こんにちは! ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の花井です。
最高の自分を生きるヒント、その9は…自分を支援する3つの基礎!を身につけよう。
最高の自分を生きるとは、自分を愛し、大切にする事を学び、唯一無二の自分の可能性やパワーを信頼して、あるがままの自分を、受け入れて生きていくことです。その為には、日常的に、自分の内面を見つめ、自分という人間と深く付き合っていくことが不可欠ですね。時には困難を感じることもあるでしょう。しかし、いかなる時でも、あなたが満足して、幸せな日々を過ごせるように、今日は、自分支援の3つの基礎をお知らせします。人生の道に迷った時に、この3点を踏まえて、自分を支援してみてください。必ず解決策が見つかります。
あなたが、現在、どういう状況にいるのかを知って下さい。あなたを支援するには、まずその状況確認が欠かせません。あなたの内側で起こっていることを、正しく、公平かつ客観的に理解する必要があるのです。常識に囚われず、また長年の習慣になっている思考回路からできるだけ離れて、実際に自分が、今、何を感じ、何を考え、何をどうしたいのか、どいう状況に置かれているのかをみて下さい。これには、主役があなたであることが必須です。人の事には敏感でも、自分の事となると、見て見ぬ振りをしていることも多々あるものです。
例えば、ひどく傷つく扱いを受けた場合。その時に、反発し、怒り狂い、悲しみ、憎しみさえ感じるとします。その状況を客観的に観察し同時に、自分がどのような反応をしているか、どの部分に、なぜ反発したのか、何に対して怒っているのか、自分の中にある感情を一つ一つ丁寧に扱って精査してみて下さい。主語はあなた、客観的に、正直であることがここでのポイントです。
状況が理解できたら次は、解決に導くようにあなたを誘導していきます。意図して、あなたに質の良い質問を投げかけましょう。質問されると、脳は答えを探します。質問の質に応じて、答えの質も変わってきます。悩んでいる時や迷っている時のみならず、私たちは常に自分自身と会話をしていますよね。その会話を明確にし、自分自身が自分の力で、答えを見つけることが出来るよう、支援するのです。
質の良い質問に関しては、『Q思考』の中で著者ウォーレン・バーガーが疑問を抱き、質問することの重要性を説いています。目の前に起きている現象について「なぜ?」「もし〜だったら?」「どうすれば?」と子供のような目線で、問い続けていく。
それが人生にどのような恩恵をもたらすのかが述べられていますので、是非、参考になさって下さい。
実は、私たちは、心の奥深くでは、答えがわかっているのですね。けれども、恐れや不安、思考癖などに邪魔をされ、それを認識できていません。質問に答えていくことにより、自ずと解決策に辿り着くことができ、自分を成長させ、気づきを促し、納得いく答えや解決策に導いてくれます。自分に時間をとって、じっくり取り組んで下さい。日頃、家族や上司、部下、友人を支援する為に、多くの時間やエネルギーを費やしている筈。忙しい日々、時間に追われて、ややもすると自分の事は一番最後になっていませんか。自分支援の為にも質問を考える時間を作って下さい。
最後のステップは、自分が引き出した答え、それを信頼することです。人を理解するには、信頼することが不可欠です。そして、私たちは、日々、多くの経験や時間を他人と共有することで、また様々な葛藤を乗り越えて、信頼関係を構築しています。同様に自分自身とも信頼関係を築きましょう。あなたが行ってきたこと、見出した答えを、まずは批判しないで受け入れて下さい。せっかく、見出した答えです。どうであっても、丸ごとそのまま、ただそうだと受け止めれば良いのです。全て、オッケーなのです。そして、では、どうであったら良かったのか、何が嫌だったのか、質問力で支援していきます。同時に、そういう自分を俯瞰して眺めるということを実践していきます。ただ静かに見守っている神の目線で観察して下さい。物事には良いも悪いもなく、意味付けしているのはあなた自身だという事を思い出して、ただ客観的に、見つめ、信頼するということに身を任せて下さい。
あなたがあなた自身を支援して、より良い関係を築いていくことが出来たら、他人とも同様により良い関係が築けるようになっていきます。自分に優しくして下さいね。自分を信頼出来た時に、初めて、他者とも、同じように信頼関係を結べるようになるのです。そこからまた、最高の自分を生きる為の新しい発見、成長、挑戦する勇気が生まれてくるでしょう。
それでは良い週末をお過ごし下さい。