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2016
09月11日

未来にはあなたのどんな姿が映っていますか?

未来にはあなたのどんな姿が映っていますか?

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の石部です。
進路を決めるとき、就職活動中、仕事を始めてからも、折に触れて「どんな自分でありたいか」と言った『ビジョン・未来像』について考えること、ありますよね。
このとき、我々はつい、「今ここにある姿」ではなく「こうであればいいなあ」という『願望』を描いてしまいます。
でも、実は大事なのは足元。ここまでの道のりにこそ、『ビジョン』のヒントがあるんです。
では、どのようにすれば、これぞ!と言える『ビジョン』をたてることが出来るのでしょうか?
3つの視点をご紹介しましょう。

どんなことに熱中してきたか?

少し前のことを振り返ってみましょう。
学生時代のことでも良いですし、子どもの頃のことでも構いません。既に働きはじめてしばらく経ったよ、という方は、仕事を始めた頃でも良いでしょう。
その頃のあなたは、どんなことに情熱を傾けていましたか?
スポーツでしょうか?バンド活動でしょうか?それとも、クリエイティブな創作活動ですか?
社会奉仕活動や、勉強や研究活動という方。
自分には何もないよ~、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、きっと何かに熱中していたはずです。
ゲームかもしれませんし、読書かもしれません。テレビ三昧だった、という方もテレビに熱中していた、と言えますね。
バイト三昧だって、立派な熱中ですよ!
ではもう少し踏み込むと、その時その最中で、どのような点に熱中していたのでしょうか?
作り上げる過程?完成すること?友人との関係?勝つこと?
接客すること?効率的に働くこと?売り上げを上げて大きく稼ぐこと、という回答もありますね。
「自分は、もしかしたらこういうことを考えていたのかもなあ~」ということが見つかりましたか?

誰とどんな時間を共有してきたか?

子どもの頃、学生時代、働き始めた頃、多くの時間を費やしてきたことは何ですか?
その時、一緒に居た人は、どんな人でしたか?どんな関係だったでしょうか?
子どもの頃の習い事など、「親に勧められるままにやってただけですよ」という方もいらっしゃいます。
でも、それって親に言われたから、やっていただけなんでしょうか?きっかけは親の勧めであっても、自分でやりたかったから、続けてきたのではないですか?
その時、まわりにはどんな人がいましたか?どんな時間を共有していたでしょうか?
『その時』を思い出してみてください。イメージしてみてください。
斜め上から、『その時』のあなたを観察してみてください。ヒントが見つかりましたか?

毎日の日課は何か?

毎日の日課というのは、意外と意識しないもの。
特に他人に開示するようなことではないですが、自分だけの密かな日課なんてありませんか?
そして、その日課は何故やってるのでしょう?続いている理由は、何ですか?何を達成したくてやっているのでしょうか?
振り返る中で、ふとした気付きがありませんか?
毎日の日課は、つい「みんなやってるよ」と思いがちですが、本当は『みんなやってない』んですよ。
そこに、『自分らしさ』の鍵があります。

まとめ

『ビジョン』を考えようとするとき、普通は未来のことを考えます。でも、この場合の未来は、実際に起こったことではなく、まだ起こっていない『願望』です。
『ビジョン』は、ここまでの道のりの中、自分の足跡に残っています。
1)どんなことに熱中してきたか?
2)誰とどんな時間を共有してきたか?
3)毎日の日課は何か?
これらの質問を活用して、この機会に『これまでの道のり』を、振り返ってみませんか?

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