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2016
09月05日

32歳・女性・業界未経験でも転職に成功する秘訣 その1(準備・活動編)

32歳・女性・業界未経験でも転職に成功する秘訣 その1(準備・活動編)

こんにちは!人生デザイン研究所、研究員の松野麻由子です。
皆さんは転職を考えたことはありますか?恐らく誰もが一度や二度・・いや何度も考えたことある!もしくは既に何度か経験しています!という方も最近では多いかと思います。
転職理由は前向きなものから後向きなものまで様々あるかと思いますが、転職後はお給料アップ!人間関係良好!今より輝いて仕事がしたい!と明るい未来を描いて転職活動するというのは皆さん共通するところではないでしょうか。
実は私自身は約10年の間に外資系や日系企業どちらも含め4回転職を経験しています。
特に、直近の転職は、30歳過ぎた女性、というだけでも不利と言われているのに、業界も未経験という不利な条件のオンパレードでした・・・
世間一般では転職回数が多いこともあまり良い評価をされませんが、それでも、転職する度にお給料20%増、尊敬できる人との出会い、役職も上がるなど、毎回転職活動に成功してきました。
今回は、一見不利な条件でも転職を成功させてきた私の経験談を踏まえ、準備・活動編、面接編、心得編の全3回に分けて、転職成功の秘訣をお伝えしていこうと思います。

32歳女性・未経験転職の秘訣その1:準備編

実際の転職活動を始める前に、是非知っておいたほうがいい情報があります。それは、転職しやすい会社とそうではない会社、特に30代女性の中途入社を受け入れてくれやすい会社とそうではない会社はやはり存在するということです。男性か女性かは関係ない、と表向きでは謳っていても、32歳の女性となると、実際の面接で、それとなく結婚や出産について聞かれる場面は多々ありました。
もちろん、どうしてもこの会社が良い!という信念があれば話は別ですが、32歳の女性を受け入れてくれる、自分に合った会社を探したい!という前提で転職活動する場合には、是非今回お伝えする情報も頭の片隅に置いた上で活動されることをお勧めします。

32歳女性・転職者を受け入れてくれやすい会社とは?

・外資系企業
⇒「転職」ということに関して理解があるのは、やはり外資系の会社のほうが多いな~という印象です。もちろん、外資系といっても色んな形があるので一概には言えませんが、欧米本社との繋がりが強い外資系企業ほど、人事制度や社風なども、男女の区別が少なく、転職者に対して特に偏見なく普通のこととして受け入れられやすいと感じました。
・ベンチャー企業
⇒今後の成長のために、常に人を欲していることが多く、まだ規模が小さい場合は、そもそも「新卒」という枠がないため、働いている人殆どが転職組になります。ただし、同じベンチャー企業でも女性の採用比率に関しては、業種や職種によって違うので、既に活躍している女性がいるかどうかの確認は必要になります。
・女性の産休・育休制度が活用されているかどうか
⇒32歳の女性の場合、やはり結婚や出産のことを意識されます。その際に、既にその会社で産休・育休制度が活用されたことがあるかどうかで、受け入れてもらいやすさが変わってきます。もちろん、産休・育休制度が多く活用されている会社であれば、受け入れてもらいやすいということなのですが、数例実績があるだけだと、逆に産休・育休制度の活用の大変さだけが目についてしまっているという場合もあります。
私のケースの場合、32歳で転職したITベンチャーでは、私が第一号の産休・育休制度活用者となることができたので、制度の活用実績が全くない会社も完全には対象から除外しないことをお勧めします。

32歳女性・未経験転職の秘訣その1:活動編

さあ、転職活動を始めよう!と思った際に、何から始めよう?と手探り状態になってしまうという方も多いかと思います。
かくいう私も、最初の転職の頃は、自分にどんな可能性があるのか?世の中にはどんな会社があるのか?という漠然とした期待だけを胸に、「転職といえば転職エージェントに登録するのがいいらしい」という情報だけを頼りに、転職エージェントに登録することから始めました。
もちろん、転職エージェントを活用することは重要なのですが、それ以外にも抑えておくべきポイントがいくつかあります。より有利に、且つ自分が満足できる転職活動を進めるためのポイントを3つにまとめてお伝えします。

