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2023
11月28日

人気のあるリーダーの7つの条件〜後編〜

人気のあるリーダーの7つの条件〜後編〜

今回も人気のあるリーダーの7つの条件についてお話します。

前編では、他者への興味関心を持つ質問をする、そして熱心に聴く、の3つをご紹介しました。

人気のあるリーダーの7つの条件〜前編〜

後編では、残りの4つの条件をお伝えします。

受容を表す

相手を一旦、受け止める。

前回紹介した、熱心に聴くという行為は、聴いているフリでは意味がありません。「うんうん」と相手の話を聞いている時、もし心の中で相手のことを見下していたり、否定していたら、言葉に出さずとも、その気持ちは相手に伝わります。せっかく相手の心を開こうとして、コミュニケーションを取ったとしても、逆効果です。

たとえ自分の考えと相手の考えが異なったとしても、相手の感情や考えをジャッジするのではなく、一旦、そのまま受け入れます。

そして、「そうか、その時にAさんはそう感じたんですね。」というように、自分は相手を受け入れていることを言葉と態度で表しましょう。

承認を送る

相手を一旦肯定する。

例えば部下が取引先との商談で、相手から少しハードルの高い提案を受け、「それは弊社ではできません」とストレートに断ったことで、相手を怒らせてしまったとします。

そういった時、上司としてついやってしまいがちなのは、「〜したらよかったね」「〜すべきだったのに」と先にアドバイスをしてしまうこと。すると受け手によっては、自分や自分の言動を全否定されたような感覚になります。

相手の行動による結果の如何によらず、まずは相手の行動そのものをまるっと承認します。先に承認を伝えた上で、次に上手く進めるためにはどうすれば良いかの話合いをしたり、改善案を話し合ったりしましょう。承認から入ることで、相手が「否定された」と感じられないような伝え方をしましょう。

賞賛を示す

相手の良いところを探し、褒める。

前項の「承認を送る」と合わせて行うと、相乗効果を発揮できます。相手の行動を否定することなくそのまま承認し、更に、1つでも良いので具体的な行動を取り上げてそれを褒める。そうすることで、相手との信頼関係も深まり、人気も高まります。

連絡なしでの遅刻や欠席など、相手の言動によっては、賞賛できない時もあると思いますが、本当に小さいことでいいので、日頃から相手の優れているところなどを見つけて、勿体ぶらずにどんどん褒めましょう。

感謝を表す

相手にありがとうを伝える。

これは是非、小出しに、そして頻繁に行いましょう。感謝の意を表すことで、それまで当たり前と思っていたことが当たり前ではなく、ありがたい存在であり、ありがたい出来事なんだと実感できるようになります。

仕事ができる人で、自分の能力のおかげで成果を出したと考える人もいますが、そういう人はどんどん在り方が傲慢に傾いていき、気づくと部下の信認が離れた人気のないリーダーになっています。そうではなく、自分の能力の成果ではなく、チームメンバーのおかげと感謝を表すことで、自分自身の在り方も整い、またチームメンバーの自己肯定感も高まっていきます。

一つ作業が完了したら、ありがとう。一つ報告をしてくれたら、ありがとう。一つ資料を渡してくれたら、ありがとう。と、恥ずかしがらずに声に出して感謝を表しましょう。

まとめ

人気のあるリーダーが持ち合わせている条件を7つご紹介しました。

今回お伝えした4つの条件にはコツがあります。それは、自分の中でMAXの度合いで実行することです。大袈裟だと思われるのじゃないだろうか、と思うくらいで丁度いいのです。

また、いまこの7つの条件全てを持ち合わせていないという方も安心してください。これらは少し意識すれば変えられます。すぐに全てを変えられなくても大丈夫です。重要なのは、常日頃から意識すること。7つの条件をメモしたものを、スマホの待ち受けにしてもいいかもしれません。

まずは家族やパートナーとのやり取りの中で試してみたり、少しずつやってみましょう!

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