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2016
10月03日

育児ノイローゼになる前に・・育児が育自である理由

育児ノイローゼになる前に・・育児が育自である理由

こんにちは!

ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
 
育児ノイローゼ・・と聞いて、私そうかも!?と思ってしまう方、多いんじゃないかと思います。
出産前は可愛い我が子に会いたい一心で、楽しいことばかり想像していたのに、実際生まれて育児が始まると、その落差に愕然とします・・ もうやだ、逃げたい、こんなはずじゃなかった、何でこんなにうまくいかないのー!! ということの連続です。

特に、仕事をバリバリ、スマートにこなしていた人ほど、育児ノイローゼになりやすいそうです。
何故なら、仕事は、何かしらゴール(タスク)があって、今後起こりうるリスクを可能な限り予測・シュミレーションしながら、いかに効率よくそのゴールを達成するかですが、育児では、子どもそれぞれで成長速度が全然違うので、そもそもわかりやすいゴールというものがなく、且つ子どもは予測不能なので、効率的にしようとすればするほど空回りして、達成感というものを感じることができない・・
仕事がうまくこなせていた人ほど、このできないもどかしさがものすごーーくストレスなんです。
私自身、私って子育てに向いてないかも・・と思ったことは数え切れません。涙
そんな時耳にした言葉は「育児(子どもを育てる)は、育自(自分を育てる)である」という言葉です。
毎日うまくいかないことの連続で打ちのめされていた私には、なるほどー!という言葉でした。
なぜ、育児は育自なのか?その理由を知ることで、うまくいかないことや、イライラすることも、実は自分が成長する大きなチャンスと捉えられるようになり、仕事バリバリ人間だった私はものすごーく気持ちが楽になり、おまけに育児を楽しむ余裕も出てきました。
そこで今回は、なぜ育児は育自なのか、その理由をお伝えしたいと思います。
きっと、うまくいかないことや、イライラする自分も受け止めてあげられるようになるはずです^^

育児とは、自分の負の感情に向き合うチャンス

育児をする中で最初にとまどったのは、これまでもう乗り越えてきたと思っていたような感情に再度出くわす場面がものすごく多かったことです。
せっかく作ったご飯をぶちまけられてイライラ、友達の子と比べて不安になる、激しく泣かれても無視したくなる自分、旦那やお店の店員さんなど、関係ない人に八つ当たり、など、自分ってこんな人間だったのか・・と毎回めちゃくちゃ落ち込みます。
でも実は、こういう負の感情を感じてしまう自分も含めて自分であり、これまでは、ある程度コントロールできていた環境だったので出てこなかっただけなのだ、ということだったようです。
そうあるべきではない、とこれまで思っていたような、そんな自分を目の当たりにするのが、最初はショックだし、苦しいのですが、そんな自分もいるという事実は受け止めた上で、どんな時に自分の負の感情が出ているのかを振り返ってみると、自分の信念や思い込み、思考の癖を発見できたりします。
例えば、私の場合は、誰かとの約束がある時などに子どもに何かがあるととてもイライラしてしまいます。「一度した約束は守るべき」という信念があるため、それができない自分にがっかり&相手に申訳ない気持ちでいっぱいになるからです。もちろん、子どもが病気などの場合はそんな風に考える必要のないことは頭ではわかっていても、ついつい反応してしまう自分がいましたが、今はそういう状況にならないために、約束する機会を減らしたり、約束する際も変更の可能性を事前に伝えたりすることで、少しでもイライラ軽減に努めています。
そんな風にして負の感情と付き合っていくと、いつの間にか自分の成長に繋がっているという実感が少しずつ沸いてきて、イライラや落ち込みも、悪いことばかりじゃないな、と思えるようになってくるかと思います。

2.子どもの中に自分の欠点(と自分では思っている)を見る

自分の子どもに対して不安に思うこと。
実はそれは、自分自身が自信を持てていないことだったりします。
例えば、新しい場に子どもが参加した時に、子どもが新しい場に馴染めているだろうか、ということを心配する親もいれば、他の子を叩いたりしていないだろうか、ということを心配する親や、自分の意見を言えているだろうか、と心配する親もいて、不安に思うことは親によって千差万別です。
実はこれ、以外に自分では気付いてなかったり、見てみないふりをしてきた自分の欠点(と思っているもの)であることが多いので、うちの子ってこれが心配だわ~と思うことがあったら、自分自身がどうか、ということを一度立ち止まって考えてみることをお勧めします。
また、「欠点(と自分では思っている)」という表現をしたのは、欠点と思っているものは、実は欠点ではなくて、それがあるからこそ培った自分の強みがあるはずなのですが、この話は、深くて長い話になるので、また別の機会に譲りたいと思います。

まとめ

今日は、これまで育児を辛いものにしてきた負の感情や子どもへの不安が、実は自分を振り返る最高のチャンスだったということを知ることで、少しは気持ちが楽になる、ということをお伝えしました。
そうは言っても、日々忙しさに追われ、振り返る時間なんてなかなかない現実もあるかもしれませんが、イライラした時、「これは自分を育てるチャンス」と頭のどこかで思えるだけでも、無力感や無価値感から、少しでも解放されるのではないかと思います。
楽しいこと、嬉しいこともたくさんある子育ては、恐らくこの世で一番やりがいのある大仕事。更に楽しくこなしていけるといいですよね。
今後も子育てを少しでも楽しくするヒントをお届けしていきたいと思います。
それでは素敵な1週間をお過ごしください!
 

投稿者松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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