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2017
01月08日

突然の契約破棄?!『逃げ恥』にみる良好な夫婦関係を構築するコツ

突然の契約破棄?!『逃げ恥』にみる良好な夫婦関係を構築するコツ

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。
あなたにとって、昨年末に話題となった『ドラマ』と言えば、なんですか?大河ドラマや朝ドラはもちろんですが、この年末に限って言えば、『逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)』ではないでしょうか?主演の新垣結衣さんの可愛らしさにメロメロな諸氏も多かったはず。『恋ダンス』も含めて、我が家でも大変な話題となりました。でも、実はこのドラマ、社会派ドラマの一面があったと言うことは、ご存知でしたか?
今日は、『逃げ恥』を題材に、良好な夫婦関係・家族関係を構築するコツを考えてみましょう。

1)ビジョンを共有する。

みくりと平匡(ひらまさ)は、お互いの利害関係から、契約結婚という形での夫婦生活をスタートさせます。この時点では、契約結婚した夫婦のビジョンは、一致しています。お互いにWin-Winの関係を築けると思ったからこそ、2人は生活を始めるわけです。
ビジョンを共有することは、スタート地点に立つために重要なポイントです。でも、実際に生活を始めてみると、いろいろな課題に直面していくわけですね。
たとえば、寝るときには一人でないと寝られないとか、とても几帳面な性格でそれにあわせないといけないとか。『逃げ恥』では、仕事の契約の関係という特殊事情が、さらに話をややこしくしている部分もありますが、実はどんな家庭でも『あるある~』な話で、だからこそクスッと笑えるシーンになるんだと思います。
こんなとき、みくりと平匡は、どうやって解決していたでしょう?

2)想いを言葉で表す。

二人が、想いを言葉にするまでには、視聴者がやきもきするような妄想の世界に飛び出していくストーリーが描かれていますが、最終的には『想いを言葉に表す』努力をしていますね。
不器用でも、自分の気持ちや想いを言葉にして、相手にぶつけてみる。
『ハグの日、作りませんか?』と言ってみる。
場面としては、とても不器用で微笑ましい場面ではありますが、実際にこんなに想いを言葉にして表すことって、実際の夫婦・家族の生活の中では稀でしょう。
みくりと平匡は、雇用関係という形の契約結婚だからこそ、言葉でのコミュニケーションを必要としたのでしょう。でも、だからこそ共有できたことも多かったはずです。これを、普通の夫婦関係に置き換えてみたとき、どれだけお互いの考えや想いを共有してきたでしょう?振り返ってみるのも、よい機会かもしれませんね。

3)お互いの価値観を満たすゴールを設定する。

ビジョンは共有できたとしても、夫婦はそれぞれ別の人間です。それぞれに育ってきた環境も、これまでに出逢ってきた人も違います。それぞれにその人だけの『最高の価値観』を持っています。
ビジョンはわかったけど、そこに向かう道のりには、課題があってなかなか思うようにはいかないよ~、という声も聞こえてきそうですね。あちらを立てればこちらが立たず、ということもあるかもしれません。
では、どのようにすれば良いでしょうか?『逃げ恥』では、これを解決するとても良い提案がありました。それは、『共同経営者(CEO)』になるということです。2人のどちらか一方だけがハンドルを握るのでは無く、2人でそれぞれに責任と権限をもち、『家族』という運命共同体を運営する、という考え方です。
共同経営者として、2人のそれぞれの価値観を同時に満たすゴールを設定出来れば、この夫婦・家族の向かう先は、幸せな風景になると思いませんか?

まとめ

ドラマ『逃げ恥』では、最後の結論として、どのような姿を目指すかまでは語られていません。しかし、みくりと平匡のように、共通のビジョン・お互いの価値観を満たすゴールを言葉に表していこうという姿勢を保つことが出来たら、きっと素晴らしい夫婦関係・家族関係を築くことができますね。
1)ビジョンを共有する。
2)想いを言葉で表す。
3)お互いの価値観を満たすゴールを設定する。
『逃げ恥』の番組タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」は、ハンガリーのことわざに由来するもので、和訳すると「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」との意味なのだそうです。
夫婦の間で、「こんなことを言うのは恥ずかしい!」と思うようなことでも、一度言葉にしてみませんか?きっと、もっと良い夫婦関係・家族関係になるきっかけがつかめますよ。
では、今週も素敵な一週間をお過ごしください!

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