1.最低3~4つくらいの転職エージェントに登録する

まず、ネットで「女性 転職」と検索すると、エージェント会社の名前がばーっと出てきて、どこがどう良いのかなかなかわかりづらいですが、以下のポイントを意識して探してみることをお勧めします。
1.紹介できる案件の数をどのくらいもっているか?
⇒やはり大手(リク○ートさんやイン○リジェンスさんなど)が圧倒的なシェアを占めています。
2.どの業界や職種に強いのか?
⇒その会社の母体がどういう会社なのかもヒントになります。例えば、外資系であれば海外にも支店があるので海外案件に強かったり、IT業界を積極的に紹介するような会社などもあります。
3.どのような転職者をターゲットにしているか?
⇒初めて正社員にチャレンジする人、女性、年収500万以上 など、そのターゲット層に自分が当てはまるかどうかを確認します。
このような軸で探した上で、最低3~4つに登録することをお勧めする最大の理由は、各エージェント会社やその担当者によって、自分を評価してくれるポイントが全く違うからです。
例えば私の場合、ある会社からは、年齢と転職回数についてかなり厳しいことを言われ、未経験の業界は一切紹介されず、同じような業界ばかりを紹介されましたが、別の会社からは、職種(営業職)での実績を評価され、ベンチャーから大手まで、様々な業種・規模の会社を紹介いただきました。また、32歳の女性であるというと、結婚や出産の多い時期でもあるので、今後の予定や計画なども汲んでくれるエージェントもいれば、マイナスポイントとして評価するエージェントもいました。
あまりにも登録しすぎると、各エージェント会社とのやり取りに疲れてしまう可能性もあるので、自分の対応できる範囲で複数登録し、自分の希望に沿ったサポートをしてくれる会社とメインにやり取りすることをお勧めします。

2.ピン!ときた会社には、採用確率の高い直接応募をする

多くの企業は、転職エージェントや転職サイトを使って募集をかけていますが、もちろん、自社のサイトでも募集をかけています。エージェント経由で採用すると、大きな採用コスト(だいたい採用された人の年収の3割~4割くらい)がかかりますが、自社のサイトから応募してくれた人には、そのようなコストが一切かかりません。つまり、会社の人事側からすると、エージェント経由で来た人よりも、自社のサイトから来た人のほうが、コストがかからない分採用しやすいのです。
転職エージェントで応募する際に、履歴書や職務経歴書の指導を受けられるので、それらを活用して、是非入りたい!と思う企業には、直接応募してみることをお勧めします。

3.ハローワークなどの転職エージェント以外の媒体も活用する

これまで何度か転職活動をしてきて、以外に盲点だったのがハローワークです。
転職エージェントを使うと、圧倒的にたくさんの案件がありますが、採用コストをかけることが難しい企業は、ハローワークや自社サイトのみで募集をかけていることがあります。
特に、NPOやNGO、社団法人などの非営利団体への転職も視野にいれている方には、企業にとって採用コストがあまりかからないハローワークや、ネットだけで募集をしている媒体(リ○ナビNextなど)も活用することをお勧めします。

まとめ

今回は、32歳の女性の私自身が、業界未経験でも転職に成功した際に意識した基本の準備や活動について、
・32歳女性が受け入れてもらいやすい会社について
・転職エージェントを活用する際のポイント
・転職エージェント以外の活動方法
の大きく3点をお伝えしました。
活動を始めるに当たっては、なるべく多くの選択肢が自分に残るような活動をすることが、満足のいく転職をするための最初の一歩になるかと思います。
最初の「活動」というステップに満足した上で、次に来る「面接」というステップに進めると、心も穏やかに集中して面接に挑むことができます。
面接は、書類上ではわからない自分の魅力を伝えるため、また、書類上ではわからないその会社の雰囲気や魅力を知るためのとてもとても重要なステップですので、次回はその面接を成功させるためのポイントを、私の成功談と失敗談の両方を交えてお伝えしていこうと思います。
どうぞお楽しみに!!
 

投稿者松野 麻由子

「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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