こんにちは。ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の井上翔太です。
今日は、30~40代の男性が抱える悩みの1つである、仕事を通じた人生のやりがいについてお話ししたいと思います。
仕事も家庭も不満は無いけども何故か人生にやりがいを感じていない、会社は15年近く働いてきたしそれなりの成果も出して昇進もしてきたけど、会社人生このままだと不完全燃焼になってしまうのではないか、という漠然とした不安・焦り。30代後半から40代の男性であれば一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
だからこそこの会社に居てはいけないのではないか、と思いながらも、若い子のように勢いで辞めるわけにも行かないし、特定の分野で独立・起業をしたいわけでもない、かといって転職という選択肢を取ろうにも、ただでさえ30代後半ということで狭き門になっている状況で、漠然とした不安をもとに転職が出来るのか不安、そんな状況です。
そのような思考になると、始めは色々考え、しばらくすると混乱期が来て、さらに時間が経過すると冷静さを取り戻し「俺は一体、何がやりたいんだ?」という本質的な自問自答に回帰しますが、その質問がまた抜け出せない泥沼にはまるキーワードになってしまうんですよね。
何故ここまで断言できるのかと言いますと、まさに私がこのような状態に陥っていたからです。陥っていた、と過去形で書いている通り現在はその状態から抜け出しています。では、どうやって抜け出したのか、その過程を当時の私の思考と行動を振り返りながらご紹介したいと思います。
まず、これが第一にのしかかる悩み。
これは住宅ローンや子供の養育費を始めとした生活費をどうやって稼ぐのか、というお金の問題もありますが、それ以上に、今の会社では得られないやりがいはどうしたら得られるのか、というマインド的な問題の方が大きいですよね。「どうするのか?」というよりは「何をするのか?」という感覚に近いのかもしれません。
正直言って、これを自分で考えて答え出すのは無理だと思っています。何故なら、自分で考えて出る答えであれば既に出て行動しているからです。でも、この悩みを持つ人は誰もが一回はこの思考を通過します。
そして次は第三者の手を借りようとします。
自分では答えがでないので第3者の意見を取り入れようとします。その中で良くあるのが性格診断テストです(私は占い師に相談したこともありましたが、そこは割愛しますね)。
私も色々受けましたが、その中ではGallup社のStrengthsFinder®が良かったと記憶しています。このテストでは「自分の強み」を教えてくれ、併せてその強みの伸ばし方も教えてくれます。診断結果は1冊の本になっているのでその内容も他の性格診断テストよりは濃く、非常に参考になりました。
ですが、これらは人間をいくつかの特性に分類して、あなたはどの分類に当てはまるのかを教えてくれるものです。あなた唯一のものでは無いため、一般的な言葉で表現された診断結果から、自分自身はどうなのか、というところはやはり自分自身で落とし込まなければならないんですね。それでは上述した「自分で考える」ことと大差無いと思っています。
じゃあどうしたら良いのでしょうか?
その答えは自分自身の唯一無二のものである価値観を知る、ということでした。それは、内面から何かを探しだす、というものではなく表面として既に現れている特性を拾う、という感覚です。この「既に現れている」というのがポイントです。
やりがいを感じられる仕事とは?自分の特性は?自分は一体何に価値を置いているのか?ということを考えると、どうしても心の奥底に潜んでいる何かを堀当てようとする傾向があるかと思いますが、そうなると上述したように自問自答を繰り返すだけで答えは出ません。そうではなく、心の奥底に潜んでいる何かは実は既にあなたの言動に現れているので、それを整理するんですね。そこには悩む必要もなく、客観的であり主観的な情報があります。
そして、それを整理するのは体系化されたワーク(通称:価値観ワーク)があります。質問に答えていくと、それが露になっていく、そんなイメージです。是非下のリンクからそのワークシートをダウンロードしてやってみてください。
性格診断テストでは決して出ない、唯一無二あなただけの価値観が現れ、次のキャリア戦略について考える大きなステップになることは間違いないと思いますよ。私がそれを証明します。
30~40代の男性が抱える悩みの1つである、仕事を通じた人生のやりがいについて考える時には、まずは自分の価値観を明確にすることが最短ルートになると思います。
そして、その価値観を明確にするには体系化されたワークがあります。ワークをすることで現れた、その客観的であり主観的な価値観という情報をもとにキャリア戦略をたてる、そんなイメージですね。
そのキャリア戦略を立てるときにも色々悩むのですが、そこの体験談は後日ご紹介したいと思います。