こんにちは! ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の花井です。
先週から、最高の自分を生るヒントを発信しています。
人によって、『最高の自分』の定義は様々だと思いますが、ここでは、各々の可能性、夢、思いを叶えて、自由に生きる事と考えています。そんな状況って、かなり心地良いと思いませんか?
今日は、転職を考え、悩んでいたAさんを例に考えていきます。
最高の自分を生きたいあなたへのヒント その2は… 望みを明確にする
Aさんは、今の会社を辞めたい、もっと自分に合った仕事がしたい。適材適所に身を置き、思いっきり働きたいのに今の職場では自分が生かせない。と悩んでいました。しかし、はっきりした今後の方針、何より自分が本当に求めている事が漠然としていて、悶々としていました。
やりたい事がはっきりしていたら、すでに何らかの行動を取り、悩みの質が違っているものです。
まずは、やりたい仕事、行きたい職場、本当に望む事のを明確にする必要があります。
自分自身の事は、なかなか客観的に見難く、本心を理解するのは至難の技。
自分が何を求めて、何を望んで生きているのか、明確、且つシンプルに答えるのは難しいと感じている方も多いと思います。自分の望みがはっきりしていても、深く掘り下げていくと、信じていたものの正体が、ぼやけてくることもあります。望みにフォーカスして、望む自分の人生を創造していく事にコミットしましょう。自分が人生を創造すると決めましょう。
でも、どうやって? わからないから悩んでいるのだ!
Aさんのように、会社を辞めたいと思うのは、現状に満足できていないからですね。
まず、満足できない、辞めたい理由を全て、書き出し、冷静に考えられる事、感情的な部分、全て、思い当たること、全てに向き合ってみました。いわゆる、ネガティブなポイントに注目し、その反動で自分の望みに向き合ったのです。
嫌な事、受け入れられな事、嫌いな事、腹が立つことなど、いわゆるネガティブな理由や感情と捉えられている事は、自分自身の中に直球で、入って来る事が多く、分かりやすいのです。これらのネガティブポイントが、大きなヒントです。こういう感情を、あなたに引き出した出来事が、あなたが真に求めるものを見つける、大きな手助けとなります。
自分のネガティブな感情を無視しないで、受け止める。そして、では、どうしたいのか?何を欲しているのか?と客観的に観察するという作業をします。そしてその思い、感情を掘り下げていきます。嫌だと思うなら、ではどういう状況だったら満足できるのか、嫌いなら、何が好きなのか、細かく自分自身に問い続けてみる。自分が創造したい状況に意識を向けていくのです。すると、自分がポジティブな状況になれる背景が徐々に見えてきます。
嫌だ! これは嫌だ! こっちが良い!! こうなりたいのだ。 なーるほど、っていう感じで。
かなりシンプルです。
Aさんはこの方法で、自分の独創的なアイデアを盛り込んだ企画書を提出したい、という強い望みに気づきました。しかし、自分では自分のユニークな個性を認めながらも、どうせ、こんな奇抜な企画は箸にも棒にもかからない、無理!と決めつけていた事を認めたのです。
実は多くの人が、ここで自分の望みに栄養をあげずに、育てきれないでいるのです。どうせ出来っこない、自分には無理という、呪文をかけて消滅させてしまうのです。これは、無意識にオートマティックに行われるので、自分が、削除した事さえ気がつかない事が殆どです。
ここでせっかく出て来た、あなたの望みを大切にしてくださいね。少なくとも、この呪文の存在を意識して、思い出してください。呪文をかけているのはあなた自身ですから、呪文を解く事ができるも、あなたしかいないのです。
自分の望みが分かってきたら、では、今この瞬間に望んでいることが、何かを模索して見ましょう。
それは実際に行動に移すことだけではなく、あなたの思考で、望んでいる事を考え、想像し、どういう気分でいたいのか、どんなふうに感じていたいのかを考えて、望むようにしてみるという事です。
望む事にあなたの思考を向けるのです。
とりあえず、Aさんは自分のアイデアを勇気を企画書に盛り込み、提案してみる事にしました。それからだって、辞めるのは遅くはない、辞める時は、自分が自分で次の段階に進む時。
自分の新しい門出を、自分が祝える時にしたい、その為に、自分が望む仕事への関わり方を、今一度、洗い直してみようと考えたのです。
最高の自分を生きる! 望む人生を創造すると決め、出来ない、無理の呪文を解いて、今に集中して生きる事を意識してみませんか。
最高の自分を生きている、と実感するには、己とはなんぞや!という事を、自問自答する時間を持ち、自分と真剣に対峙するという経験が、避けられません。友人や、部下の相談事には時間を割くのに、こと自分の事だと、後回しにしがちですが、たまにはじっくり取り組んでみてみるのも良いのでは。
どうぞ、良い週末をお過ごしください。