いで子どもを保育園へ迎えに行き、帰宅後子どものご飯やお風呂、寝かしつけ・・の後に洗濯や洗い物、片づけなど、寝る直前までやらなきゃいけないことに追われているかと思います。
そんな生活を続けていると、子どもと遊んであげたり、子どもの訴えに気づいてあげたりする余裕がなくなるばかりか、自分を振り返ったり、自分が限界に近いということにさえ気づく余裕も失われ、ある日「もう無理!」と心の糸が切れてしまう、なんてことも起こりがちです。
そうなってしまうと、やはり一番悲しむのは子どもです。子どものために頑張っているはずなのに、結局子どもを悲しませる結果になるのは本望ではないはずなので、やはり何とか親自身の心に少しでも余裕を作りたいですよね。
本日は、もう子育てにうんざり・・頑張れないかも・・と子育てに疲れてしまった方へ、それでも続く子育てに、「明日からまた頑張るか!」と思える心の余裕を作るための3ステップをお伝えしたいと思います。
目次
子育てに疲れてしまう理由の1つに、子どもができる前は当たり前にやっていたことを、子どもができてからもそのまま続けようとして、時間が足りずにイライラが募る・・というものがあります。
でもよく考えてみると、これまで使えていた時間の半分以上は、子どもの食事・お風呂・着替え・歯磨きなどのお世話に使っているわけなので、どう考えてもこれまでと同じようにこなすのは物理的に困難です。
もちろん、そこを承知の上で、なんとか工夫をこらして同じメニューをこなそうとしている方も多いかもしれませんが、自分個人ができる工夫には限界もあります。
なので、自分なりに工夫をこらした上でなお、疲れてへとへとになってしまう、ということであれば、思い切ってやらなきゃいけないと思っていいる何かを、1日でもいいのでやらないという選択をしてみることをお勧めします。
私自身は、寝る前に子どもが散らかしたものも含めて全て片づけないと気が済まず、毎晩そこらじゅうに広がるおもちゃにウンザリしながら片づけていましたが、ある日「もう無理!」と思って片づけないまま寝たところ、翌日特にそこまで困らないことに気が付きました。
どちらにしても子どもはまた散らかしますし、余裕がない時はやらなくてよし、としてからは、だいぶ気が楽になりました。
「~しなければいけない」と思っていることは、実は以外とやらなくても何とかなることだったり、あるいは、必ずしも自分がやらなくとも、誰かにお願いできることだったりします。そんな場合は、旦那さんや実家のご両親、家事代行サービスなどに思い切ってお願いしてみるのも一つの方法です。
自分自身に少しでも余裕を作るために、思い切って何かをすることをあきらめたり、人に頼るという選択はきっと家族全員にとっていい結果に繋がるはずです!
疲れもピークに達すると、何が辛くて、何が大変かがよくわからなくなり、その解決策も思い浮かばなくなってしまうので、ステップ1で少しだけできた時間などを使って、今辛くて大変と思っていることを思いつくままに書き出してみてください。
子どもがせっかく作った食べ物を食べない、旦那さんが手伝ってくれない、自分の時間が全くない、姑からのプレッシャーが嫌、など、思いつくままにいくつでも構いません。
書き出すことのメリットは、まず気持ちを吐き出すことで気分がすっきりするのと、頭の中が整理され、少し自分を客観的に見る余裕がでてくることかと思います。こんなに辛いと思っていることがいっぱいあったのか!とか、実は子どものことより旦那さんに不満があった、など、気づいていなかった新たな発見があるかもしれません。
今の状況を少しでも客観的に見れることで、何を改善したら楽になりそうかを考えることもできますので、心を落ち着けて頭の中を整理するためにも是非一度試してみてください。
最後に、このステップがとても重要です!
子育ては本当に大変です。子どもの人生を預かるという責任の重大さと、本当にちょっとしたことでも、大人のように簡単には話が通じず、そして、「子どもは母親が育てるのが当たり前」という世間からのプレッシャーにもさらされているという、実は結構過酷な環境なのではないかと思います。
そんな大仕事を、通常の仕事や家事をこなしながら平行して行うわけなので、一人で担うのは到底無理ですし、それでも今日までなんとかやってこれたことは、当たり前ではなく、すごいことだと認めてあげてください。
子育ての大変さは、なかなか経験者でないとわからないことと、やって当たり前、と思われていることが多いため、人から褒めてもらう機会が少ないかもしれません。だからこそ、自分が自分を褒めて、認めてあげることが必要なのです。
「もうやだ!」となってしまう時、実は周りよりも、自分が自分を責めていることが多いので、中々褒めてあげるということが難しいかもしれませんが、そんな時は形だけでもいいので、「自分頑張ってるな~」と呟いてみてください。
自分をしっかり褒めて認めてあげると、不思議と、子どもや旦那さんなど、周りの人に対しても同じことができるようになり、結果的には家族の楽しい時間が増えていくはずです。
結局は、どれだけ自分が良い状態でいられるかを考えて実践していくことが、周りの人を幸せにする結果に繋がります。特に子育てに関しては、子どものために自分を犠牲にするのではなく、子どものために自分を大事にするという意識が大切です。自分を大事にすることは、わがままでも何でもなく、結局は自分の子どもを幸せにすることに繋がることなのです。
今回お伝えしたのは、どんなに疲れたと思っても投げ出せない子育てを、少しでも自分の心に余裕を作って楽にするための方法でした。
1.「やらなきゃいけない」と思っていることの1つでもいいので、やらない!と決めてみる。
2.辛いと思っていることを書き出してみる。
3、とにかく自分を褒める!
この3つを、1日の中で少しでも取り入れてみると、「もうだめだ!」とある日突然糸が切れてしまうことなく、明日も頑張るかー!と気を持ち直して明日を迎えられるかもしれません。
もし少しでも取り入れられそうなところがあれば、今週1週間、是非試してみてください^^
それでは、今週はいつもにも増して!素敵な1週間をお過ごしください。
「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。
本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。