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2017
03月10日

資産形成をしよう!と思った時、押さえるべきたった2つのポイント

こんにちは!ミッションミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。
世界的な名著である『7つの習慣』の中で述べられている、第2の習慣に「終わりを思い描くことから始める」があります。これは、人生のゴール(目的)を設定するということです。
あなたは報われない努力があることをご存知でしょうか?それは目的とはズレた間違った方向で努力することです。方向性が違うため、いくら努力してもその努力は報われないです。こういう事態に陥らないためにも、日常生活のいたるところで「終わりを思い描くことから始める」ことが重要なのです。
この考えは資産形成にも、もちろん当てはまります。資産形成を始めよう!そう思った時、まずすべきは株の銘柄選択ではありません。終わりを思い描く、つまり資産形成のゴールを決めることが必要なのです。
そこで今回は資産を増やそうと思った時、押さえるべきたった2つのポイントについてお伝えします。

1.ゴールを決める

資産形成を始める時、まず最初にすべきはゴールを決めるとお伝えしました。資産形成におけるゴールを決めるとは、具体的には目的・運用期間・目標額の3つを決めることです。これらを設定せずに運用を始めた場合、どんな将来が待っていると予想されますか?
先日、奨学金をもっと利用しようという記事を目にしました。昔は、子どもが大人になったら仕送りをして親の老後の経済的支援をしていました。奨学金の返済に苦労して、仕送りが減っては大変です。なので、学費は親の自分たちが工面して奨学金は積極的に使わない傾向にありました。
今の経済低成長時代には、収入が増え続ける保証もなく、子供たちは、成人しても自分たちの生活で手一杯で、親の面倒を見る余裕がありません。子どもからの仕送りは期待できないため、親は老後資産を自分で準備しなければなりません。つまり、子どもの学費の予定だった資金は親の老後資金に回されている、という内容の記事でした。
子どもの学費と自身の老後資産を同時に準備することは、短期的な視点で目の前の情報に流されて行動していては難しいかもしれません。しかし、ゴールを明確に決めて行動(資産形成)した場合、それは十分可能なのです。

2.取れるリスクを把握する

資産を増やしたい、資産運用を始めようと思った時に、いつまでに何のためにが明確であれば(上記だと子どもの学費と自分の老後資産)、それぞれに戦略を立てて資産運用をします。資金が必要な時期が違うため、自然と運用期間が定まります。そして使う目的によって、目標金額も定まります。この目的・運用期間・目標金額の3つの要素を決めることが、投資を始める前の準備として必要です。そしてこれらが明確になることで、必要なリターン(利回り)と、取れるリスクが定まります。
資産運用はお金を増やすために行うため、リターンばかりが注目される傾向にあります。リターンとリスクは、基本的に正の相関関係となっています。つまり、リターンが低ければリスクも低く、リターンが高ければリスクも高いのです。投資をする上では常にリターンとリスクの両方に注目しなければなりません。
運用期間が短ければ短いほど、リスクは取れず、運用期間が長ければ長いほどリスクを取ることができます。なぜならリターンとリスクは、長期的には平均値に収れんする性質があるためです。つまり、運用期間を長く取れれば、商品自体のリスクは低くなるため、自分が取れるリスクは高くなります。
一方、運用期間が短いと、平均値に収れんし切れない状態で運用が終わる可能性があります。運用状況がよく高い利益を出している状況で運用を終了できれば、期待通りの結果になりますが、反対に高い損失を出しているタミングで運用終了となる可能性もあります。
タイミング・運次第で運用状況が変わるのは、投資ではなく投機です。
効率的に資産形成をするためには、運用期間に合ったリスク内で運用しなければならないのです。

まとめ

3月はお別れの季節でもあり、新たな出会い、出来事の始まりの時期でもあります。このタイミングで資産形成を始めようとお考えの方はぜひこの2つのポイント
1.ゴール(目的・運用期間・目標額)を決める
2.取れるリスクを把握する
を参考にして下さい。あなたの資産が、あなたが思い描いた通りに構築されていくことを応援しています。

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    投稿者澤田 りよ

    ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
    「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
    趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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