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こんにちは！
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所　研究員の松野麻由子です。
仕事は人生の大半の時間を占めるわけですが、誰しも一度は今の仕事のままでいいのだろうか？という行き詰まりを感じた経験があるのではないかと思います。そう感じた時に、転職を考えたり、社内での異動を考えたり、いっそ会社を辞めて起業しようかと考えたり、様々な方法で、その行き詰まり感を解決しようと動くかと思います。
ただ、転職、異動、起業などはかなりのエネルギーを必要とする大きな決断となるため、そうそう簡単に下せる決断ではありません。そこで今回は、ちょっと新しい視点で、現在の行き詰まり感を解消するのに役立つ方法をお伝えしていこうと思います。

まずは、仕事の○○を変えてみよう！

今回お勧めする方法の最大のポイントである変えるべき仕事の○○とは・・
 
仕事の定義
 
です。
 
？？仕事の定義？？という声が聞こえてきそうですが、皆さんは、仕事というと何を思い浮かべるでしょうか？恐らく、会社での仕事や、個人での事業のことなど、お金を得る手段のことを仕事と捉えている方が多いのではないかと思います。もちろんそれらも仕事であることに間違いありませんが、仕事という定義をもう少し広く捉えることができると、現状の行き詰まり感に新たな光を当てることができます。

仕事＝誰かの役に立つ活動

仕事とは、お金を得る手段という以外に、誰かの役に立つ活動という捉え方もあります。「はたらく」とは、「傍を楽にする」という意味であるという解釈もあります。そこで、誰かの役に立っている活動が、現在お金を得ている手段以外にないかどうかということを、一度自分の生活を振り返って考えてみてください。
例えば、家庭を持っている方であれば、家族に対して自分が提供できていると思うものについて、また、自分が住む地域のコミュニティや、趣味の世界、友だち、ネット上のコミュニティなど、自分が何かしらの形で関わっている環境での自分の役割や立ち位置などを振り返ってみてください。
これを考える際に、必ずしも誰かから評価をされている必要はなく、自分が主観として、誰かの役に立っていると感じられることを、どんな小さなことでもいいので出してみることがポイントです。ごみを分別して出している（と、ゴミ収集の人の役に立つ）、とか、バスを降りる時は必ずありがとうと言う（と、運転手さんの役に立つ）など、本当に小さなことで構いません！

振り返りの結果を最大限活かすために・・

この振り返りをすることで、もし現状の行き詰まり感で自信を失くしている方は、何かしらの形で自分が誰かに貢献できている、ということを感じられ、少し自信を取り戻すことができたり、あるいは、お金を稼ぐ手段である仕事に時間を使いすぎて、あまり他の活動ができていなかった、、などの気づきを得ることができます。そして何より、この振り返りをしていくと、自分が何に喜びを見出しているかを発見するきっかけになります。
例えば、家族サービスを欠かさずしているという方の場合、家族を大切にしているというのはもちろんですが、どんな家族サービスをしているのか、という点に注目してみます。様々な場所に連れて行く、ということなのか、料理をふるまう、ということなのか、みんなの話を聞いてあげる、ということなのか、など、自分が知らず知らずのうちにやってしまっている活動の要素は、きっとお金を稼ぐ手段である仕事にも活かすことができます。
その発見した要素を、そもそも今行き詰まりを感じている仕事の中で見出すことができないかを考えてみることで、現在の仕事への見方が変わり、新たな気持ちで取り組むと伴に、自分の得意とする要素を意識的に伸ばすことで、これまでよりも仕事を評価されたりします。あるいは、今回発見した要素を体現できる職を他に見つけ、やはり違う道を進もう、という決断の後押しになったりもするわけです。

まとめ

現状の仕事の認識（お金を稼ぐ手段である、という認識）のまま考えていても解決策が見出せない場合には、そもそもの仕事に対する捉え方＝仕事の定義を変えて新たな視点を得ることで、現状の行き詰まりを感情的にも解消し、且つ今後のキャリアにも活かしていくことができるということをお伝えしました。
自分が知らず知らずのうちにやってしまっている活動には、自分の最高の価値観が隠されています。それを、誰かの役に立っている活動、という観点で洗い出してみることで、様々な気づきをもたらしてくれるはずです。更に他の視点でも自分の行動を振り返りたという方は、是非３０日間無料オンラインコーチングセミナーのワークも試してみられることをお勧めします。
寒い日が続きますが、今週も充実した1週間をお過ごしください！